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事務局からのお知らせ

2019年 草刈り寮歌祭の開催報告(東京芝公園にて)

[事務局からのお知らせ] [東日本支部からのお知らせ]

7月29日、梅雨が明けたとたん、東京では蒸し暑い毎日が続いています。

山の日(=8月11日)の今日も朝からきつい日差し。
しかし、ここ芝公園には、朝から元恵迪寮生たちがシャベルや剪定はさみ、ブラシ、軍手等をもって三々五々集まってきました。そうです。今日は芝公園内「開拓使仮学校跡」の石碑の周囲の草刈りボランティア活動をし、寮歌「都ぞ弥生」を高吟する日なのです。

近年の東京の日中の日差しの強さと熱気は尋常なものではありません。熱中症に気をつけながら、私たちは「開拓使仮学校跡」の石碑の周囲の雑草取りと蘇鉄の木の剪定をしました。今年はそれに加えて、石碑の汚れ落としもしました。

元恵迪寮生たちは、もう汗だく。小1時間のボランティア作業の後、木陰で(暑いので)「都ぞ弥生」を斉唱。その歌声は東京タワーまで届いていたに違いありません。

今日集まったのは13名。平成世代が3名も参加し、大変活気ある「寮歌祭」になりました。

なお、寮歌祭終了後は、芝公園内の東京プリンスホテルに場所を移し、昼食を取りながら交流を深めました。

なお来年は東京オリンピックがありますが、「草刈り寮歌祭」はいつもと変わらず実施予定です。

(文責;東日本恵迪寮同窓会幹事長 兼 東京恵迪会幹事 竹下 忠彦(S53)、2019年8月11日記す)

1.開拓使仮学校跡(石碑)

 

2.今年は石碑も掃除しました。

 

3.雑草や蘇鉄の葉を収集しました。

 

4.約40分作業しました。木陰で休憩中です、、、

 

5.炎天のため木陰で「都ぞ弥生」斉唱

 

6.石碑に向かって「都ぞ弥生」を斉唱

 

7.草刈りを終えて集合写真(13名参加)

以上


同窓会員の近著紹介

[サロン] [事務局からのお知らせ]

S46年入寮の加藤秀弘さんそして同じくS46年入寮の高井保秀さんが最近著書を出版され事務局に贈呈頂きましたのでご紹介いたします。

事務局長 佐藤 市雄

1.クジラ博士のフィールド戦記 加藤 秀弘著

略歴:著者はS46年入寮、現在一社恵迪寮同窓会理事 東日本恵迪寮同窓会副会長
S47年寮歌「楡陵に月は」の作歌者 水産学部増殖科卒業後、同大学院水産学研究科、(財)鯨類研究所、水産庁遠洋水産研究所鯨類生態研究室室長等を経て、東京海洋大学海洋研究学科教授、2018年同大学名誉教授となり、長年にわたって国際鯨類研究者として活躍IWC(国際捕鯨委員会)の科学委員会ホエールウオッチング委員会議長としても14年間務める。
学生時代、襟裳岬で海豹(アザラシ)に出会い、強烈な印象を受けこの道に入るきっかけとなった。トッカリ(=アザラシ)船に乗ってオホーツク海での調査経験など著者の現場を重視人間味あふれる研究体験談が詳細に語られています。
恵迪寮生活:著者の恵迪生活の一端を紹介する件は以下の通り「教養部裏の原始林にあった学生宿舎の恵迪寮は、クラーク教頭の“青年よ大志を抱け!”で著名な札幌農学校寄宿舎を草創とし、北海道帝国大学予科の伝統を引き継いだ全国有数のバンカラ寮で、ここの水があっていたようだ。たくさんの友ができ、たくさんのものを考え、たくさん酒を飲み、たくさん寮歌を覚え、そして1906年以来脈々として続いていた年次寮歌作詞に名を連ねた。」
ライフワーク:鯨の耳垢栓(外耳道に栓状に蓄積される垢で、歯のないヒゲ鯨類の年齢を査定する形質)の研究でも年間3000頭のミンククジラの耳垢栓を研究材料として、鯨の性成熟年齢の若年化をIWC科学委員会にも発表し25年間の論争に決着をつけた。
IWC脱退問題:本著書はクジラの分類的解説に始まり最近の日本のIWC脱退に至る経緯が詳細に述べられている。IWC脱退の裏には関係者の粘り強い努力もあったことや、オーストラリアによるICJ(国際司法裁判所)提訴での結果も報道で言われているような一方的な敗訴ではないことなどが詳述されています。

