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年別アーカイブ: 2019

同窓会員の近著紹介

[サロン] [事務局からのお知らせ]

S46年入寮の加藤秀弘さんそして同じくS46年入寮の高井保秀さんが最近著書を出版され事務局に贈呈頂きましたのでご紹介いたします。

事務局長 佐藤 市雄

1.クジラ博士のフィールド戦記 加藤 秀弘著

略歴:著者はS46年入寮、現在一社恵迪寮同窓会理事 東日本恵迪寮同窓会副会長
S47年寮歌「楡陵に月は」の作歌者 水産学部増殖科卒業後、同大学院水産学研究科、(財)鯨類研究所、水産庁遠洋水産研究所鯨類生態研究室室長等を経て、東京海洋大学海洋研究学科教授、2018年同大学名誉教授となり、長年にわたって国際鯨類研究者として活躍IWC(国際捕鯨委員会)の科学委員会ホエールウオッチング委員会議長としても14年間務める。
学生時代、襟裳岬で海豹(アザラシ)に出会い、強烈な印象を受けこの道に入るきっかけとなった。トッカリ(=アザラシ)船に乗ってオホーツク海での調査経験など著者の現場を重視人間味あふれる研究体験談が詳細に語られています。
恵迪寮生活:著者の恵迪生活の一端を紹介する件は以下の通り「教養部裏の原始林にあった学生宿舎の恵迪寮は、クラーク教頭の“青年よ大志を抱け!”で著名な札幌農学校寄宿舎を草創とし、北海道帝国大学予科の伝統を引き継いだ全国有数のバンカラ寮で、ここの水があっていたようだ。たくさんの友ができ、たくさんのものを考え、たくさん酒を飲み、たくさん寮歌を覚え、そして1906年以来脈々として続いていた年次寮歌作詞に名を連ねた。」
ライフワーク:鯨の耳垢栓(外耳道に栓状に蓄積される垢で、歯のないヒゲ鯨類の年齢を査定する形質)の研究でも年間3000頭のミンククジラの耳垢栓を研究材料として、鯨の性成熟年齢の若年化をIWC科学委員会にも発表し25年間の論争に決着をつけた。
IWC脱退問題:本著書はクジラの分類的解説に始まり最近の日本のIWC脱退に至る経緯が詳細に述べられている。IWC脱退の裏には関係者の粘り強い努力もあったことや、オーストラリアによるICJ(国際司法裁判所)提訴での結果も報道で言われているような一方的な敗訴ではないことなどが詳述されています。

以上

光文社新書 定価(本体840円+税)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2.「瑠美子、君がいたから 二人で歩んだ人生ノート」    高井 保秀 著

著者略歴 S46年入寮 水産学部卒 食品輸入商社で国内営業・人事畑を長く経験
44歳で米国ロスアンゼルスの食品スーパーマーケットの経営を4年余り担当、帰国後取締役に就任
妻のがん発病を機に61歳で退任、闘病生活を二人で歩む。現在は医療機器の研究開発の会社の非常勤監査役。

著者の最愛の妻が肺腺がんとなり脳へ転移して重篤ながん性髄膜炎となり緩和ケア病棟に入院してからの233日の闘病の記録や想いを本人「高山伸一」妻「中川瑠美子」その他の登場人物も仮名として小説風に書かれている。
大阪岸和田市出身の伸一は親から遠く離れたところを目指し北大へ入学恵迪寮に入った。恵迪寮での思い出はジャンプ大会の優勝だった。
「伸一は水泳部の部屋、S 上の住人として、小さな水着一つで参加した。・・・・・・伸一の一回目の飛距離は5m55cmで、首位に立った。・・・・・2回目の飛技が始まった。・・・・『この勝負負けられん』伸一は挑戦者の気持ちで思いっきり窓枠を蹴った。身体は一瞬宙に舞い、そのあと重力に引かれ急速に雪山に落ちていった。結果は5m58cm、裸の身体に雪がまとわりついた。
これで伸一は、1972年恵迪寮のジャンプ大会の優勝者となった。このことが学生時代の印象深い思い出になった。」

