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【第31回佐賀県青春寮歌祭】開催報告

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西日本恵迪同窓会・九州北幹事 昭和55年入寮 水産学部 横田喜一郎

去る11月25日(土)13:00~17:30、佐賀市交流センター「エスプラッツホール」にて、第31回佐賀県青春寮歌祭が開催されました(第32回は、来年・令和6年11月16日(土)に同じ会場にて開催決定)。
この寮歌祭は、北海道大学同窓会・佐賀県支部の(現)第四代支部長である大宅公一郎氏発案の元、平成5(1993)年の第1回以降、毎年開催されてきました。続きを見る → 佐賀県青春寮歌祭_開催報告(横田)


2022南九州寮歌祭開催報告 (西日本恵迪寮同窓会)

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私は今回参加して新しい寮歌に出会いました。
『めくる~めくる~藤女子大で、辞書をめくる~』
今回寮歌祭が終わって数日たちましたが、この寮歌のフレーズが、私の頭から離れず、頭の中をぐるぐる回ってしょうがない状況です。

さて、11月も終盤ではありますが、気持ちよい秋晴れの中、26~27の土日、南九州寮歌祭を人吉・水上村・水上温泉にて開催いたしました。会場は市房観光ホテル。人吉盆地の奥座敷、湯山温泉郷にあります。11人が集まり親交を深めることが出来ました。寮歌祭当日、16時
集合にも関わらず1時間前にはほぼ揃ってしまうという、参加者の熱意の高さ感謝いたします。開会までの時間、到着した皆様は温泉へ、熊本一とも言われるpH9.9のアルカリ泉、体がいつまでもポカポカです。

17時、近くの米蔵に移動、校歌斉唱【写真①】、梁井先輩からの歓迎の辞【②】により会はスタートしました。開識社開始、講演の内容は「ゴイシツバメシジミ」の保護活動について。今回お世話になる、市房観光ホテルの西社長のお話、昆虫少年だった少年時代、自然保護への思い、熱く語っていただくとともに、「蝶々」についても、奥深く勉強することができました【③】。普段気にしないまま見過ごしている、繊細な環境に棲む蝶、見える環境負荷の影響を感じることができました。

懇親会はホテル宴会場にて、食材としてのジビエや地元料理、引き続き西社長を講師に(開識社 第2部食事編)、山菜満載の山野草料理、一つ一つを解説していただきました。説明によりさらに食材の引き出された旨さに舌鼓を打ちつつ会は進みます【④】。会の途中、園山先輩からは、50周年記念の集まりに参加されたこと、その後現寮を訪問され受けた印象を含め、お話がありました【⑤】。その話を受け懇親会の場では、時代共に変わりゆく寮の存在意義、社会に出る学生の指導者たる人材教育の場所からの、生活困窮者救済への変化、年を経るごとの寮に求められる姿の変化に対し活発な意見が出るなど、時代を跨ぐ恵迪寮に対する諸先輩方の思いは尽きることはありません。それを受け、今回事務局から参加いただいている岩井先輩から11月現在までの現寮の設備老朽化への対応状況及び同窓会の働きかけの報告がありました。非常にまじめかつ緊迫したよい応酬だったと思います。

話は盛り上がる中、別室に移動しての寮歌指導、寮歌春歌?夜は更けていきます。ここで冒頭に書きました寮歌の件ですが、今回寮歌指導を受けたのですが、私は全く初めてでして、S山先輩、M田先輩が楽しそうに寮歌指導なさるのをただ見守るしかありません。【⑥⑦⑧】

その後、それ以降は翌日聞いた話になるのですが、最終的には4次会まで、深夜2時頃まで飲み会は続いていたとのことでした【⑨】。翌日は朝食後、皆で全体写真【⑩】。旅館玄関先での『都ぞ弥生』の斉唱【⑪】で一旦会は終了です。

その後、希望者で、西社長引率の元(開識社第3部実践編)、市房杉(平安杉)を見るため、市房山神宮(開基807年)の参道(山道)を弐の鳥居まで、導いてもらいました。駐車場から往復で1時間程度、一昨年発生した線状降水帯による人吉大水害の被害も収まらぬ景観の中、自然の驚異に感嘆するなかでの登山でした。たどり着いた、この市房杉、鹿児島、屋久杉に負けず劣らず、説明ではその姿勢の良さに皇居の天井材にも使用されているとのこと。立派な杉の大木でした。【⑫⑬】

