[事務局からのお知らせ]
✦シンポジウム 恵迪寮改修問題を考えるⅡ 「誇り高き自治寮よ永遠に!-過去から未来へ自治寮をつなぐ-」
昨年に引き続き恵迪寮改修問題を考えるシンポジウムを学術交流会館小講堂で13時半から開催しました。札幌農学校の寄宿舎から3代目となる築42年の現恵迪寮は老朽化が進み大規模な改修が求められています。このことは、建物の改修と延命ということだけではなく、そこにおける寮生の自治的な生活や文化の継承という課題も含んでいます。そこで今年は3本の基調報告を下に多様な観点から問題を考えました。同窓会会員、現寮生、Zoom含め61名が参加しました。

基調報告は次の通りです。
基調報告1 開拓の村旧寮舎の展示リニューアル~札幌農学校以来150年継承する自治寮
恵迪寮同窓会理事・常任幹事 吉成久和君
基調報告2 令和の寮生が繋ぐ自治 ~恵迪寮100年の営みから学び100年後へつなぐ形~
恵迪寮第325期執行委員長 福島雄大君
基調報告3恵迪寮改修にかかわる三者懇談会の実情報告
恵迪寮同窓会理事・常任幹事 都野建二郎君
基調報告1として、吉成君からは、北海道開拓の村の旧恵迪寮の一部を利用した同窓会による展示リニューアルについて報告が行われました。この展示は、1983年に旧恵迪寮が現在の寮に建て替えられるときに、恵迪寮同窓会関係者の尽力によって旧寮の一部が開拓の村に移設され、同窓会がその一部を利用して行っていた展示の再構成、再編集の取り組みと言えます。幾度もの議論を重ね、展示のコンセプトを「過去から未来へ自治寮をつなぐ」としたこと、また展示のメインターゲットを大学進学、ひいては北大、恵迪寮への入寮も考えられる中高生などの若い層としたこと、そのため、年齢の近い現役寮生にも企画に参加してもらい、彼らのアイディアを多く取り入れ、イラストの協力も得たことが報告されました。札幌農学校から連綿と続く寮自治や寮歌などの多様な寮文化が若い感性に訴えるように生き生きと表現されていることが紹介されました。
報告事項2として、現寮長福島君からは開拓の村の展示企画委員会への参加を通じて、昭和、平成、令和へと時代が移り行く中で幾度もの危機を乗り越えて現在の恵迪寮があるという歴史的な重みを知りえたこと、また、開拓の村展示リニューアルセレモニーで北大副学長等大学関係者、同窓会員、現役寮生が寮歌「都ぞ弥生」を斉唱した際には、立場と世代を超えた一体感がそこに生まれたことを語りました。続けて、自らの恵迪寮体験から効率や生産性が問われる受験勉強とは真逆の「学び」への気づきと、「気がつけば沼っていた」という刺激に満ちた寮生活が語られました。その後、恵迪寮大規模改修の話し合いの歴史的な経過と副学長から求められている質問への回答とも言える、「大規模改修後の恵迪寮の理想像」について寮自治会の検討結果が報告されました。その内容は、恵迪寮生が考える、恵迪寮の理念と意義(「北大生の就学を経済的に支援する厚生施設であることを基盤に、寮生の自治によって営まれる、主体性と豊かな人間性が涵養されるような共同生活の場」)、寮生の経済負担、寮生が求める設備、入寮の資格・定員等々に関する極めて具体性の高いものでした。以上を10月以降の三者懇談会の議論の題材として提出し臨むことが報告されました。最後に福島君は、昭和52年度寮歌「新たな燈火」を紹介し、今後とも現寮生と同窓会が協力して大規模改修を乗り越え、新たな燈火を点しましょうと語り、報告を締めくくりました。