以上

光文社新書 定価(本体840円+税)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2.「瑠美子、君がいたから 二人で歩んだ人生ノート」    高井 保秀 著

著者略歴 S46年入寮 水産学部卒 食品輸入商社で国内営業・人事畑を長く経験
44歳で米国ロスアンゼルスの食品スーパーマーケットの経営を4年余り担当、帰国後取締役に就任
妻のがん発病を機に61歳で退任、闘病生活を二人で歩む。現在は医療機器の研究開発の会社の非常勤監査役。

著者の最愛の妻が肺腺がんとなり脳へ転移して重篤ながん性髄膜炎となり緩和ケア病棟に入院してからの233日の闘病の記録や想いを本人「高山伸一」妻「中川瑠美子」その他の登場人物も仮名として小説風に書かれている。
大阪岸和田市出身の伸一は親から遠く離れたところを目指し北大へ入学恵迪寮に入った。恵迪寮での思い出はジャンプ大会の優勝だった。
「伸一は水泳部の部屋、S 上の住人として、小さな水着一つで参加した。・・・・・・伸一の一回目の飛距離は5m55cmで、首位に立った。・・・・・2回目の飛技が始まった。・・・・『この勝負負けられん』伸一は挑戦者の気持ちで思いっきり窓枠を蹴った。身体は一瞬宙に舞い、そのあと重力に引かれ急速に雪山に落ちていった。結果は5m58cm、裸の身体に雪がまとわりついた。
これで伸一は、1972年恵迪寮のジャンプ大会の優勝者となった。このことが学生時代の印象深い思い出になった。」

卒業後食品輸入商社の大阪営業所に配属勤務し、後に妻となる瑠美子と出会い結婚、札幌に転勤懐かしい札幌で新婚生活を過ごす。その後、東京本社、大阪と転勤し、95年ロスアンゼルスの食品スーパーの経営を任され二人で移住した。瑠美子は異国の地ロスにもすぐ馴染み、地元のテニスクラブに入会しテニスを通じて仲間を増やしていった。子供のいない二人にはここで、家族の一員ともいうべき愛犬「ケン」が加わった。ケンは4年後東京へ転勤後も亡くなるまで二人の子供のような存在だった。2013年ケンが去った直後の検診で瑠美子の肺がんが見つかった。2014年2月にがんの手術を受けた。その結果、がんが転移していることが分かり、二人は医師の進める抗がん剤治療をするか他の方法に依るか悩んだ末に自然治癒力を高める「食事療法」を選んだ。二人は「求道僧のように、食事を中心とした免疫力アップの生活を追い求めた。」2016年9月頃頭に痛みが出始め最初のMRIでは脳への転移ではないと言っていたが、10月になり「がん性髄膜炎」を言い渡された。2017年3月まで入院治療その後自宅療養したが、4月以降病状が急速に悪化した。「脳機能障害は恐ろしかった。初めは複視の症状が出て、徐々に歩行が困難になった。食事の嚥下が難しくなり、話せなくなった。最後は顔の表情も出なくなった。」

2017年7月、様々に悩んだ末に緩和ケア病棟への入院を決断した。入院後伸一は殆ど1日中を病室で瑠美子共にいて介護に専念し、人参や果物ジュースを自分で作り、飲ませたり、毎日股関節の運動を欠かささなかった。症例の少ないがん性髄膜炎という病気の妻と闘病する中で、他の人にも役立つようにと闘病の記録を描くことを思い立ち今までの二人の思い出や瑠美子へのこれまで語らなかった言葉を綴ることにした。こうして、克明な闘病記録を描く中で心の平静を取り戻し、最後まで瑠美子の回復をあきらめずに介護した。それは、緩和ケアにも拘らずオプジーボの投与を願い出て実現したことにも表れているそのことが、瑠美子にも通じて本人も最後まで病魔と闘い、安らかに眠られたと思われる。この本は、身近にがんで闘病し又それと闘う伴侶や家族の良い手引きとなると共に夫婦の何気ない日常がどんなに貴重なものかを気付かせてくれる。

