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2024年東日本恵迪寮同窓会寮歌祭報告
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2024年東日本恵迪寮同窓会・寮歌祭in池袋を2024年11月2日(土)に以下の通り実施しました。
1.会場
今回会場は、緑丘会館=小樽商科大学の同窓会の会館を利用させていただきました。
場所はJR池袋駅から徒歩8分の「サンシャイン60」内の57階にあります。交通至便の地にあり、しかも高層にあるため窓から大東京の眺望が抜群、また秀麗富士も大きく見えます。
2.参加者
参加者は以下の通りです。友誼校・小樽商科大学から6名の参加がありました。
( )は入寮年度
北大関係(敬称 略)
多賀春雄(30)長谷川久(32)三戸猛義(36)常野勝彦(38)長谷川和雄(42)
本田彰(43)猪股哲美(43)三次 哲(43)坂倉雅夫(44)木村成二(46)
矢野哲憲(47)松岡繁幸(48)若目田篤(51)小林次郎(51)朝倉仁樹(52)
岡地勇治(52)伊藤 紳(52)、船津 明(52)岩田 昇(53)竹下忠彦(53)
佐藤誠一(54)橋本浩典(54)福嶋 敏(56)宇治弘晃(56)島倉朝雄(57)
田辺暢浩(58)東 剛己(H2)松岡渉(H16)松尾駿介(H19)小松遼貴(H23)
山崎夏生(会友・桑園寮)、坂下節子(会友)若目田誠子(会友)若目田翔子(会友)
34名
小樽商大関係(敬称 略)
安藤 寛(44)小田原時宣(44)村岡眞史(44)
池田喜久雄(47)松井栄助(53)海野 格(54)
6名
3.プログラム
<第一部> 開識社(12:00~13:00)
講 師 : 山崎 夏生 氏(桑園寮・S54北大文学部国文科卒)元プロ野球審判
演 題 : 『 野球でこぼこ道 』
講演要旨 : 無理・無茶・無謀の連続の審判人生でした。語る舞台は野球ですが、話のテーマは「仕事」です。凡人がひたむきに頑張ることの尊さ、それを支える家族や仲間への感謝、努力は必ずや報われるという楽観主義、野球はそれらを私に教えてくれました。
そもそもの「野球でこぼこ道」の始まりは15歳の頃。そこそこに野球の上手い子でしたが、高校では甲子園などはるかかなたの夢。東京六大学での活躍を夢見るが学力も野球力も足らずに受験浪人。進路変更し、ようやく入れた大学では得意のはずだった野球でずっと補欠。プ野球選手を諦めスポーツ新聞社に入ったものの、ここでも野球記者になれずに営業マン。
でも軌道修正しながら能力と希望の折り合いをつけ、何とか大好きな野球で飯を食うことができました。今でも生まれ変わったらまたプロ野球審判になりたいと願っています。これは本音ですが、自分の適性や才覚、家族の幸せを考えれば決してベストではなかったのかも…。そんな勘違いの人生だけれど、楽しいものでした。
人生、思い通りにいかないのは当たり前のこと。だから面白いし、頑張れる。第一志望ばかりがまかり通る真っ直ぐな舗装路は疲れます。何があろうともハッピーエンドにしてしまうバイタリティーは、若い頃にこんな「でこぼこ道」をゆっくりと歩きながら培うものです。私の座右の銘は「人事を尽くして天命を変える」。そのパワーの源は汗と涙、さて皆様はどれだけ流せましたか?一つでも心に響く言葉があれば幸甚です。
最後に皆さんへ、平和を願うメッセージを送ります。これは2年前の夏、富良野演劇工房(主宰・倉本聰)での朗読劇に出演した時のもので、オリジナル脚本で臨みました。今も世界各地で戦争が絶えず、まずは若き戦士、そして罪なき幼子や母親たちの命が奪われています。その戦争の仕掛人は最後まで安全地帯に佇み、己の正義を説くばかり。こんな理不尽なことがあってよいのか。終戦時、父はシベリアへ抑留され、母は満州からの帰国の道中で生まれたばかりの長男を餓死させてしまいました。その悲しみは生涯、消えることが無かったでしょう。とにかく戦後に生まれた我が子たちは大きく丈夫に育ってほしい、それが生き甲斐となったのです。題して『腹いっぱい』、気持ちを込めて語ります。
<第二部> 総会・寮歌祭(13:20~15:50)
★第二部は「都ぞ弥生」1番斉唱 →物故者への黙祷→開会挨拶(坂倉東日本恵迪寮同窓会会長)→ 挨拶(池田喜久雄小樽商科大学後援会事務局長)
・総会:「2023年度事業報告・収支決算報告・会計監査報告」「2024年度事業計画(案)・収支予算(案)」「2024年度役員体制」の審議・決議(議長:坂倉東日本会長)
→いずれも承認されました。
★東日本恵迪寮同窓会寮歌祭
校歌「永遠の幸」 発声者:松岡 渉 君(H16入寮)
第一部 進行役:松岡繁幸 君(S48入寮)
蒼空高く翔けらむと(S2) 発声者:三次 哲 君(S43入寮)
寒気身を刺す(S42) 発声者:伊藤 紳 君(S52入寮)
