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現役寮生との交流~満開の桜の下、宴のむしろは超満員、焼肉と寮歌で大盛況
[事務局からのお知らせ] [北海道支部]
ソメイヨシノが満開の4月30日(月、振替休日)、好天のもと恵迪寮主催の円山公園・観桜会に同窓会員20名が参加し現寮生と交流を図りました。
恵迪寮にはこの春、130名の新1年生が入寮。同窓会も、この伝統行事を支援しようと招集をかけ、参加費を拠出し、食べ物や飲み物の差し入れるとともに、その搬入作業、炭の火起しなどに汗を流しました。
約90名もの現寮生は、恵迪寮から円山公園まで約10キロの道のりを寮歌とストームを繰り返しながら闊歩、パルコ前交差点では歩車分離式信号を活用したストームを挙行、円山公園では最後のストームと応援団による檄文を披露、大勢の市民・花見客から喝采を受けました。
その後はコンロを囲み、焼肉をほおばりながら寮歌を高唱、現役寮生とOB・OGは分け隔てなく交流し、お互いに親睦を深めました。最後は後片付け、ひとつのゴミも残さず、綺麗に清掃した上で解散となりました。
以上
現恵迪寮建物周辺の粗大ゴミ集積作業応援のお願い
[事務局からのお知らせ] [北海道支部]
道央・札幌地区在住の(一社)恵迪寮同窓会及び北海道恵迪寮同窓会会員の皆さんへ
恵迪寮自治会より5月7日(月)の北大キャンパスクリーンデー(藤田副理事長が副学長の時に提案)に向けて、5月6日(日)に実施する粗大ゴミ集積作業の応援依頼が来ています。
昨年、藤田副理事長、内藤北海道会長を中心として一般市民の協力も得て自発的に現恵迪寮周辺のゴミ収集活動を行いました。その集積したゴミ処理費用負担については、当局、自治会、同窓会の三者協議を経て、120万円の処理費用について当局が約70万円負担し、今回だけの特例として同窓会が50万円負担することで決着しました。
また、これからのゴミ処理費用は、当局と自治会が話し合って決めていく道筋ができました。
さらに、自治会内では寮内及び寮周辺のゴミ処理に積極的に取り組む美化活動を展開することになりました。
同窓会としても、今回の粗大ゴミ集積など自治会からの協力要請にできる限り応えていく所存です。
会員諸氏の積極的な参加を期待します。
記
1.集合日時 5月6日(日) 午前10:30
2.集合場所 恵迪寮事務室
3.作業内容 寮周辺の粗大ゴミの所定の場所への集積
4.希望人数 できる限り多数
5.作業時間 各自都合のつく時間内
6.作業準備 ゴミ集積作業に相応しい服装、軍手など
2018年4月22日
<参加連絡先>
・(一社) 恵迪寮同窓会現寮委員長 岩﨑 正
Mail: iwasaki@keh.biglobe.ne.jp
・北海道恵迪寮同窓会現寮部常任幹事 森川満彦
Mail: mitsuhiko.morikawa@kubota.com
ダイヤ改正に伴うバス発車時刻の変更について(開拓の村の観桜観花会関係)
[事務局からのお知らせ] [北海道支部からのお知らせ]
恵迪寮同窓会ホームページの行事予定でご案内済みですが、平成30年5月19日(土)に開催予定をしています「平成30 開拓の村旧恵迪寮舎 観桜観花会について(開催案内)」について、
JR新札幌駅・新札幌バスターミナル発のバスの発車時刻が、4月のダイヤ改正により変更となりましたのでお知らせします。
【変更後の時刻】
JR新札幌駅・新札幌バスターミナル発 ⇒ 北海道開拓の村着
9:15 ⇒ 9:33
10:00 ⇒ 10:18
(追)ホームページの行事予定欄に記載の発車時刻も変更済みです。
以上
極寒の中、寮歌が燃える~平成30年新年歌始めの会(開催報告)
[事務局からのお知らせ] [北海道支部]
平成30年新年寮歌歌始めの会が1月28日(日)午後1時から、札幌市北区のホテルマイステイズ札幌アスペンで開かれました。
今季の記録的な寒波による凍結などで怪我やインフルエンザの流行で、参加者数が懸念されましたが、道外から前島一淑君(昭和31年入寮)をはじめ、五、六十代の同窓生を中心に、若者パワーの恵迪寮寮生、小樽商大の学生寮や応援団等のOB/現役学生の他、招待の北海道大学と同校友会の役員ら、例年並みの約100人が参集しました。
第1部の北海道支部総会で平成29年の支部活動報告や支部収支報告及び監査報告、平成30年支部活動方針と活動計画が承認された後、第2部の寮歌歌始めの会に入りました。