卒業後食品輸入商社の大阪営業所に配属勤務し、後に妻となる瑠美子と出会い結婚、札幌に転勤懐かしい札幌で新婚生活を過ごす。その後、東京本社、大阪と転勤し、95年ロスアンゼルスの食品スーパーの経営を任され二人で移住した。瑠美子は異国の地ロスにもすぐ馴染み、地元のテニスクラブに入会しテニスを通じて仲間を増やしていった。子供のいない二人にはここで、家族の一員ともいうべき愛犬「ケン」が加わった。ケンは4年後東京へ転勤後も亡くなるまで二人の子供のような存在だった。2013年ケンが去った直後の検診で瑠美子の肺がんが見つかった。2014年2月にがんの手術を受けた。その結果、がんが転移していることが分かり、二人は医師の進める抗がん剤治療をするか他の方法に依るか悩んだ末に自然治癒力を高める「食事療法」を選んだ。二人は「求道僧のように、食事を中心とした免疫力アップの生活を追い求めた。」2016年9月頃頭に痛みが出始め最初のMRIでは脳への転移ではないと言っていたが、10月になり「がん性髄膜炎」を言い渡された。2017年3月まで入院治療その後自宅療養したが、4月以降病状が急速に悪化した。「脳機能障害は恐ろしかった。初めは複視の症状が出て、徐々に歩行が困難になった。食事の嚥下が難しくなり、話せなくなった。最後は顔の表情も出なくなった。」

2017年7月、様々に悩んだ末に緩和ケア病棟への入院を決断した。入院後伸一は殆ど1日中を病室で瑠美子共にいて介護に専念し、人参や果物ジュースを自分で作り、飲ませたり、毎日股関節の運動を欠かささなかった。症例の少ないがん性髄膜炎という病気の妻と闘病する中で、他の人にも役立つようにと闘病の記録を描くことを思い立ち今までの二人の思い出や瑠美子へのこれまで語らなかった言葉を綴ることにした。こうして、克明な闘病記録を描く中で心の平静を取り戻し、最後まで瑠美子の回復をあきらめずに介護した。それは、緩和ケアにも拘らずオプジーボの投与を願い出て実現したことにも表れているそのことが、瑠美子にも通じて本人も最後まで病魔と闘い、安らかに眠られたと思われる。この本は、身近にがんで闘病し又それと闘う伴侶や家族の良い手引きとなると共に夫婦の何気ない日常がどんなに貴重なものかを気付かせてくれる。

亜璃西社刊 定価「本体1,500円+税」

 

 

 

 

 

 

紹介文(PDF)もどうぞご覧ください  瑠美子_新刊案内


北大フロンティア基金《恵迪寮改修費》への寄附者ご芳名について(7月31日現在)

[事務局からのお知らせ]

1.寄附者のご芳名

北海道大学総務企画部広報課 卒業生・基金事務担当から、2019年(令和1年)7月分についての北大フロンティア基金《恵迪寮改修費》への寄附の状況について連絡がありましたのでお知らせいたします。

7月にご寄附していただいた方は、会誌「恵迪」第19号の発送便に「北大フロンテア基金《恵迪寮改修費》」関係の書類を同封させていただいたこともあり、月間では過去最高の人数・寄附額(44名、1,350,000円)となりました。

ご寄附していただいた方々には厚く御礼申し上げます。

20190731;北大フロンティア基金《恵迪寮改修費》に寄附された方のご芳名

なお、寄附の払込期限は2020年(令和2年)9月30日までと、1年間延長させていただくこととなりました。よろしくお願いいたします。

2.フロンティア基金での秋の特別キャンペーン実施のご案内(実施期間;令和1年8月1日~10月4日)

キャンペーン期間中に個人で20万円以上ご寄附をいただいた方へ北大農場産のジャガイモ,お米,北大オリジナルおかきのいずれかをプレゼントいたします。

北大フロンティア基金~「秋の特別キャンペーン」のお知らせ~

恵迪寮改修費に20万円以上ご寄附頂いた場合にも対象となります。

この機会にご寄附をご検討いただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願い致します。

以上


令和元年 第13回恵迪夏祭り(第2回道央・札幌地区恵迪寮歌祭)開催報告

[事務局からのお知らせ] [北海道支部からのお知らせ]

夏恒例の恵迪夏祭り(ビール会)が令和元年7月27日(土)12:00から14:30、ライオン狸小路店で開催され、20名が参集しこのみの酒杯をかたむけ旨い肴に歓談、高唱した。

ご挨拶は、いつも矍鑠(かくしゃく)たる能勢誠夫(S21)大先輩。「わが仲間での寮歌は「都ぞ弥生」で始まり(入寮年の)「時潮の波」でおわる・・・」と恵迪夏祭りの始まり。

内藤春彦会長(S40)による音頭で乾杯!札幌の気温も上昇、ビールも最高!