亜璃西社刊 定価「本体1,500円+税」

 

 

 

 

 

 

紹介文(PDF)もどうぞご覧ください  瑠美子_新刊案内


北大フロンティア基金《恵迪寮改修費》への寄附者ご芳名について(7月31日現在)

[事務局からのお知らせ]

1.寄附者のご芳名

北海道大学総務企画部広報課 卒業生・基金事務担当から、2019年(令和1年)7月分についての北大フロンティア基金《恵迪寮改修費》への寄附の状況について連絡がありましたのでお知らせいたします。

7月にご寄附していただいた方は、会誌「恵迪」第19号の発送便に「北大フロンテア基金《恵迪寮改修費》」関係の書類を同封させていただいたこともあり、月間では過去最高の人数・寄附額(44名、1,350,000円)となりました。

ご寄附していただいた方々には厚く御礼申し上げます。

20190731;北大フロンティア基金《恵迪寮改修費》に寄附された方のご芳名

なお、寄附の払込期限は2020年(令和2年)9月30日までと、1年間延長させていただくこととなりました。よろしくお願いいたします。

2.フロンティア基金での秋の特別キャンペーン実施のご案内(実施期間;令和1年8月1日~10月4日)

キャンペーン期間中に個人で20万円以上ご寄附をいただいた方へ北大農場産のジャガイモ,お米,北大オリジナルおかきのいずれかをプレゼントいたします。

北大フロンティア基金~「秋の特別キャンペーン」のお知らせ~

恵迪寮改修費に20万円以上ご寄附頂いた場合にも対象となります。

この機会にご寄附をご検討いただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願い致します。

以上


令和元年 第13回恵迪夏祭り(第2回道央・札幌地区恵迪寮歌祭)開催報告

[事務局からのお知らせ] [北海道支部からのお知らせ]

夏恒例の恵迪夏祭り(ビール会)が令和元年7月27日(土)12:00から14:30、ライオン狸小路店で開催され、20名が参集しこのみの酒杯をかたむけ旨い肴に歓談、高唱した。

ご挨拶は、いつも矍鑠(かくしゃく)たる能勢誠夫(S21)大先輩。「わが仲間での寮歌は「都ぞ弥生」で始まり(入寮年の)「時潮の波」でおわる・・・」と恵迪夏祭りの始まり。

内藤春彦会長(S40)による音頭で乾杯!札幌の気温も上昇、ビールも最高!

桐生芳郎(S31)先輩からは皆が酔う前にとオカリナで「都ぞ弥生」「アメイジンググレイス」を演奏、80の手習い(失礼)と思えぬ演奏に皆拍手!

七海睦二(S59)代議員が初参加!大企業で要職を務め、いまあるのは恵迪のおかげ!との自己紹介。

さて、しばし歓談ののち適度の酔いとともに寮歌祭へ。野本健(S47)君による「蒼空高く翔らんと」を皮きりに、佐野将義(H2)君は「藻岩の緑」、谷口哲也(S48)君は「魔人の呪」と・・・あの寮歌の高唱放歌がつづく!

司馬威彦(S38)君は、聞きなれぬ(実は寮歌集に掲載されている楽譜どおりの)歌唱を披露。作歌作曲者への敬意を忘れずに、時とともに変わりゆく歌いもまたよしか。
高井宗宏(S31)君は、「藻岩の緑」等のオリジナル作歌作曲者にまつわる諸見解について先生らしく補足説明。両課題とも同窓会の関心事。司馬・高井両氏の寮歌・寮に対する思いと検証は面目躍如たるところ。

途中、都ぞ弥生・英語訳バージョン(野坂政司君訳歌)を氏平増之(S38)・千川浩治(S40)君が歌唱指導。この楽譜・音曲CDは新渡戸カレッジの先生の計らいによりポートランド留学へ向かう恵迪寮生へ託された。彼の地でうたわれひろまる都ぞ弥生、架け橋に期待!!

