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北大学寮(恵迪寮)150周年記念事業 『「クラーク博士と新渡戸稲造」第2部  新渡戸稲造編』出版記念講演会  ―「今問う新渡戸の教育精神『to be』とは」―を開催しました

[事務局からのお知らせ]

5月10日(日)に次のとおり開催しました。

■講師 藤田正一 一般社団法人恵迪寮同窓会副理事長/元北海道大学副学長/ 獣医学部名誉教授/平成遠友夜学校校長、北大第54代応援団長

■会場 北海道大学学術交流会館・小講堂

講演会は前半が藤田氏による講演、後半は現在の恵迪寮生3名と藤田氏並びに来場者との対話という二部構成で行いました。北大内外から56名の参加がありました。

引き続き、9月12日には、『北大150年―恵迪寮の自治が守り育てたクラーク精神』<記念講演>&<大寮歌祭>を開催します。

 

講演動画はこちらから

 

【概要】明治初期に誕生した札幌農学校の二期生新渡戸稲造。クラーク博士が札幌農学校に残した自由平等、自主独立、利他博愛の精神と正義といった市民性に根差した民主主義的な教育を受け、米国、ドイツに学び札幌農学校教授、旧制第一高等学校校長となり後年国際連盟事務次長として国際的に活躍した人物として知られています。新渡戸に受け継がれた札幌農学校の教育精神とはどのようなものだったのか。新渡戸が第一高等学校校長時代に学生に向けてよく言ったと言われる「to be or to do」という言葉から、新渡戸の教育精神を明らかにします。その意味は、人の価値はその人が成した事業の結果「to do」(業績や地位、肩書)ではなく、「to be」(その人の人格、人としてあるべきあり方)にこそあるというものです。新渡戸はまた、貧困、晩学の青少年男女のための授業料無料、身分不問の夜学校である遠友夜学校を札幌の地に創設しました。博愛と平等主義に基づく遠友夜学校は1894年から軍国主義教育の台頭によって閉校を余儀なくされる1944年までの50年間続き、「500人超の札幌農学校・北大の学生が無償奉仕で先生を務め、5,000人以上の子どもたちや晩学者が教育を受け、そのうち約1,000人が卒業」しました。

こうした新渡戸の教育精神を今の時代に問う意味について藤田正一氏は講演しました。

※講演会の後半の企画として実施した、札幌農学校から続く自治寮(恵迪寮)の現在の寮生と藤田氏並びに会場との対話の内容については追って紹介します。

文責 恵迪寮同窓会事務局長 甲斐 陽輔

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