凋落正に秋深し(S38) 発声者:常野 勝彦君(S38入寮)
春来にけらし(S18) 発声者:多賀 春雄君(S30入寮)
小樽商科大学校歌 発声者:海野 格 君(小樽商科大学OB)
水産放浪歌 発声者:小林 次郎君(S51入寮)
第二部 進行役:松尾 駿介 君(H19入寮)
北斗寮歌 発声者:松井 栄助君(小樽商科大学OB)
若人逍遥の歌 発声者:池田 喜久雄君(小樽商科大学OB)
タンネの氷柱(S08) 発声者:三戸 猛義君(S36入寮)
若人よ(H12) 発声者:小松 遼貴君(H23入寮)
うす紅の(S54) 発声者:東 剛己 君(H2入寮)
湖に星の散るなり(S16) 発声者:岩田 昇 君(S54入寮)
一帯ゆるき(M40) 発声者:島倉 朝雄君(S57入寮)
都ぞ弥生(M45) 発声者:本田 彰 君(S43入寮)
別離の歌(S06閉寮記念寮歌) 発声者:坂倉 雅夫君(S44入寮)
4.むすび
昨年度、恵迪寮同窓会本部(札幌)の紹介で小樽商科大学同窓会の緑丘会館の事務局長の池田喜久雄様と連絡を取ることができ、今回初めて私たち東日本恵迪寮同窓会は緑丘会館を会場に使わせていただくことになりました。
最初に書きましたが、緑丘会館は交通至便の地池袋にあり、また高層階に構えることから眺望抜群です。食事の準備を含め緑丘会館さんが会場セットしてくださいます。伺うところによれば、サンシャイン60が開業(小樽商大の或るOBの方がサンシャイン60の社長であった)した1978年から緑丘会館は存在しているとのこと。今まで緑丘会館の存在を知らなかったことが悔やまれます。
今年こそは参加者を50名集めたいと考えて準備しましたが、まだまだコロナ禍の残照が残る今日この頃、私たちの宣伝効果が今一つだったこともあり、参加者は34名(友誼校小樽商大の参加も含めると40名)でした。
会場をゆったり目に使えること、一人一人と会話がしやすい点がこの規模での寮歌祭の良い点です。また友誼校・小樽商大関係者の参加を得、「若人逍遥の歌」などを一緒に歌えたこと、嬉しく感じます。
《コロナ初期》から4年半が経過し、《寮歌を大きな声で歌うことに躊躇なしの日常》が戻ってきました。「まだまだ少ない。もっとたくさん集めよう!」の声を参加者から聞きました。確かにごもっとも。次はもっと多くの参加者があることを期待します。
以上 PDFでもご覧になれます。(完成版写真入り)11.2東日本惠迪寮同窓会寮歌祭報告
《恵迪寮改修費》北大フロンティア基金への寄附状況(R6/10末)
[事務局からのお知らせ]
1.寄附者のご芳名
北海道大学社会共創部 広報課 卒業生・基金室から北大フロンティア基金《恵迪寮改修費》への寄附状況についての連絡がありましたのでお知らせいたします。2024年10月末の時点で延べ寄附者数477名/寄附金総額16,707,000円となりました。寄附をされた皆様に深く感謝申し上げます。寄付者ご芳名 ※クレジットカード決済は翌月以降の入金のため後日の集計となります。
2.寄附者からの応援メッセージ
北大フロンティア基金のホームページに「寄附者からの応援メッセージ」が掲載されています。恵迪寮改修への応援メッセージをご紹介いたします。応援メッセージ
3.恵迪寮改修に関する緊急アピール
一般社団法人恵迪寮同窓会から「北大恵迪寮改修に関する緊急アピール」が発出されています。こちらのリンク先をご確認ください。北大恵迪寮改修に関する緊急アピール | 恵迪寮同窓会 (keiteki-ob.jp)
(注)緊急アピールの末尾に記載されている「フロンティア基金の寄附方法」は北大広報課によって変更されていますので、これを使用せず、次項の「4.寄附金の払込方法」を使用願います。
4.寄附金の払込方法
築40年を迎えた恵迪寮の大規模改修を実現するために、北大フロンティア基金を通じた支援募金が継続されています。恵迪寮OB/OGはもとより、北大卒業生の皆様におかれましても、ご支援ご協力を何卒お願い申し上げます。寄附の方法は、次のいずれかでお願いいたします。
①書面で手続きする場合は、資料と払込取扱票を以下の連絡先「北大フロンティア基金事務室」へお申し出ください。すぐに郵送していただけます。連絡先はこちら・TEL 011-706-2017 ・FAX 011-706-2010 ・E-mail kikin@jimu.hokudai.ac.jp
②Webでご寄附なさる場合は、送金の決済を含めて、以下のURLから簡単に手続きできます。
北大フロンティア基金ホームページ >上段右の「寄附する」をクリックする >寄附目的の「学生支援」をクリックする >学生支援の場合支援先を選択しなければなりません。選択してくださいの「恵迪寮改修費」をクリックする >。以下、寄附方法と寄付金額へと進みます。「応援メッセージ」の入力もお願いします! URLはこちら
以上