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月別アーカイブ: 2017 9月

平成29年予定の旧恵迪寮舎の外壁防腐塗装作業を終えました

[事務局からのお知らせ]

平成29年9月23日(土)、北海道開拓の村にある旧恵迪寮舎の外壁防腐塗装作業を行なった。
10時に旧寮舎前に集合し、先ず「都ぞ弥生」を献歌し、直ちに集合写真を撮った。

その後作業現場である裏庭に回り、和信化学工業㈱の黒河北海道事業所長から塗装作業の要領について説明を受けた。

作業対象は、渡り廊下の裏側。

参加者は協力してくれた黒河さんらを含め29名。

午前の部は、先ずは紙やすりで外壁(板)の汚れ落とし作業。一通り汚れ落としが終わったところで、刷毛を使っての1回目の防腐剤塗り(下塗り)。

一段落したところで、昼食をとるために開拓の村食堂に行く。

午後は、先ず「花繚乱の」と「蒼空高く翔らむと」の2曲を高唱。

そして、2回目の塗装(仕上げ塗り)。作業に慣れてきたためか作業は順調かつ丁寧に遂行される。

雨に当たることもなく、予定どおり15時少し前に作業は終了。

次回以降の参加を誓いつつ散会。

<参加者>

①外部の協力者は、開拓の村の細川学芸員と前述の黒河所長の2名。

②北大関係者は27名。

・うち寮外生が2名。寮の同窓生が22名、現役寮生が3名。

・うち男性が25名、女性が2名。

・寮生関係者25名のうち、2代目恵迪寮生であった者が19名、3代目恵迪寮生であった(orある)者が6名。

・北大関係者27名をを入寮(入学)年次別にみると、昭和30年代入寮(入学)者が6名、昭和40年代入寮者が9名、昭和50年代入寮者が6名、平成入寮者が6名。

・恵迪寮同窓生のうち、初めて同窓会主催のイベントに参加した人が5名。うち1名は開拓の村に来ること自体初めてという人もいた。初参加者が多かったことは画期的なことである。

これからも「伝統の継承と文化の創造」に取り組んでいきたい。

「都ぞ弥生」高唱の全体像

 

都ぞ弥生「高唱」その1

 

「都ぞ弥生」高唱その2

 

「都ぞ弥生」高唱その3

 

集合写真その1

 

集合写真その2

 

今回の作業現場その1

 

今回の作業現場その2

 

作業風景①

 

作業風景②

 

作業風景③

 

作業全体を統括する黒河所長

 

出る釘は打たれる

 

こよなく恵迪を愛する鍵和田名誉教授と今回の責任者佐野将義君

 

作業風景④

 

高所作業

 

現寮生も頑張っています

 

作業風景⑤

 

左2名は現寮生

 

窓の桟も丁寧に

 

私高い所も平気です

 

以上


十勝の高原にたたずむ“自治の砦” 士幌小屋(チセ・フレップ)

[事務局からのお知らせ]

2017年発行の会誌「恵迪」17号に「士幌小屋 チセ・フレップ~自治精神の申し子、不惑へ~」という32ページにわたる長文の特別企画が掲載されました。恵迪寮(新寮)の新築移転計画が具体化され始めた昭和50年はじめ、閉塞的に陥りやすい自治意識や文化活動に危機感を抱く有志達が大学を飛び出し自由な環境の下、“自治の砦”を構築できないかと、立ち上げたのが東大雪の麓に建つ士幌小屋でした。建設から約40年、運営の危機など紆余曲折を経ながら今日でも新入寮生の“士幌小屋ツアー”や地元の児童生徒の研修施設に利用され、創建当時の理想を貫いています。士幌小屋の存在を知らなかった昭和40年代のOBや建設企画や構想に携わった50年代以降の同窓生から大きな反響を呼んでいます。ここに全文を掲載して士幌小屋の今昔を伝えます。トピックスにPDFで掲載しましたのでそちらからダウンロードしてお読みください。


福島再生 大志を抱き取り組む2人~うち1人は恵迪OBです~

[サロン]

9月9日(土)付け道新夕刊に、北大卒2人が福島の除染作業等の現地2トップとして奮闘中であることが報道されました。

一人は環境省 環境再生本部長 本部長の小沢晴司さん(56)、もう一人は福島地方環境事務所 所長の土居健太郎さん(52)です。

小沢さんは昭和55年恵迪寮に入寮し、昭和61年農学部を卒業後環境庁(当時、現・環境省)に就職しました。

入庁後は環境問題、自然保護分野で活躍され、現在は職員数約600人を擁する環境再生本部の本部長として活躍されています。

除染という大変難しい仕事でしょうが、お二人とも健康に留意し活躍されんことを願っています。

2017.9.9道新夕刊小沢晴司氏写真

 