桐生芳郎(S31)先輩からは皆が酔う前にとオカリナで「都ぞ弥生」「アメイジンググレイス」を演奏、80の手習い(失礼)と思えぬ演奏に皆拍手!

七海睦二(S59)代議員が初参加!大企業で要職を務め、いまあるのは恵迪のおかげ!との自己紹介。

さて、しばし歓談ののち適度の酔いとともに寮歌祭へ。野本健(S47)君による「蒼空高く翔らんと」を皮きりに、佐野将義(H2)君は「藻岩の緑」、谷口哲也(S48)君は「魔人の呪」と・・・あの寮歌の高唱放歌がつづく!

司馬威彦(S38)君は、聞きなれぬ(実は寮歌集に掲載されている楽譜どおりの)歌唱を披露。作歌作曲者への敬意を忘れずに、時とともに変わりゆく歌いもまたよしか。
高井宗宏(S31)君は、「藻岩の緑」等のオリジナル作歌作曲者にまつわる諸見解について先生らしく補足説明。両課題とも同窓会の関心事。司馬・高井両氏の寮歌・寮に対する思いと検証は面目躍如たるところ。

途中、都ぞ弥生・英語訳バージョン(野坂政司君訳歌)を氏平増之(S38)・千川浩治(S40)君が歌唱指導。この楽譜・音曲CDは新渡戸カレッジの先生の計らいによりポートランド留学へ向かう恵迪寮生へ託された。彼の地でうたわれひろまる都ぞ弥生、架け橋に期待!!

日高・苫小牧恵迪寮歌祭を開催されたばかりの魚山和春(S39)君は遠方からのご参加!

いつもご参加いただく鍵和田忠男(S39入学)・下村正彦(S32)・新井三郎(S32)大先輩もなごやかにご歓談しつつご高唱。佐藤市雄(S38)君は、今日はゆっくりご歓談。事務局いつもありがとうございます。

と歌い飲み語りつつ時はすぎゆき・・・
おまたせしました!大谷文昭君(S43入学)口上による「都ぞ弥生」1番~5番を斉唱し恵迪エールでお開き。記念撮影。
八重樫幸一(S41)君・大隈昭二(S40)君・岩崎正(S47)君、いつも写真撮影をありがとうございます。

では、また次の機会に!!

(文責;北海道恵迪寮同窓会常任幹事 野本健(S47))

司会の野本健君

 

開会の挨拶をする最年長の能勢誠夫君

 

乾杯の音頭を取る北海道恵迪寮同窓会会長の内藤春彦君

 

オカリナで「都ぞ弥生」を演奏する桐生芳郎君

 

初参加の七海睦二君の自己紹介

 

英語バージョンの「都ぞ弥生]を歌う三勇士

 

肩を組んで「都ぞ弥生」を斉唱

 

集合写真

 

以上


こんにちは。先日の2019年北東北恵迪会の開催報告です。

[事務局からのお知らせ] [東日本支部からのお知らせ]

第一回北東北(青森・秋田・岩手)恵迪会の開催報告

 

日時  7月20日(土) 13:30~16:00

場所  ホテル青森  シークレットルーム

会費    6000円(集合写真代込)

ねぶた祭りを2週間後に控えねぶた囃子の練習の音が聞こえる青森で第一回北東北恵迪会を昭和30年~昭和60年入寮と寮外北大OBの17名で開催しました。
青森県13人、秋田県1人、岩手県1人、東日本恵迪寮同窓会会長坂倉さん、同幹事長竹下さんの17人です。内訳は、寮OB15人、寮外北大OB2人

《会の段取りは以下の通りです。》

1.写真撮影:別室で集合写真撮影(1人間に合わず)

2.開会宣言と挨拶:佐藤文雄より恵迪会開催までの経緯等報告を兼ね挨拶。以後司会も。

3.乾杯:最年長昭和33年入寮の菅野さんの発声。

4.東日本同窓会の挨拶とアピール:はるばるみちのく青森まで駆け付けてくれた会長坂倉さんから恵迪会開催のお祝いと謝意の言葉があり。幹事長竹下さんから寮の現況と改修のための募金協力のアピールがありました。

5.自己紹介:会食後2:30より自己紹介、第一回で全くの初対面の人ばかりなので、寮生活の思い出や近況など あっという間に時間が過ぎ。

6.寮歌斉唱: 校歌、瓔珞みがく、春雨に濡る、蒼空高く翔けらむと、津軽の滄海の、花繚乱の、水産放浪歌、都ぞ弥生、ストームの歌を一気に歌う。

7.閉会:坂倉会長のエールで閉め、来年第二回を岩手での開催を決定し4時過ぎに散会。
お土産に同窓の八戸缶詰野田社長提供の社長用八戸秋鯖缶2個をいただきました。
(某百貨店のラベルを貼ると数千円になるとか?)