報告事項3として、都野君からは、三者懇談会の現状及び国内大学事情並びに学生気質に関する私見などが報告されました。都野君はコロナショック時の寮生支援にかかわって大学と同窓会が協力したことから定期的な三者懇談会が生まれ現在まで継続して来ていること、北大においては学生宿舎検討委員会が立ち上がり「リビング&ラーニング」という考え方で寮のあり方について2025年度末までに結論を出す作業が進められていること、また、施設の老朽化と修繕が進まないのは北大のみならず全国の国立大学法人に共通している財政的な問題が背景にはあるが、その一方東大や九大、東北大では新寮が建設されていることを、資料を下に報告しました。また、こうした事情と同時に、大学進学に当たっての経済、地域格差も拡がり、学生気質も変わって来ていることを紹介しました。ベストセラーになった『先生、どうか皆の前でほめないで下さい』で示されているような“目立つことを恐れるような学生気質”と、主体性や自主性を備え少々の困難では折れない“社会的な耐性を身に着けた恵迪寮生”はどこに違いがあるのか。実は同じ学生なのだが、恵迪寮という教育環境が恵迪寮生を創っているのではないか、言い換えれば150年も「リビング&ラーニング」を続けて来た恵迪寮の「教育力」と言うことができると考えるが、これを北大はどう評価するのだろうか、と問いかけて都野君は報告を終えました。
以上3本の基調報告を終え残された時間で質疑応答を行いました。今後100年を展望するならば留学生との混住についてどう考えるのか、今後の改修規模をどう考えるか等について質問がだされ熱心な議論が行われました。
最後に恵迪寮同窓会を代表して藤田正一副理事長から、「明治から令和まで燈火のように引き継がれた恵迪寮の自治を守り育てることが、創基150周年の北大にとって唯一無二の『教育』として誇れることになるのではないか。その為にこそ同窓会は、北大による恵迪寮改修早期実現を更に強力に支援して行く」との取りまとめが行われました。
(文責:恵迪寮同窓会事務局長 甲斐 陽輔)
✦「寮歌の集い」
「シンポジウム」に引き続き、従来のクラーク会館ではない会場となった「百年記念会館 大会議室」で、北海道大学から2名、道外から駆けつけてこられた3名、小樽商科大学関係者6名、現役寮生15名を含めた多彩な参加者55名を得て、「寮歌の集い」を行いました。
開会は午後4時。北海道恵迪寮同窓会の内藤春彦会長の開会挨拶、お忙しい中駆けつけてくださった髙橋彩北海道大学理事・副学長の来賓挨拶、参加者全員での「都ぞ弥生」1・2番の斉唱と開会のプログラムは進行しました。ここで、今回の参加者の中から北大女子寮出身でご主人が恵迪寮同窓会設立にも尽力された故岡部賢二君(155期寮長)のご令室である岡部潔子様(S33北大入学)からの特別スピーチがありました。そして、東日本恵迪寮同窓会の坂倉雅夫会長による乾杯で寮歌祭はにぎやかに始まりました。