ここ最近、行動半径が狭まってしまい、体力が低下したつけを痛感するなか、熊本の奥地、人吉市水上村での寮歌祭、久しぶりに、周囲を気にすることなく大声で、晴れた秋空の下、思う存分歌うことができました。来年は宮崎県での開催を予定しております。温泉につかりながら年に一度寮歌をうたうことで、非日常を体験、日ごろの疲れがリセットできるものと感じます。
皆様も次回、ご参加如何でしょうか?お待ちしております。

追記:寮歌春歌?と呼べばよろしいのでしょうか?ぜひ寮歌発掘の位置づけと再普及として、是非次回寮歌祭までには掲載お願いしたいところではあります。よろしくお願いします>事務局の皆様へ
『めくる~めくる~ 藤女子大で~ 辞書をめくる~」の寮歌メロディーに載せた歌詞が、Y先輩の女子大寮でのシスター同席での家庭教師の経験話を絡め、今回の寮歌祭で強烈に最も記憶に残ったことになりました。

以上です。

恵迪九州北幹事 S61入寮 水産学部 三角公太郎


佐賀県青春寮歌祭ご報告  西日本恵迪寮同窓会 恵迪九州北幹事

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11 月 19 日(土)13:00~佐賀市交流センター「エスプラッツホール」にて、第 30 回佐賀県青春寮歌祭が開かれました。コロナ禍で規模を縮小し、座席を半減して開催にこぎつけた主催者である北海道大学同窓会佐賀県支部大宅公一郎氏の思いのこもったあたたかい会となりました。この会は旧制高等学校と其れに関連する新制大学が合体し私立大学も参加する「佐賀方式」と呼ばれるものだそうです。この寮歌祭の目的として「母校の持つ歴史、教育、文化、スポーツなどの資源を佐賀に持って」(大宅氏御礼の辞より)くる取り組みも行われ骨太の会になっていることを感じました。恵迪寮九州北からは明官氏、三浦氏と私押場が参加してきました。続きを読み写真を見る→R4.11.19佐賀県青春寮歌祭報告


西日本恵迪寮同窓会より「愛媛エルム会 と 応援団OB有志 との交流会」 の報告

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■西日本恵迪寮同窓会より

恵迪寮同窓会では数年前から「縦糸を太く・横糸を紡ぐ」を掲げ、特に縦糸活動では「寮歌前線北上計画」を展開し地区恵迪会の結成と活性化を進めてきました。西日本としては、沖縄・九州南・九州北・中国・四国・兵阪和(兵庫/大阪/和歌山)・古都(京都/奈良/滋賀)・北陸・東海の9地区で寮歌祭を企画しました。この中で「四国地区」だけが開催できていませんでした。そのような中、西日本の吉田務常任理事から「愛媛エルム会と応援団OBの有志で交流会が開催できることになった」とのお話がありました。交流会の報告書をいただきましたが、寮歌を10数曲も歌い、最後にエール交換し交流会は盛会裏に締めくくることができた。愛媛エルム会の参加者には3名の恵迪寮OBがおられたとのことでした。今後とも親交を深め、懸案であった「四国地区寮歌祭」の開催につながればと思います。交流会の報告を恵迪寮同窓会ホームページに掲載いただければ幸いです。

<西日本恵迪寮同窓会会長 植松高志(S44入寮)>

 

「愛媛エルム会 と 応援団OB有志 との交流会」 の報告

標題の件、2022年5月30日、愛媛県松山市で初めて開催されました。メンバーは愛媛エルム会9名と応援団OB有志4名の合計13名でした。愛媛エルム会と応援団OBは、全員初対面ながら多いに盛り上がり4時間弱に及ぶ盛大な交流会となりました。

1. 愛媛エルム会  (9名)
・会 長:松浦侃(S45農卒) 恵迪寮生
・幹事長:渡辺誠也(H10理卒) 恵迪寮生(第267期執行委員会)
・伊賀尚志(S40工卒)
・鈴木 聡(S55水産卒)
・濱田和雄(S61理卒) 恵迪寮生 S59年寮歌「雪の白さに」作歌者
・遠藤正敬(H9経済卒)
・加我友寛(H27医卒)
・西川明里(H27医卒)
・岡野真大(H30医卒)

2. 応援団OB有志 (4名)
・千川浩治(S40入寮) 獣医/57代応援団(恵迪寮同窓会理事)
・吉田 務(S41入学) 工 /58代応援団(恵迪寮同総会代議員)
・大谷文昭(S43入学) 水産/60代応援団(北海道恵迪寮同窓会常任幹事)
・熊崎壽勝(S43入学) 水産/60代応援団