日高・苫小牧恵迪寮歌祭を開催されたばかりの魚山和春(S39)君は遠方からのご参加!

いつもご参加いただく鍵和田忠男(S39入学)・下村正彦(S32)・新井三郎(S32)大先輩もなごやかにご歓談しつつご高唱。佐藤市雄(S38)君は、今日はゆっくりご歓談。事務局いつもありがとうございます。

と歌い飲み語りつつ時はすぎゆき・・・
おまたせしました!大谷文昭君(S43入学)口上による「都ぞ弥生」1番~5番を斉唱し恵迪エールでお開き。記念撮影。
八重樫幸一(S41)君・大隈昭二(S40)君・岩崎正(S47)君、いつも写真撮影をありがとうございます。

では、また次の機会に!!

(文責;北海道恵迪寮同窓会常任幹事 野本健(S47))

司会の野本健君

 

開会の挨拶をする最年長の能勢誠夫君

 

乾杯の音頭を取る北海道恵迪寮同窓会会長の内藤春彦君

 

オカリナで「都ぞ弥生」を演奏する桐生芳郎君

 

初参加の七海睦二君の自己紹介

 

英語バージョンの「都ぞ弥生]を歌う三勇士

 

肩を組んで「都ぞ弥生」を斉唱

 

集合写真

 

以上


こんにちは。先日の2019年北東北恵迪会の開催報告です。

[事務局からのお知らせ] [東日本支部からのお知らせ]

第一回北東北(青森・秋田・岩手)恵迪会の開催報告

 

日時  7月20日(土) 13:30~16:00

場所  ホテル青森  シークレットルーム

会費    6000円(集合写真代込)

ねぶた祭りを2週間後に控えねぶた囃子の練習の音が聞こえる青森で第一回北東北恵迪会を昭和30年~昭和60年入寮と寮外北大OBの17名で開催しました。
青森県13人、秋田県1人、岩手県1人、東日本恵迪寮同窓会会長坂倉さん、同幹事長竹下さんの17人です。内訳は、寮OB15人、寮外北大OB2人

《会の段取りは以下の通りです。》

1.写真撮影:別室で集合写真撮影(1人間に合わず)

2.開会宣言と挨拶:佐藤文雄より恵迪会開催までの経緯等報告を兼ね挨拶。以後司会も。

3.乾杯:最年長昭和33年入寮の菅野さんの発声。

4.東日本同窓会の挨拶とアピール:はるばるみちのく青森まで駆け付けてくれた会長坂倉さんから恵迪会開催のお祝いと謝意の言葉があり。幹事長竹下さんから寮の現況と改修のための募金協力のアピールがありました。

5.自己紹介:会食後2:30より自己紹介、第一回で全くの初対面の人ばかりなので、寮生活の思い出や近況など あっという間に時間が過ぎ。

6.寮歌斉唱: 校歌、瓔珞みがく、春雨に濡る、蒼空高く翔けらむと、津軽の滄海の、花繚乱の、水産放浪歌、都ぞ弥生、ストームの歌を一気に歌う。

7.閉会:坂倉会長のエールで閉め、来年第二回を岩手での開催を決定し4時過ぎに散会。
お土産に同窓の八戸缶詰野田社長提供の社長用八戸秋鯖缶2個をいただきました。
(某百貨店のラベルを貼ると数千円になるとか?)

PS;青森に帰郷後、白浜さん(恵迪寮同窓会代表幹事)の要請から10数か月、やっと開催できました。
出席の佐藤守作歌昭和50年寮歌「憧憬の故郷」、角田勤作歌昭和60年寮歌「沈黙の杜に」を割愛したので、次回は是非聞きたいものです。
東京時代に共に活動した坂倉さん、竹下さんと再会でき白浜さんに感謝です。

写真、参加者名簿を添付しました。

20190720北東北恵迪会参加者名簿2019

(文責;北東北恵迪会幹事 佐藤 文雄  昭和47年入寮)

北大フロンティア基金(恵迪寮改修費)の説明に耳を傾ける参加者

 

寮歌高唱♪

 

集合写真

 

以上