第一部は「エルムの鐘を歌った寮歌」と題して、数ある恵迪寮寮歌の中から9曲を選んでプログラムを構成しました。進行は、この企画の発案者である千川浩治君(S40 )が務めました。かつてはエルムの鐘を実際に聞いていた寮生は寮歌の中に歌いこんだのですが、昭和47年を最後に寮歌の中には登場しなくなったことが紹介されました。また、今回参加の最年長である高井宗宏君(S31)からもエルムの鐘に関する貴重なお話がありました。これらことについては、日を改めて寮歌の歴史とともに書き留めておく必要を感じました。
歌った寮歌は、「蒼穹高く」(T5南寮)、「茫々はるか」(T13)、「爪紅の黎明の風」(T15開学50周年記念)、「蒼空高く翔けらむと」(S2)、「タンネの氷柱」(S8)、「時潮の流転」(S14)、「饗宴の杯に」(S23)、「春静寂なる」(S23逍遥歌)、「楡陵に月は」(S47)です。若い会員や現役寮生の発声で歌い始め、全員で声高らかに歌いました。中には、普段あまり歌わない曲もあり、モゴモゴとなる場面もありましたが、これも寮歌享受の一端であり、一興かと思いました。
第二部は「友情参加・最新寮歌・応援吹奏団演奏」です。小樽商科大学の友情参加では、商大OBと現役応援団員に北大応援団OBも加わって、校歌「金鱗をどる」と「若人逍遥の歌」を歌いました。小樽商大応援団後援会の小西一郎氏のスピーチは格調高く、北大と商大の友情を改めて感じました。次に、現役寮生が最新寮歌「浪の旅路の」(R6)を披露しました。この曲の作歌者である島圭次郎君が出席しており、作歌にまつわるエピソードや思いを力強く語りました。令和になっても寮歌を作り続けている恵迪寮を改めて誇りに思ったのは私ばかりではないでしょう。次に、応援吹奏団の演奏です。他の行事との関係から当日は3名だけの参加でしたが、いつも野球の応援等で演奏している寮歌を力強く演奏し、会場の一体感を醸し出してくれました。
第三部は代表寮歌や新しい寮歌の大合唱です。昔から歌われている名曲と比較的新しい曲を織り交ぜての選曲でした。昭和30年代入寮の大先輩と令和7年入寮の若者が一体となって、寮歌の数々を歌いあげました。現役恵迪寮生の若々しい歌声に、多くの同窓生は元気をもらうとともに、寮歌が今もなお生きていることを実感しました。しかも、現役寮生は私たちより少なくとも50曲以上多くの寮歌に接しているのですが、彼らはそれを苦も無く取り入れ、実に多くの寮歌を自分のものとしていることがよくわかりました。このことは、とても誇らしく頼もしいことであり、参加のOBが皆感じたのではないでしょうか。
なお、現役寮生が選んだ曲に「恵迪節」(S53)がありました。この曲の作歌作曲者である現(一社)恵迪寮同窓会事務局長の甲斐陽輔君から、この曲が作られた時も現在と同じく恵迪寮の老朽化に伴う建て替え問題があり、大学との協議が難航していたことなどが語られました。
歌った寮歌は次のとおりです。
「水産放浪歌」、「藻岩の緑」(M44)、「雪の白さに」(S59)、「花繚乱の」(S32)、
「楡は枯れず」(S55)、「春未だ浅き」(S121第30回記念祭歌)、「恵迪節」(S53)、
「噫妖雲は」(S10)
そして、最後は(一社)恵迪寮同窓会の藤田正一副理事長の発声で、明治45年「都ぞ弥生」1~5番を皆で肩を組んで声高らかに歌って締めました。なお、来賓の髙橋理事・副学長が学生と肩を組んで歌っておられた姿はとても印象的でした。最後までありがとうございました。北海道恵迪寮同窓会の千川浩治副会長の閉会挨拶が終わったのは、午後6時15分でした。
(文責:北海道恵迪寮同窓会副幹事長 千原 治)
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開拓の村旧恵迪寮舎 外壁防腐塗装 開催報告
一般社団法人 恵迪寮同窓会
佐野将義(H2)
10月25日(土)、北海道開拓の村の旧恵迪寮舎にて、外壁防腐塗装を実施しました。
今年は旧恵迪寮舎の屋根瓦の補修工事が行われており、補修工事の完了を待ってからの開催となったため、例年よりも遅い時期の開催となりました。天候が心配されましたが、当日は天候に恵まれ、体を動かして作業するのにちょうど良い天気でした。
参加者は7名。旧寮舎の玄関前で集合写真撮影後、明治45年寮歌「都ぞ弥生」を歌いました。
今年は建物の北側の壁を塗装しました。
塗装の前にサンドペーパーを使って外壁表面のホコリや劣化部を取り除きます。
続いて、下塗りを行います。塗料は旧恵迪寮舎の外壁の色に合わせた特注の塗料です。
防腐効果のある塗料で、木材を長持ちさせる効果があります。ハケを使って丁寧に塗っていきます。
下塗りを終了し、昼食休憩。レストランでお弁当を食べました。
午後からは、仕上げ塗りです。
皆さんのがんばりで、予定より早く作業を終えることができました。
たいへん良い出来栄えです。参加者の皆さん、ありがとうございました。
毎年少しずつ塗装を行い、今年でようやく外壁一周塗装することができました。
今後も塗装を続けて建物を守っていきたいと思います。
開催にあたり、北海道開拓の村にご協力いただきました。お礼を申し上げます。