3. 愛媛エルム会と応援団OB(大谷文昭氏)との繋がり
愛媛エルム会が150名を超す会となり、北大校章入りの会旗を作りたいと、コロナ禍前に渡辺幹事長から知己の応援団(長谷川健:87代応援団長)に支援の連絡があり、当時、応援団百年記念事業で「団旗作成担当」をしていた60代大谷文昭氏に連絡が入り、メールのやり取りが始まりました。
愛媛エルム会旗は写真に見られる様に3畳大の立派なものが完成し、同時に上記の応援団OB4名が、四国旅行を計画しており、可能なら愛媛県松山市で交流会をとの話で盛り上がりました。
但し、計画を進めた矢先にコロナ禍となり、今回計画から3年目でやっと開催にこぎつけました。

4. 交流会の状況
西日本恵迪寮同窓会でもコロナ禍前から各地区寮歌祭を盛り上げるべく活動を進めていましたが、四国全体でも地区寮歌祭は開催出来ておりませんでした。
そこで今回、愛媛初のミニ寮歌祭をとの希望もありましたが、初めての交流会であり、寮生の数も少ない事から先ずは自然な交流会とし、様子をみて『地区寮歌祭』の開催をお願いする事としました。

大谷文昭氏が、本部より借用した「都ぞ弥生」と「永遠の幸」の大垂れ幕や、各種DVD・CD・恵迪寮写真集のほか、応援団百年記念誌・ヤマゲンさん随想録等々恵迪寮はじめ、各種北大グッズや、きのとやの「札幌農学校」等々を寄贈して臨みました。
初めに応援団OB有志の自己紹介から始まり、愛媛エルム会のメンバーもそれぞれの自己紹介をして交流会が始まりました。結果、大いに盛り上がり、貸し切り会場でもあった事もあり、当初予定の2時間から4時間弱に及ぶ大交流会となりました。

寮歌は、愛媛エルム会の恵迪寮生が3名と少ない事もありましたが、参加者最年長の伊賀尚志氏(S40工卒)の強い要望で「昭和13年 津軽の滄海の」を皮切りに、草は萌え出で、タンネの氷柱、黒潮鳴れる、水産放浪歌、「あぁ百年の応援団」、濱田和雄氏作歌の「S59年寮歌 雪の白さに」、先に今治に帰る濱田和雄氏のために「別離の歌」等々10曲ほどが絶え間なく続きました。
最後は、全員で肩を組み『都ぞ弥生』の大合唱、更に「フレーフレー北大」と「フレーフレー愛媛」で締めくくりました。
会の途中では、四国では地区寮歌祭が未だ開催されていない事、今後地区寮歌祭の開催も検討して頂きたい事もお伝えしました。
最後に、全員で記念撮影をして名残を惜しんでの解散となりました。

<吉田 務 記>


2022恵迪寮同窓会西日本大会開催記録

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コロナ禍で1年延期になった西日本大会を開催しましたので、報告します

■概要
日時: 2022年3月26日(土) 14:30 受付開始

場所: うおまん 中之島店
大阪市北区中之島6-2-27 中之島センタービル31F
TEL:06-6445-1977
http://www.uomanweb.co.jp/shop/detail01.html?shop_id=30

内容: 開識社  15:00~16:00
総会   16:00~16:30
大寮歌祭 17:00~19:00

会費: 本人・同伴者とも  6,000円税込
密を避けるため人数は50名までとします
(参加は33名でした)


■開催に至るまで
従来、3年おきに開催されてきた西日本大会ですが、コロナ禍に見舞われた2020年度は中止、
1年延期となりました。2021年度はどんな形で開催できるか、4月頃から協議を開始しました。

従来のように大人数(約100人)が大会場で集まって飲食、高歌放吟することは困難と考え、
関西のメイン会場+各地域のサテライト会場をリモートで結ぶ等の案を各地域幹事に問いましたが、
ちょうど第4波真っ最中で開催など検討もできないということになり、検討自体をワクチン接種状況が
判明するであろう9月以降に延期しました(9月は第5波到来のため、再び12月まで検討を延期)。

西日本大会が開催できるのは2021年度中のみ、つまり2022年3月がデッドラインとなった中、
役員会が12月1日に開催されました。
北大恵迪寮を看板に50人規模で飲食し寮歌を歌っても良いものかという意見もありましたが、
第5波が一段落した時期でもあり、いま中止の判断はしない、感染対策を徹底し、今後の感染状況が
悪化すれば中止もやむなしという前提で、開催を決定し、準備に入りました。

