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事務局からのお知らせ

2019年東日本恵迪寮同窓会大寮歌祭in山梨 開催報告

[事務局からのお知らせ] [東日本支部からのお知らせ]

さる10月5日(土)東日本恵迪寮同窓会は、山梨県笛吹市の石和温泉「かんぽの宿 石和」にて、「東日本恵迪寮同窓会大寮歌祭in山梨」を開催しました。

■ 第1部は、恒例の開識社講演会を行いました。

講演者は佐藤八雷氏(S39年入寮・工学部衛生工学科卒)。「人口100億人時代の地球の水資源を憂う」と題し、水資源問題を通してみる近未来の地球の危機について論じていただきました。

■ 第2部は、東日本恵迪寮同窓会総会と大寮歌祭。

・まず総会では、昨年度の事業報告、収支決算の報告、監査報告、今年度の事業計画案、収支予算案、役員体制案の議決を行いました。

・第2部の後半は恒例の大寮歌祭。今年はたっぷり時間をとることができました。残念ながら友宜校からの参加者がなく、その点やや寂しかったのですが、その分わが恵迪寮寮歌を思う存分歌うことが出来ました。

また歌い始める前に在寮当時の思い出を語る元寮生も多く、当時のエピソードに思わず笑ったり、頷いたり和気藹々の雰囲気でした。

そして「都ぞ弥生」、「永久の幸」から始まり、締めの「都ぞ弥生」、「別離の歌」まで予定していた20曲をすべて高歌放吟することができました。たくさんの寮歌を歌う中、気持ちが高揚していきましたが、出席者の中のある長老の先輩は最後に、「『都ぞ弥生』があったから人生どんな苦しいことがあってもの乗り切ってこられた! 『都ぞ弥生』は本当に偉大な歌だ!」と感極まって述べておられました。参加した一同まったく同じ思いです。

■ さて今年の会場は新宿から特急で1時間半ほどの山梨県の石和温泉でした。参加者は26名とやや少なめでしたが、地元山梨や長野県の同窓生の参加が多くみられ、旧交を温めることができました。

みなさん、また来年お会いしましょう!

【出席者】
小田 和美(S21)・小田 信子、川村 潤一(S26)、小泉 守(S28)、丸山 義範(S29)、佐藤 武夫(S29)、長谷川 久(S32)、石川 三千雄(S32)、小野里 坦(S33)、三戸 猛義(S36)、佐藤 八雷(S39)、内藤 晴彦(S40)、成ケ沢憲太郎(S40)、土屋 一三(S42)、望月 利孝(S43)、坂倉 雅夫(S44)、加藤 秀弘(S46)、松岡 繁幸(S48)、朝倉 仁樹(S52)、竹下 忠彦(S53)、岩佐 慎二(S56)、堀内 欣一郎(S57)、松岡 渉(H16)、松尾 駿介(H18)、泉 猛(H23)、坂下 節子(事務局)、以上26名

(報告者;東日本恵迪寮同窓会幹事長 竹下 忠彦(S53))

1開識社 講師(S39)佐藤八雷氏が熱弁をふるわれました。

 

2開識社 テーマは「人口100億人時代の地球の水資源を憂う」 恵迪寮らしい議論もできました。

 

3 事業報告をする坂倉雅夫東日本恵迪寮同窓会会長

 

4大寮歌祭 内藤春彦北海道恵迪寮同窓会長の挨拶

 

5大寮歌祭 次々に寮歌を高歌放吟していきました。

 

6大寮歌祭 プログラムが進行するにつれ立ち上がり熱唱する参加者も

 

7大寮歌祭 最後は「都ぞ弥生」の大合唱

 

8集合写真(かんぽの宿石和 中庭にて) また来年お会いしましょう!