PS;青森に帰郷後、白浜さん(恵迪寮同窓会代表幹事)の要請から10数か月、やっと開催できました。
出席の佐藤守作歌昭和50年寮歌「憧憬の故郷」、角田勤作歌昭和60年寮歌「沈黙の杜に」を割愛したので、次回は是非聞きたいものです。
東京時代に共に活動した坂倉さん、竹下さんと再会でき白浜さんに感謝です。

写真、参加者名簿を添付しました。

20190720北東北恵迪会参加者名簿2019

(文責;北東北恵迪会幹事 佐藤 文雄  昭和47年入寮)

北大フロンティア基金(恵迪寮改修費)の説明に耳を傾ける参加者

 

寮歌高唱♪

 

集合写真

 

以上


年会費・運営支援金の自動引落しサービスの開始に当たって

[事務局からのお知らせ]

1.年会費・運営支援金の納入方法について

(1)一般社団法人恵迪寮同窓会は任意団体恵迪寮同窓会の時代から、会員の皆様には郵便振替の方法により
・年会費(3,000円)
・運営支援金(終身会員の方2,000円)
・カンパ
・恵迪グッズ
等の納付をしていただいておりました。

(2)今般、恵迪寮同窓会が一般社団法人化をしたことを契機に、年会費・運営支援金について、自動引落し(金融機関からの口座振替・自動払込)のサービスを導入しました。

(3)郵便振替と自動引落しには、それぞれ長所短所があります。

①郵便振替の場合、「払込取扱票」を紛失し年度会費や運営支援金の払込ができなくなる、あるいは時間的・体力的に郵便局に行って払込の手続きすることが難しいというケースが見受けられます。こういうケースの場合は、自動引落しの制度を利用すると確実に年会費・運営支援金を納付することができます。

②自動引落しの場合、カンパや恵迪グッズ代金の支払いができません。カンパや恵迪グッズ代金の支払いをする場合は、従来からの納付方法である郵便振替を利用していただくことになります。また、自動引落しのサービスをご利用になっていない方は、郵便振替の方法で、年会費・運営支援金の納付をしていただくことになります。

次に、新しいサービスである自動引落しについてご説明します。

2.年会費・運営支援金の自動引落しサービスが開始

会員の皆様から年会費や運営支援金を納入していただく便利な方法として、従来からの郵便振替の方法に加えて、自動引落し(金融機関からの口座振替・自動払込)サービスを開始しました。

年会費3,000円と、終身会員の運営支援金2,000円が、恵迪寮同窓会活動を支えていますが、年1回の納入は、なかなか面倒なものです。
忙しさに取り紛れてうっかりと忘れてしまったり、慌てて年に2回も納入してしまったりという経験は、誰しもあるのではないでしょうか。

この度開始した自動引落しのメリットは・・・
・振込の為に郵便局へ出向く必要がありません。
・納入を忘れることがなくなります。重複納入もありません。
・振込手数料の負担はありません。(手数料は同窓会で負担します。)
・特定の金融機関に新規の口座を開設する必要がありません。
・御自身の口座のある金融機関への手続きはありません。
平日は多忙な働き盛りの会員の皆さんや、郵便局まで出かけるのが負担に感じる会員の皆さんには、最適な選択です。

今日の恵迪寮同窓会活動には、継続的で安定した収入財源の確保が喫緊の課題ですが、現状では正会員総数の概ね3割分の会費収入しかありません。その収入で全ての正会員へ会誌「恵迪」をお届けし、各種の行事案内を差し上げており、現在の備蓄財源の切り崩しも限りがあります。

自動引落しサービスをご利用いただき、皆さんの会費・運営支援金納入で、これからの恵迪寮同窓会活動を継続的に支えて下さい。

以下に、自動引落しサービスの詳しい内容を記載します。

(1)取扱い要項
・取扱金融機関:全国の銀行・信用金庫・信用組合・労働金庫・農協・漁協・ゆうちょ銀行がご利用可能です。
・口座振替日(引落し日):初回の引落予定日 2019年12月27日(金)
※次回以降、毎年12月27日(当日が金融機関休業日は翌営業日)
・引落金額:年会費は3,000円  終身会員の運営支援金は2,000円
・預金口座振替手数料:無料