2017.9.9道新夕刊小沢晴司氏

 

以上


平成29年 第18回開識社講演会~講師 第57次日本南極地域観測隊 越冬隊医師 森川博久氏~

[事務局からのお知らせ] [北海道支部]

今年の講演会の講師は、恵迪寮のOBで、医師の森川博久さんです。

彼は平成27年12月2日成田を出発し、平成29年3月22日羽田に降り立ちました。ほぼ1年4ヵ月間、医師として隊員の健康に気遣うとともに、どうやらブリザード時には、それがやんだ後除雪作業にも従事したようです。

南極は、我々の住む日本とは違う異質な世界だと思います。いろいろ楽しいお話しをお聞きできるのではないかと期待に胸を膨らませています。

多くの方のご来場をお待ちしております。

以下、講演会の概要です。

第18回北大恵迪寮同窓会 「開識社」講演会

演 題
「南極昭和基地と北大恵迪寮」

●講 師 : 第57次日本南極地域観測隊 越冬隊医師  森 川 博 久 氏
(平成17年北海道大学医学部卒業、恵迪寮卒寮)

H 10年  北大医学部入学  恵迪寮270期入寮

H17年   北大医学部卒業  恵迪寮卒寮
以後、北海道室蘭市、東京都新宿区、千葉県館山市で研鑚したあと
H 27年7月 第57次日本南極地域観測隊 越冬隊 医療隊員として業務に従事

H 29年5月 鹿児島県立大島病院 総合診療科に勤務
公職 : 鹿児島県立大島病院 総合診療科 医長
日本プライマリケア連合学会認定  家庭医療専門医
日本内科学会 認定内科医

日 時 : 平成29年10月25日(水)17時30分開場  18時開演(約90分)

会 場 : 札幌市時計台2階ホール (定員150名)
住所 : 札幌市中央区北1条西2丁目

会 費 : 無 料 (参加は会員、非会員を問わず可)

主 催 : 北海道大学恵迪寮同窓会北海道支部

森川さんは、子どもの頃に見た映画「南極物語」の世界への憧れを永年胸に秘め、北大医学部に入学。在学中の様々な体験が、その想いを漠然とした憧れから具体的な目標に変え、様々な人との出会いが縁となって、卒業後11年を経て南極越冬隊員として活躍する道へとつながっていきました。ブリザード吹き荒れる極地での共同生活は、かつて過ごした恵迪寮での生活と類似し、その経験が大いに活きたとも。講演では、厳しくも美しい南極の自然へといざなっていただきながら、越冬隊員としての貴重な体験談をお聴きします。

参加申込み方法
氏名・住所・電話番号を添え10月23日(月)までに以下の①~③のいずれかの方法でお願いします。
① 郵 便:060-0808 札幌市北区北8条西8丁目 北大クラーク館3階 恵迪寮同窓会 行き
② FAX:011-706-3276 (恵迪寮同窓会事務局宛てのFAX番号です)
③ E-mail :  info@keiteki-ob.jp (恵迪寮同窓会事務局宛てのメールアドレスです)
なお、講演会開催に伴いお預かりしたお申込者さまの個人情報は、講演会のご案内・ご連絡以外には使用いたしません。

平成29年 第18回「開識社講演会」のご案内(PDF)

以上


作家・佐川光晴さんからのビッグなお知らせ

[サロン]

わたしの小説「四本のラケット」(『大きくなる日』集英社刊に収録)がNHKのラジオ国際で17言語に翻訳されて朗読されます。
アラビア語、ベンガル語、ビルマ語、中国語、英語、フランス語、ヒンディー語、インドネシア語、ハングル、ペルシャ語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語、スワヒリ語、タイ語、ウルドゥー語、ベトナム語です。

日本語での放送は、以下の通りです。

番組名   ラジオ日本プラグイン~NHKワールド ラジオ小説
放送日時  2017年9月16日(土)、9月23日(土)、9月30日(土)
14時10分~14時30分
放送局   日本放送協会(NHK)ラジオ国際

きっと滅多にないことでしょうし、とてもうれしいので、臆面もなくお伝えしました。
なお、『大きくなる日』は、文庫が9月20日(水)に刊行されます。

2017/09/01 佐川光晴(S58入寮)