 

以上


2019年 会誌「恵迪」第20号の原稿募集について

[事務局からのお知らせ]

恵迪寮同窓会では、会員のきずなとなっている会誌「恵迪」第20号の原稿を募集しています。

■会誌「恵迪」は平成7年(1995年)の創刊号以降、令和2年(2020年)で第20号の節目を迎えます。これにちなみ二つの特集を企画します。

《特集》
①会誌生誕20号「会誌を創った先達」「会誌を紡いできた仲間」
②「瓔珞みがく」生誕100百周年

創刊号から第4号までの編集委員や寄稿者を「会誌を創った先達」、第5号から第19号までを「会誌を紡いできた仲間」の括りで、特集を組みます。寄稿対象者には個々に原稿を依頼しますが、会誌の一般読者からも寄稿を歓迎します。

来年2020年は、「都ぞ弥生」と並んで親しまれてきた「瓔珞みがく」(大正9年・桜星会歌)生誕100周年を迎えます。これにちなみ、「瓔珞みがく」100周年特集を企画します。旧東日本支部が編集した「『瓔珞みがく』生誕80年を祝う」の記事を基に作曲者の星野(旧置塩)奇(くすし)君や作歌者・佐藤一雄君の生涯を追究しますが、同歌にちなんだ思い出や研究文などがありましたらどしどし応募してください。

■また、例年どおり、エッセイ、詩、俳句などの投稿のほか、優れた学寮研究や寮自治の体験記に贈られる恵迪寮研究会賞にも応募を期待しています。

■締め切りはいずれも2020年3月末ですが、今年度中に応募項目を明記し、エッセー、調査研究文の仮タイトルと30字以内で要約を書いて送ってください。また写真の有無もお知らせください。

■原稿の字数は、エッセイ類1000字前後、調査研究論文3000字以内でお願いします。

■原稿の送り先は

①恵迪寮同窓会 Eメール: info@keiteki-ob.jp の大隈編集長宛て
②または s-ohkuma203@beach.ocn.ne.jp(大隈昭二の自宅)まで

※2019年の恵迪寮研究会賞・優秀賞は、エッセイ菊池愛子著「最初期の女子寮生が研究した『恵迪』なるもの」に決定しました。受賞の決定を会誌「恵迪」第19号に掲載するはずでしたが、編集部の手違いで遅れましたことをお詫びします。

[編集長・大隈昭二(S40)記す]


2019年 文化講演会の開催報告

[事務局からのお知らせ]

一般社団法人 恵迪寮同窓会は、北大ホームカミングデ-に2013年より参加し、北大・恵迪寮の精神と寮歌の継承を目的に「文化講演と寮歌の集い」を行っています。

今年は9月28日(土)、クラーク会館大集会室2に、北海道大学名誉教授・長澤徹明先生を講師としてお迎えし、「北海道開拓と札幌農学校」と題しご講演を頂きました。

北大農学部出身の長澤先生は北大農学部、北大大学院農学研究院でながく教育・研究に携われ、ご専門は寒冷地の農業土木学、地域環境学です。現在は、NPO篠津泥炭農地環境保全の会 理事長、(公財)札幌市公園緑化協会 理事長などの要職をつとめられています。

ご講演は、「北海道開拓政策と札幌農学校」、「札幌農学校の教育と卒業生」、「特色ある農村景観の形成」、「泥炭地開発」について多くの史的資料を駆使されスライドを用いて語られました(当日資料pdf)。

当日資料;長澤先生講演資料;北海道開拓と札幌農学校(恵迪寮)

新渡戸稲造が北海道庁技師本務として篠津泥炭地試験に関っていたこと、当時農業土木学の主対象が東大駒場では水田の区画整理であったのに対し北海道では時任一彦による「開拓」として特色づけられること、現在の北海道の農村景観を特徴づけている格子状区画が内田瀞らによる植民地選定により形成されたことなど興味深い内容を混ぜ、北海道開拓には札幌農学校・農業土木が大きく関わってきたことなどを具体的に示されました。

まとめ「温故知新」では、まず、内村鑑三が「後世への最大遺物」において「後世に遺すべきものは、金か・・・事業か・・・思想か・・・これらはいずれも遺す価値はあるが・・・最大のものではない、何人にも遺すことの出来る最大のもの・・・それは「勇ましい高尚なる生涯である」と・・・」としたことを紹介されました。

これに感銘を受けアフガニスタンで自ら重機を駆使し農業用水路開発にあたる医師・中村哲氏(九大医卒)が「飢餓と渇水を前に医療人はあまりに無力で辛い思いをする。清潔な飲料水と十分な農業生産があれば、病の多くは防ぎうるものであった。私たちは「百の診療所よりも一本の用水路」を合い言葉に、体当たりで実事業に邁進してきた」ことを紹介され、思想、事業、人の生涯、それらの関わりについて示唆に富むご講演でした。