集合写真

寮歌・都ぞ弥生斉唱

サンドペーパーでホコリ・劣化部分を除去

下塗り

仕上げ塗り

塗装完了
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2025年(一社)恵迪寮同窓会 東日本大会報告
2025(令和7)年10月21日
東日本恵迪寮同窓会 幹事長 竹下忠彦
2025年(一社)恵迪寮同窓会 東日本大会inサンシャイン池袋を2025年10月13日(月・祝)、以下の通り実施しました。
1.会場
昨年に引き続き会場は、緑丘会館=小樽商科大学の同窓会の会館を利用させていただきました。
場所はJR池袋駅から徒歩8分の「サンシャイン60」内の57階にあります。交通至便の地です。また高層にあるため窓から大東京の眺望が抜群です。高歌放吟も許される環境にあり、私たちが求める最高の会場のひとつと言えましょう。
2.参加者
参加者は以下の通りです。友誼校・小樽商科大学から4名の参加がありました。(敬称略)
北大関係( )は入寮年度
長谷川久(S32)三戸猛義(S36)国吉 昌晴(S37)常野勝彦(S38)
佐藤八雷(S39)佐藤信雄(S40)大隈昭二(S40)長谷川和雄(S42)
猪股哲美(S43)高橋克彦(S43)本田 彰(S43)坂倉雅夫(S44)
多田 勝(S44)土屋 明(S44)渡辺照雄(S44)木村成二(S46)
矢野哲憲(S47)松岡繁幸(S48)三次 哲(S48)小林次郎(S51)
朝倉仁樹(S52)岡地勇治(S52)伊藤 紳(S52)富田健嗣(S52)
岩田 昇(S53)竹下忠彦(S53)岩﨑哲也(S54)橋本浩典(S54)
青木孝之(S55)岩佐慎二(S56)宇治弘晃(S56)田辺暢浩(S58)
今川一兵(S59)松尾駿介(H19)泉 猛(H22)
坂下節子(会友) 寺井慈子(会友) 遠藤紀子(会友)
石田陽子(東京同窓会) 川添公貴(S52入学・東京同窓会) 40名
開識社のみ参加
加藤芳宏(S53) 島田 久(S61卒・東京同窓会) 2名
小樽商大関係( )は卒業年度
岡田利雄(S48卒)池田喜久雄(S51卒)尾松英登(S55卒)山本光一(S55卒)
4名
3.プログラム
<第一部> 開識社(12:00~13:00)

講 師 : 石田 陽子氏(北海道大学医学部1999年卒業)
演 題 : 『 眠るほど、ぐんぐん仕事がうまくいく 』

講演要旨 : どの生物にも欠くことのできない原始的な生命活動である睡眠は、文化を持つ人間にとっては社会的な意味も大きい。睡眠と生産性、睡眠と健康経営についてなど、睡眠の社会的側面と同時に、睡眠と年齢との関係、さらに睡眠障害の中でもアジア人にとってリスクの高い睡眠時無呼吸症候群について解説する。日本は諸外国の中でも睡眠時間が短いことで知られる。中でも働き盛りの年代と女性、および子どもの睡眠の短さが大きな社会課題である。また、睡眠時無呼吸症候群は睡眠不足の原因となり、身体的、精神的、社会的な健康リスクを高める恐ろしい疾患であるが、治療反応性がよいため、検査によって早期発見・早期治療を行うことで、疾病がない方と同じように健康に暮らせることをお伝えする。
石田 陽子氏
<第二部> 総会・大寮歌祭(13:20~16:00)
★第二部は「都ぞ弥生」1番斉唱 →物故者への黙祷→開会挨拶(坂倉東日本恵迪寮同窓会会長)
→挨拶 池田喜久雄様(緑丘会東京支部)、大隈昭二様(一社恵迪寮同窓会相談役・会誌編集委員会顧問)、 青木孝之様(西日本恵迪寮同窓会幹事長)
・総会:(議長:坂倉東日本会長)「2024年度事業報告・収支決算報告・会計監査報告」「2025年度事業計画(案)・収支予算(案)」「2025年度役員体制」の審議・決議 いずれも承認されました。

