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平成31年新年寮歌歌始めの会の開催報告(北海道恵迪寮同窓会)

[北海道支部からのお知らせ]

恵迪寮同窓会恒例の「新年寮歌歌始めの会」が1月26日(土)にホテルマイステイズ札幌アスペンで開催された。

恵迪寮同窓会の一般社団法人化に伴って、新たに発足した北海道恵迪寮同窓会が主催する形となった最初の歌始めの会であり、平成最後の歌始めの会であった。

第一部の北海道恵迪寮同窓会定時総会も滞りなく終わり、内藤春彦会長の開会の挨拶により第二部の歌始めの会が始まった。続いて、横山清理事長による年頭のご挨拶、さらに、ご来賓の佐伯浩北大元総長と三上隆北大ほっかいどう同窓会長よりご祝辞をいただいた後、大谷文昭寮歌部長の発声により全員で「都ぞ弥生」を斉唱した。89名の出席者の朗々とした若々しい歌声に寮歌祭の雰囲気は弥が上にも盛り上がった。鏡開きの後、藤田正一副理事長の乾杯の音頭で会場内は旧交を暖めあうにぎやかな歓談となった。

いよいよ寮歌高吟である。
今年の選曲は、これまであまり歌われてこなかった名曲を披露する意を込めて、昭和41年「いつの日か生命結ばん」・昭和50年「憧憬の故郷」・昭和54年「うす紅の」を組み込んだ。また、現役寮生からは平成30年第110回記念祭歌「蔦壁照らす」をはじめ平成の寮歌が紹介された。明治40年「一帯ゆるき」に始まり、110年以上途切れることなく作られ歌われ続けてきた恵迪寮寮歌の歴史の深みと厚みを改めて感じた次第である。

今年も小樽商科大学からOB・現役の方々が駆け付けてくださった。長年の友情に心から感謝申し上げたい。北大応援吹奏団の演奏も歌始めの会では欠かせないものとなった。この高らかな楽器の音色と力強い声援が競技応援でも発揮される。応援される北大各部の選手は勇気百倍でプレーに集中するに違いない。現役の寮生は始めから終わりまでほとんど立ちっぱなしで歌っていた。寮歌好きの学生が多数いることを目の当たりにし、北大恵迪寮は健在であるという意を強くした。

フィナーレは、昭和21年入寮の石坂實・能勢誠夫両大先輩から平成30年入寮の学生まで約90名の参加者が老いも若きもなく共に肩を組んで、明治45年「都ぞ弥生」を心の底から歌った。万感の思いを込めて、昭和6年閉寮記念寮歌「別離の歌」を歌った。最後は「ストームの歌」で飛び跳ねた(?)。

皆様のご協力により、予定していた時間に八重樫幸一副会長の閉会の挨拶をもって「宴遊の筵」は来年の再会を約してお開きとなった。

(文責;北海道恵迪寮同窓会副幹事長 千原治 / 写真;北海道恵迪寮同窓会幹事 岩﨑正、同  亀山敏)

①開会の挨拶をする内藤春彦会長

②年頭のご挨拶をする横山清理事長

③佐伯浩元北大総長によるご来賓の挨拶

④三上隆北海道大学ほっかいどう同窓会長によるご来賓の挨拶

⑤「都ぞ弥生」の発声をする大谷文昭寮歌部長

⑥藤田正一副理事長による乾杯の音頭

⑦昭和41年寮歌「いつの日か命結ばん」

⑧「小樽商科大学校歌」及び「若人逍遥の歌」を歌う小樽商大関係者

⑨北大応援吹奏団の演舞

⑩切らすことなく寮歌を歌う現役寮生たち

⑪昭和21年入寮の能勢誠夫(左)と石坂實(右)両大先輩もお元気です

⑫肩を組んで「都ぞ弥生」を高唱

⑬「ストームの歌」あまり足が上がらない

⑭八重樫幸一副会長による閉会の挨拶

以上