(2)お申込み手続き
お手元に送付した「預金口座振替申込書・自動払込利用申込書」に必要事項を記入捺印のうえ、「同意書兼送付書」とともに返信用封筒で同窓会事務局までご返送下さい。
※用紙・返信用封筒がお手元に無い場合は、同窓会事務局にご連絡ください。
2019年10月31日(木)必着
※この期日以降の書類到着の場合、次回2020年度からの引落開始となりますのでご了承ください。

(3)注意事項
①一旦お申込みいただきますと、次年度以降は、自動継続となります。
②停止・口座変更等がございましたら、事務局までご連絡ください。
③口座残高不足等によって引落ができなかった場合、事務局からの通知はありません。
また、再引落日は設置しておりませんので、別途、郵便振替にて納入をお願いします。

以上


『駒音高く』、受賞!

[サロン]

注)《恵迪寮OBの佐川光晴さん(S58)が、7月22日に恵迪寮に係る友人知人に宛てたメール文です。ご本人の了解が得られたので紹介させていただきます…恵迪寮同窓会広報委員長・八重樫幸一記す》

 

恵迪寮OBのみなさま へ

こんにちは。

私事ですが、1月末に刊行した『駒音高く』(実業之日本社)が将棋ペンクラブ大賞文芸部門の優秀賞に輝きました!
大賞には届きませんでしたが、大満足です。

道新などで報道されるかと思いますが、その前にお知らせいたします。

佐川光晴

週刊朝日書評;『駒音高く』佐川光晴著


2019年 第16回道北・旭川恵迪寮歌祭の開催報告

[事務局からのお知らせ] [北海道支部からのお知らせ]

夏日の7月6日土曜日、第16回道北・旭川恵迪会寮歌祭が、旭川トーヨーホテルで午後6時から開催され、昭和21年入寮から平成12年入寮の14名の参加がありました。また、恵迪寮同窓会から吉原監事、北海道恵迪寮同窓会から千川副会長、大谷常任幹事が来賓として出席いただきました。

開会に先立って、昨年12月に逝去された元旭山動物園園長、菅野浩(昭和30年入寮)様に黙祷を捧げました。菅野さんは、第6回寮歌祭・第1回開識社で「旭川文学資料館の第1歩」を講演されました。

また、北海道同窓会の大谷幹事から、「現恵迪寮(3代目)の改修のための募金(北大フロンティア基金)」について、募金の趣旨、募金期間を1年間延長していることなど募金協力の訴えがありました。

今年は、昭和37年入寮の田上龍一さんが新たに参加されました。恒例のスピーチでは、寮生活の思い出、健康づくりのこと、ボランティアのこと、寮歌祭に参加した動機、近況など、大いに語り合いました。

その後は、それぞれの発声で、春雨に濡る、蒼空高く翔らむと、魔神の呪い・・・と10数曲を歌い、最後は「都ぞ弥生」で締めて、来年7月4日の再会を誓いました。

「寮歌は放歌高吟、しかし、一人しみじみ歌うのも味わいがある」との二川義昭(26年入寮)さんのスピーチに、寮歌の力を認識しました。

道北・旭川恵迪会 会報VOL.16

(文責;道北・旭川恵迪会幹事 皆川吉郎(S43))

スピーチ①

 

スピーチ②

 

寮歌高唱①

 

寮歌高唱②

 

北海道恵迪寮同窓会の大谷幹事による寮歌高唱③

 

肩を組んで「都ぞ弥生」を高唱①

 

肩を組んで「都ぞ弥生」を高唱②

 

集合写真

 

以上


令和元年「第14回日高・苫小牧恵迪寮歌祭」開催報告

[事務局からのお知らせ] [北海道支部からのお知らせ]

去る7月13日(土)午後6時より第14回日高・苫小牧恵迪寮歌祭が苫小牧市内のホテルで開催された。

昨年に引続き内藤春彦(S40年入寮)・北海道恵迪同窓会会長をゲストに迎え、総勢11名が参加した。

秋野会長(S38入寮)の開会宣言のあと石橋弘次君(S39)の音頭で乾杯し開宴。直後にゲストの内藤会長より御挨拶を頂き、懇談に入った。

今回は昨年同様、常連メンバーの他、昨年初参加の日高町在住の渡部洋一君(S52入寮)と苫小牧市役所勤務の北大卒業生の小玉愛子さん(H16年卒)が昨年に引続き2回目の参加、そしてスペシャルゲストとして、小林(旧姓 米本)久美子さんが初参加された。小林さんはS45年12月~S58年3月(旧寮閉寮時)まで約12年間に亘り旧恵迪寮で寮務・会計事務に携わっていた方です。