内藤春彦支部長の開会の辞に続き、横山清会長が年頭の挨拶。そして長谷川晃理事・副学長らのご挨拶。
「都ぞ弥生」の1、2番を斉唱した後、同窓会役員やご来賓の長谷川晃理事・副学長ら6人が登壇し威勢のいい鏡開き。最後に最年長の能勢誠夫君(昭和21年入寮)による乾杯の音頭で寮歌の宴がスタート。
一番手は恵迪寮生で固めた応援吹奏団が登壇、出席者全員で歌唱する校歌「永遠の幸」をトランペットやホルンの勇ましい音響で伴奏し、会場を盛り上げました。
前半は年代ごとに登壇し、「蒼空高く翔らむと」(昭和2年)や「時嘲の波の」(昭和21年)、「魔人の呪い」(大正6年)、「瓔珞みがく」(大正9年桜星会)など名寮歌を熱唱。
恵迪寮歌の合い間には、東北大学出身で来賓の長谷川副学長が寮歌通のOBとともに登壇し、東北大学旧制第二高等学校校歌「天は東北」を歌唱、寮歌を通じて交流を深めました。
また、北大対商大の定期戦を通して友好関係が続いている小樽商大の寮生や応援団関係者らも北大応援団OBらとともに登壇し「若人逍遥の歌」などを熱唱しました。
中入り後、最新の平成29年寮歌「不香の花ぞ」が披露され、作詞者の冠花さん、作曲者の佐藤亮君が寮生とともに元気よく歌い上げました。
約2時間余、楽しい宴が続いた後、恒例の「都ぞ弥生」を1番から5番まで斉唱し、最後に「別離の歌」(昭和6年)でフィナーレ。
「来年もまた元気で歌おう」と誓い合って、散会しました。
(恵迪寮同窓会北海道支部広報常任幹事・大隈昭二(S40入寮))
第18回 平成29年開識社講演会の開催(10/25)報告
[事務局からのお知らせ] [北海道支部]
10月25日(水)18:00~ 第18回北大恵迪寮同窓会開識社講演会が、札幌時計台ホールにて開催され、同窓生や北大関係者だけでなく多くの市民を含む96名の参加を得ました。
演題は、「南極昭和基地と北大恵迪寮」。講師は、恵迪寮同窓(1998年入寮)で医師の森川博久氏。氏は、2005年に北大医学部を卒業し現在は家庭医として鹿児島県立大島病院総合診療科医長の職にありますが、2015年~2017年、第57次日本南極地域観測隊越冬隊医療隊員として、約1年4ヵ月間南極での任に就かれておりました。
久々に行なったという森川氏の「寮式」自己紹介から始まった講演では、越冬隊員としての経験談を中心に昭和基地や隊の業務の説明、そして南極の厳しくも美しく壮大な自然を紹介していただきながら、後半は、恵迪寮での生活がどのような意味を持ちその後の越冬隊員として活躍する道へどのようにつながっていったのかを語っていただきました。
「医療隊員の業務は診療よりも雪かきの方がずっと多い。」
「南極の新雪は、スコップがたたないほど硬い。」
「ペンギンは野生でも人懐っこい。結構近寄ってるが、規則でもそれ以上近づいてはいけないと決められている5mの距離で、Uターンしていく。」
「越冬隊の医療隊員は何故か工事作業の際のセメント担当者と決まっている。」
「気象観測担当は、どんな悪天候でも毎日2回は外に出る。」
「ブリザードの時は、基地内の別棟の建物に行くだけでも命がけ、過去に遭難死亡の例がある。」
「毎日の夜のミーティングは、その日の全員の無事業務終了と安全を確認する最重要の集まり」等々、講演では、終始たくさんのスライドや動画を使って微に入り細にわたった説明が、氏の性格を思わせるユーモアたっぷりの語りで行われました。
参加者に記載いただいたアンケートでは「非常に分かりやすくおもしろかった。」「普段聞けない話がたっぷり聞けた。」「南極や越冬隊に大変興味が持てた。」といった感想が多く聞かれました。
また、実際に現地で長期活動した者にしかわからない、厳しい気候の中での基地生活での機微が非常に興味深く思われました。およそ30名の多職種のプロ集団である越冬隊。それが閉ざされた生活空間で同じ釜の飯を食い、飲み語らい、自らの役割を全うしつつ互いの業務を連携協力しあい、時には価値観を衝突させ、相手の意見を聞く素直さと忍耐と思いやりを日々求められる中で、仲間との強固な一体感を実感する。「かつての恵迪寮での共同生活体験が大いに役立つものだった。」と、氏は語っておられました。
我々が寮生活で培ったものが、地球上最も過酷な地での生活にも役立つ普遍的価値のあるものであることを改めて確認できた非常に意義のある講演でした。
恵迪寮同窓会北海道支部・開識社講演担当 町田幸作記(S60入寮)
以上