内村鑑三の思想が時空をこえ現実の課題解決に取り組む中村哲氏に影響を与えたことと彼の生き様は、恵迪寮同窓会会員の心に往時の感激を想い起させるとともに、さらにはまだこれから行く先・生き方に示唆を与えるものでした。

恵迪寮同窓会員にくわえ小樽商大関係者の参加もあり、計70名の参加を得ました。ご多用のなかご講演されました長澤徹明先生には大変感謝申し上げます。

(報告者;一般社団法人恵迪寮同窓会文化常任委員長 野本 健(S47入寮))

 

講演をする長澤徹明先生(北大名誉教授)

 

熱心に聴講する参加者①

 

熱心に聴講する参加者②

 

熱心に聴講する参加者③

 

質問を受ける長澤徹明先生

 

以上

 

 

 

 

 

 

 

 


2019年「大寮歌祭in札幌」の開催報告

[事務局からのお知らせ] [北海道支部からのお知らせ]

一般社団法人恵迪寮同窓会の大きな事業の一つである「大寮歌祭」は、北海道・東日本・西日本の各地域の恵迪寮同窓会の持ち回りで毎年開催されています。

今年の主管は北海道で、9月28日(土)、北海道大学ホームカミングデー2019の行事の一環として、「大寮歌祭in札幌」と銘打ってクラーク会館大集会室1で行いました。

当日は、来賓の佐伯浩元総長、長年の良きライバルであり友でもあります小樽商科大学関係者10名、本州からはるばる駆けつけた会員の皆様9名、現役の恵迪寮生12名、そして横山清理事長をはじめとした道内会員を合わせて、都合90名の老若男女が寮歌一色に染まったひと時でした。

今年は三部構成としました。第一部と第三部は寮歌高唱Ⅰ・Ⅱとして、明治・大正・昭和の名曲を意気軒昂に歌い上げました。第二部では特別企画として、来年作歌100周年を迎える「大正9年桜星会歌 瓔珞みがく」と最新の寮歌2曲(「第110回記念祭歌 蔦壁照らす」「平成30年 広がりし海原に」)にスポットをあてました。

楽しく有意義な時はあっという間に過ぎ、「都ぞ弥生」「別離の歌」を歌った後、最後は皆で肩を組み、足をあげての「ストーム」で大団円となりました。

報告:北海道恵迪寮同窓会副幹事長 千原 治(昭和50年入寮)

開会挨拶で恵迪寮改修費の寄附の意義について述べる横山清理事長

 

来賓のご挨拶をする佐伯浩元北大総長

 

 

乾杯の音頭を取る石坂實君(S21、本日の最年長者)

 

「若人逍遥の歌」を高唱する商大関係者

 

オカリナで「瓔珞みがく」を演奏する桐生芳郎君(S31)

 

現寮生による第110回記念祭歌「蔦壁照らす」の高唱

 

肩を組んで「都ぞ弥生」を高唱

 

閉会の挨拶をする藤田正一副理事長

 

最後は再会を期し、「ストーム」で締め

 

以上

 

 


46・47・48年連合大同期会 第3回前夜祭の開催報告

[事務局からのお知らせ]

9月28日(土)、北大ホームカミングデー終了後の夜7時から、グランド居酒屋富士すすきの店において、第3回前夜祭が開催されました。
連合大同期会開催に向けて、じっくりと機運を盛り上げていこうという趣旨で始まった前夜祭も今年で3年目となり、今年は参加者9名で、大いに盛り上がりました。

【参加者】

46年入寮 栗山恵二君
47年入寮 岩崎 正君 佐藤文雄君 萬 秀憲君 河村純一君 児玉正輝君 野本 健君
48年入寮 江本永二君 谷口哲也君

席上、そろそろ連合大同期会の具体的スケジュールを決めようということとなり、3年後の令和4(2022)年の秋10月に開催する方針に決しました。
大いに飲み、大いに語り合い、あっという間にお開きの時刻となってしまいましたが、お店の前の歩道で肩を組み、都ぞ弥生1番2番を高唱し、また来年の再開を約して散会しました。

(48年入寮 谷口哲也記す)

46・47・48連合大同期会第3回前夜祭