坂倉東日本会長
・(一社)恵迪寮同窓会理事長 横山清様より祝電が寄せられました。
★恵迪寮同窓会大寮歌祭プログラム
校歌「永遠の幸」 発声者:泉 猛 君(H23入寮)
第一部 進行役:松岡繁幸 君(S48入寮)
寒気身を刺す(S42) 発声者:猪股 哲美君(S43入寮)
茫洋の海(S35) 発声者:三次 哲 君(S48入寮)
暁の渚離りて(S22) 発声者:今川 一兵君(S59入寮)

暁の渚離りて を歌う
タンネの氷柱(S8) 発声者:青木 孝之君(S55入寮)
水産放浪歌 発声者:小林 次郎君(S51入寮)
第二部 進行役:宇治 弘晃 君(S56入寮)
若人逍遥の歌 発声者:池田 喜久雄君
(小樽商科大学OB)
時潮の波の(S21) 発声者:木村 成二君(S46入寮)
花繚乱の(S32) 発声者:竹下 忠彦君(S53入寮)
蒼空高く翔けらんと(S2) 発声者:長谷川 和雄君(S42入寮)
湖に星の散るなり(S16) 発声者:佐藤 八雷君(S39入寮)
魔神の呪い(T6) 発声者:岩﨑 哲也君(S54入寮)
藻岩の緑(M44) 発声者:多田 勝 君(S44入寮)
津軽の滄海の(S13) 発声者:土屋 明 君(S44入寮)
都ぞ弥生(M45) 発声者:国吉 昌晴君(S37入寮)
別離の歌(S06閉寮記念寮歌) 発声者:坂倉 雅夫君(S44入寮)

小樽商科大学関係者の皆さんと「若人逍遙の歌」を合唱
4.むすび
今年度は3年に1度の恵迪寮同窓会大寮歌祭で、私たち東日本恵迪寮同窓会では総力をあげて準備を進めました。8月末、東日本の関係者約180名に郵送にて大会案内状発送。9月にはいって、恵迪寮同窓会の一斉メール配信システムを利用し、約1700名の全国会員にメール案内を発信。東日本の会員には延べ3回、案内メールを発信しました。また直前には北大東京同窓会のメール配信システムを利用させていただき、同会員にもメールにて案内を発信していただきました。
その甲斐あってか、合計42名の北大関係者の参加を得ることができました。また昨年に引き続き、友誼校小樽商科大学の関係者4名の参加も得ることができました。コロナ渦以降最高の参加者数になったことをここに報告します。
北海道からは大隈昭二氏、西日本からは青木孝之氏の参加を得、<第二部>総会・大寮歌祭の冒頭にて御挨拶をいただきました。大変ありがとうございました。
開識社では、医学部の卒業生 石田陽子氏に講演をお願いしました。麻酔科医として急性期臨床に没頭したキャリア前期から、産業医に転身、公衆衛生学を極めつつあるというユニークな経歴に魅力を感じます。講演の内容は、睡眠について前半わかりやすく、後半は最先端の研究も紹介されながら丁寧な説明がありました。石田氏は寮歌祭も最後まで参加し、一緒に飲んで歌われました。睡眠の専門家が、大正6年寮歌「魔神の呪」の「いざ吾が友よ熟睡(うまい)せむ 明日は人生の旅なれば」という歌詞を大いに気に入り、熟睡を(うまい)と読むことを初めて知ったと感動されていました。
大寮歌祭では、新たな取り組みとして事前に参加者アンケートをとり希望が多い寮歌をできるだけ取り入れてプログラムを組みました。発声者にはアンケートでその歌を希望した方を指名させていただきました。以上については青年部がアイデアを出し企画を考えました。