会場は50人規模で北水同窓会が使って実績もあり融通も効く「うおまん中之島店」にしました。
結果的に、より少ない人数でギリギリまでGOを待って頂いたこのお店のおかげで開催できたようなものです。、

開催通知と出欠確認はこれまで往復ハガキ(返信は返ってきたもののみ料金受取人払)でしたが、
出欠確認をGoogleフォームで実現できたため、アドレスのある347人にはメールで、アドレスの
無い444人には通常ハガキで通知することにし、費用と手間が大きく削減できました。

ところが、話はこれで終わりません。
出欠〆切の2月15日になっても申込は19名でした(想定は50名)。
運の悪いことに、第6波が到来して感染者がピークを迎えており、外出を控えられる方、
返事を様子見される方が多く、あまつさえ、大阪府にはまん延防止措置が出ていました。

役員会を開き、19名で西日本大会と言えるのか、会場は何人なら受けてくれるのか、
まん延防止が解除されるか等を議論した結果、「参加者は30人以上」かつ「3/26はまん延防止が
解除されていること」の2つを必須条件として、再度、メールで参加を呼びかけることになりました。

結果、参加者33名、まん延防止は5日前の3月21日に解除 という薄氷を踏むような開催となりました。

■大会当日
大変な経緯を経て開催された西日本大会ですが、遠く広島や福岡、熊本からも懐かしい面々が集まり、
久しぶりに酒を酌み交わして寮歌が歌える期待と喜びで、皆の顔は輝いていたように思います。

なお、下記のコロナ対策を徹底していたことを明記しておきます。
・後日の非常時連絡用に住所/電話/アドレスを確認
・2回以上のワクチン接種とマスク着用をお願い
・受付で検温・消毒し、体調を確認
・テーブルは席数の半分を使用し、パーティションを設置
・常に互いの距離を空ける
・飲食時以外はマスク、歌う時でもマスク
・歌う人だけが前に出てマスクして歌う、席では歌わない口ずさまない
・最後の都ぞ弥生だけは全員マスクして部屋に散らばり、距離を取って歌う

時間通りに開識社で幕を開けました。
講師をお願いしたのはS45入寮、S49法学部卒の中島光孝(みつのり)弁護士です。
北海道・池田町で生まれ、富士製鐵・室蘭を経て北大入学、卒業後は金融機関で東京~仙台~東京で
過ごされ、1987年に退職、奈良へ移住されました。
その後、司法試験に合格(首席だったそうです)、1991年からの弁護士生活30年の間の
主な担当事件、最高裁判決を得たお話などを伺いました。
今春、札幌に居を移されるそうですので、北海道の皆様、よろしくお願いします。

 

恵迪寮同窓会の総会を無事に終え、いよいよ大寮歌祭の始まりです。
司会は、寮歌大好き人間を自称する平成22年入寮の最年少、我如古弥司さん。
西日本の植松会長、東日本の坂倉会長の挨拶の後、最年長の窪田相談役の乾杯で宴は始まりました。
冒頭、横山理事長はじめ一社・恵迪寮同窓会の皆さんからいただいたメッセージビデオを皆で鑑賞し、
ようやく開催できた寮歌祭への羨望の激励を楽しく拝見しました。

さて、寮歌祭です。
美味しい料理と美酒と会話を楽しんでいると、我如古さんがマイクを持って生き生きと動き出しました。
端のテーブルから一人ひとりに、軽く自己紹介と一言をお願いしています。
「軽く」と言ってるはずなのに、皆さん、けっこうお話をされます(笑)
1テーブル4人が終わった段階で『そこで寮歌!』と声がかかりました。
コロナ対策通り、4人が前に出てマスクをつけて選んだ寮歌の口上を叫びます。
プロジェクタではすぐさまその歌詞が映し出されます。
(事前にスマホの寮歌アプリを紹介してありますので、みな手元でもわかります)
(自己紹介+一言)x4人=寮歌 という繰り返しで、どんどんいい雰囲気になっていきます。

閑話休題、実は、自己紹介と一言を全員でやったら終わらんのとちゃうか…と思っていましたが、
33人と少人数が幸いして、結果、ピッタリでした。コロナ禍だからこそできたやり方でした。

一社からいただいた「クラークワイン6本」も空き、いよいよ「都ぞ弥生」です。
マスクをしたまま会場に広く散らばって肩は組まずに朗々と5番まで歌い上げ、
フレーフレー北大、フレーフレー恵迪で楽しい宴を締めくくりました。
さすがにストームはやめておきました。

文責 岩井隆郎