実は昨年の第13回寮歌祭の開催報告をFacebook上で読まれた碧南市在住の榊原悟志君(S55年入寮、231・232会計)から苫小牧在住の小林さんの紹介を受けて、今回の第14回寮歌祭への参加を幹事から打診したところ、快く参加頂きました。

ご本人に聞くと、同時期の寮生の参加が少なく(渡部洋一君のみ)、参加しても場違いではないか?と心配していたとの事ですが、そこは一般寮生の在寮期間が約2年に比べ12年間も旧恵迪寮を見てきた小林さんなので、とてもスムーズに雰囲気に溶け込み会話も弾みました。笑顔でテキパキと反応し会話が弾む小林さんの初参加のお蔭か、例年の寮歌祭より明るい雰囲気に終始していた気がしました。

参加者からの近況報告のあと、いよいよ寮歌斉唱に移り、佐藤義則君(S43年入寮)の先導で「茫洋の海」を皮切りに堀一郎君(S42入寮)の「津軽の蒼海の」などなど各人の好きな寮歌を出しあって高唱すること十数曲、最後に板谷良久君(S62年入寮)の音頭で「都ぞ弥生」を1~5番まで存分に高唱した後、全員で肩を組みストームで寮歌祭を締括った。

来年度は2020年7月11日(土)を「第15回日高苫小牧恵迪歌祭」開催日と決定。

日高・苫小牧恵迪寮歌祭も今年で14回の開催を重ねたが、今年初めて役員の入替え(改選)を行った。板谷良久君(S62)、高坂博幸君(H01年入寮)を新幹事に加えて、役員の若返りを図って令和の時代も脈々と寮歌祭を連ねていく所存です。

(文責;日高・苫小牧恵迪会幹事長 魚山和春(S39入寮))

第14回日高・苫小牧恵迪寮歌祭集合写真

 


会誌「恵迪」第19号の発行について

[事務局からのお知らせ]

一般社団法人恵迪寮同窓会は、令和時代初となる会誌「恵迪」第19号を発行しました。

今号では企画特集として「遠友夜学校創設125周年・閉校75周年」を取り上げ、教師として学校運営に関わった父の手紙や義父の追想エッセイなどを掲載。また、前号に引き続き、戦中戦後の恵迪寮生活を克明に描いた恵迪寮日記「國破れて恵迪あり」の後編も載せました。

さらに、恵迪時代の追想と今に続くクラーク・恵迪精神の発露を書き綴った寄稿エッセーも4、5作取り上げたほか、京大・吉田寮問題も追究するなど記事面128頁の大学学生寮の同窓会誌としては唯一無比の書となりました。

来年は会誌発行第20号の記念号を発行する予定です。会誌を読んで「私も書こう」と思う方は、早めにご連絡をお願いします。

発行経費の削減で、全体的なページ減と、会費未納者に対する発送中止も一部実施しましたが、会費を納めたのに7月20日過ぎても会誌が届かない方は、

・恵迪寮同窓会事務局(☎&FAX 011-706-3276)
・Eメール: info@keiteki-ob.jp
に連絡ください。

会誌の表紙

 

(会誌「恵迪」編集長・大隈 昭二記)


第36回親睦ゴルフ大会開催報告

[事務局からのお知らせ] [北海道支部] [北海道支部からのお知らせ]

 一昨年、昨年と大雨にたたられたこのゴルフ大会も今年は何とか開催することができました。

6月30日(日)に札幌エルムCCに集まったのは平均年齢73.6歳の腕自慢8名。

いつもながらの和気藹々の雰囲気の中で、参加者は軽口をたたきながらも真剣なプレーを披露し、全員が無事クラブハウスに帰還できました。

84というぶっちぎりのスコアを出した千川浩治君(昭和40年入寮)が優勝し、所用にて急遽欠席となった横山同窓理事長より寄贈された豪華副賞を獲得しました。

さらに理事長と事務局の佐藤静子さんのお気遣いで、参加した全員が例年以上の賞品を手に帰路につきました。この大会は今回で36回を数える北海道恵迪寮同窓会伝統の行事です。

この灯は消してはなりません。先輩は皆優しいし、上級者は暖かく見守ってくれる楽しいゴルフ大会です。
初心者も初参加者も大歓迎します、どうか気軽に来年はご参加ください!(S44親睦部 幹事 岩本栄一)