今回特筆すべきは、今回S21年寮歌「時潮の波の」作曲者 故寺井幸夫氏のご息女お二人が参加され、「時潮の波の」を私たちといっしょに唱和されたことです。寺井氏は90歳を越えてなお東日本恵迪寮寮歌祭に参加され、自ら前に立ち、「時潮の波の」を歌われていました。帰り際ご息女に伺ったところでは、もしお元気ならば今年白寿(99歳)の年だったそうです。
終了後、会場を片付けながら、盛会裡に終わった余韻にひたることができました。
まだまだコロナ渦以前の参加者数には及びませんが、毎年地道に寮歌祭を続けることにより、参加の環を広げていきたいと思います。

「都ぞ弥生」斉唱

集合写真
[事務局からのお知らせ]
昭和49/50/51 年恵迪寮入寮の皆さんへ
「恵迪寮入寮 50 周年の集い」のご案内
恵迪寮入寮 50 周年の集い 世話人一同
昭和49/50/51年恵迪寮入寮の皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
恵迪寮に集い寝食を共にしてから約50 年が過ぎました。「40 周年の集い」では支笏湖に50 名の元恵迪寮生たちが集い、楽しい時間を共有できました。
早いものであれから10 年の年月が流れ、時の流れの早さを痛感しております。過ぎ去りし日々を懐かしみ、恵迪寮を旅立ってからの約50 年の各人の経験や歴史を語りあうことを趣旨に「恵迪寮入寮 50 年の集い」を企画しました。
今後このような大きな会合の機会を持つことは難しいかもしれませんので、是非ご参加いただければと思います。
なお、対象の入寮年次の方をお誘いいただき共に集うことができましたら幸いです。
皆さまのご参加を心よりお待ちしています。
■日時:2026年5月19日(火)17時~20時
■場所:クラーク会館大集会室1
■費用:10,000円(現寮生及び寮改修等支援含む)
*食事・飲料はケータリングを利用します。
参加者の概数把握のため、11月末で一旦締め切らせていただきます。
4月末まではキャンセル無料ですので、積極的に参加表明お願いします。
「恵迪寮入寮 50 周年の集い」の開催概要は下記の申し込みフォームでご確認ください。
https://forms.gle/RVrkLo33sGq5g5856
以上
[事務局からのお知らせ] [北海道支部] [北海道支部からのお知らせ]
かねてより北海道恵迪寮同窓会主催の開識社講演会活動にご関心をお寄せいただき篤く感謝申し上げます。
さて、今年の講演会のテーマはヒグマです。講師の先生はNPO法人もりねっと代表、ヒグマの会副会長、旭川市立大講師の山本牧氏です。福井県出身、北大入学と同時にヒグマ研究グループに入り。大学演習林ではヤブ漕ぎと地図読みを鍛えられ、2年生を3回繰り返してようやく学部へ。ここでも大らかな学風のおかげで、森とクマの日々を過ごす。北海道新聞社では主に環境、大災害、防衛などを担当され、道新退職後NPO法人などでヒグマと北海道の森林に深く関わっておられます。
人身被害や農作物荒らし、市街地侵入など、人間との軋轢が高まっているヒグマ。問題急増の背景には、個体数の増加とともに、人間社会の変容に伴うヒトとクマの距離感の喪失がある。解決には、クマ対策だけではなく、ヒト側の対応も欠かせない。過疎高齢化という日本社会の課題の一つとして、地域防災の視点からヒグマ問題を一緒に考えていただきます。
北海道に住む私たちにとってたいへん示唆あふれる貴重なお話しが期待できます。
日時:2025年11月11日(火) 17:30開場 18:00開演
会場:札幌時計台ホール(入場料無料)
(札幌市中央区北1条西2丁目)
講師:山 本 牧 氏 (昭和49年恵迪寮入寮)
演題:「ヒグマとどうつきあうか」
申込先:(担当) 内田 敏博
電話:090-9329-2484
メール:uchida@woodplaza.or.jp
※参加希望の方は、10月25日(土)までに電話又はメールにて連絡をお願い
します。
※一般の方々へも案内しており、多数の参加が想定されます。定数をオーバ
ーした場合は、お断りすることがあることを予めご了承ください。
以下をクリックしてポスター もご覧ください
ポスター