[事務局からのお知らせ] [東日本支部からのお知らせ]
2022(令和4)草刈り寮歌祭 報告
今年度は、2年ぶりに8月11日(山の日)に、東日本恵迪寮同窓会・東京惠迪会共催の「草刈り寮歌祭」を開催することができました。昨年度、オリンピック・パラリンピックの開催された東京都には7月12日から9月30日まで緊急事態宣言が出されていました。混雑が予想される都心、山の日の活動には感染リスクが高いと判断をし、「草刈り寮歌祭」は、11月23日に延期して実施しました。そして1年経過。コロナ感染問題についてまだまだ心配な点が多いですが、野外活動でもあり、コロナ感染対策をしっかり行いながら開催しようとの判断をしました。
当日集合時刻は11:00。天気は晴れ。気温は時間の経過とともに上昇しましたが、風があり、草刈り作業するには都合のよい気候でした。公園事務所でゴミ袋と熱中症防止のための首巻きタオルの提供をうけ、開拓使仮学校跡石碑の現場へ。集まった精鋭は総勢8名。混雑する電車を避け、自転車で片道40分かけて駆けつけた会員もいました。今年も「マスクをし、大きな声を出さない」「作業中お互い距離をおく」「手のアルコール消毒を随時行う」等に注意しながらの作業でした。コロナ禍3年目になり、参加者はコロナ感染対応には手慣れたもの。公園事務所から無料提供をうけた熱中症予防のタオルを首に巻き、草刈り作業に精を出しました。真夏の屋外作業、マスク着用はやはりきついです。それでも精鋭8名は、鎌や剪定鋏を慣れた手つきで操り、作業すること小1時間。
みごとに写真の通り、石碑の周囲はきれいさっぱりなりました。最後に、ソーシャルディスタンスを保ちつつ、「都ぞ弥生」を斉唱。締めは木村成二氏のエールでした。来年こそはマスクを必要としない「草刈り寮歌祭」を開催したいものです。また来年もやろう「草刈り寮歌祭」!!
東日本恵迪寮同窓会幹事長 竹下 忠彦




[事務局からのお知らせ]
NHKドキュメント72時間「歴代ベスト10スペシャル」
レギュラー放送開始から10年の節目。これまで放送した320以上の回から、視聴者投票で選ばれた歴代ベスト10を2夜連続で一挙放送!みなさんの心に残る「72時間」は入っているでしょうか。
とのことですが、8月12日午後11:13から「第8位」で放映されました。恵迪寮自治会への追加取材映像は「第7位」の前半に紹介されています。両方、併せてご欄ください。こちらのNHKプラスからどうぞ。 https://www.nhk.jp/p/72hours/ts/W3W8WRN8M3/plus/ 見逃し・同時配信 – ドキュメント72時間 – NHK
NHKプラスに登録すれば 8/19(金) 午後11:45 まで視聴可能です。


[事務局からのお知らせ]
ご好評をいただいております寮歌カレンダー「寮歌の情景Ⅲ」は、従来の①壁掛けB4判16P(展開B3判)のほか、新たに②卓上版13Pを製作しており、③壁掛け&卓上版セットによる予約注文も可能です。どうぞ名曲の数々をご覧ください。


【ご注文のしかた】
こちらの https://www.keiteki-ob.jp/calendar_reserve_form/ からお申込みください。ただし、決済機能がありませんので、注文確認メールで銀行振込先をご連絡します。お支払いが済んだ時点でご注文完了とさせていただきます。
■壁掛けB3版 16P(中綴じ)
1部 2,200円 (送料別・税込) + 梱包含む送料 600円 (部数にかかわらず全国一律)
■卓上版 13枚(はがき利用可)
1部 1,600円 (送料別・税込) + 梱包含む送料 200円 (部数にかかわらず全国一律)
■壁掛けB3版 & 卓上版 セット
1セット 3,000円 (送料別・税込) + 梱包含む送料 600円 ( 1セット1ヶ所につき全国一律)
[事務局からのお知らせ]



会誌の郵送先が変更になっている方、郵送先をまだ登録していなかった方は、「会員登録変更フォーム」https://www.keiteki-ob.jp/about/membership/member-change/ からお知らせください。折り返し、会誌を郵送いたします。コメント欄に「会誌希望」とご記入ください。
【今年の内容から抜粋】
・カラーグラビア「寮を撮る~私にとっての意味」小室光大(H30)
・北大総長挨拶「恵迪寮のDNAとSDGs」寳金 清博 氏
・現寮特集「恵迪寮大改修に向けて~三者協議の状況」森川満彦(S49)
・現寮特集「詠めや歌へや130曲!北大寮歌の秘密」新目七恵氏、 黒瀬ミチオ氏
・寮歌あれこれ「新渡戸校長借別歌」藤田正一(S38)
・別冊「恵迪寮自治会について」恵迪寮自治会編集、恵迪寮同窓会発行
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北海道恵迪寮同窓会「総会・寮歌歌始めの会」開催報告
と き:令和4年7月2日(土) 11:00~14:20
ところ:総会…日本聖公会北海道教区 札幌キリスト教会
寮歌歌始めの会…クラーク会館西側 日本庭園
本来ならば今年の1月に開催する予定であったが、コロナ禍の中「なんとしても対面で寮歌を高歌放吟したい」との思いを叶えるため、数回の役員会で議論を重ね約5カ月延期しての開催であった。総会は23名の参加を得て、会則に則り内藤春彦会長の議長のもと、事業・決算・監査報告、事業計画・予算案、役員案が滞りなく承認された。
その後、中央ローンで握り飯の昼食をとり、寮歌歌始めの会の会場に移動した。折しもこの日は北大商大応援団対面式がコロナを経て3年ぶりに行われる日であった。中央ローンでの食事もそこそこに、大通の対面式会場に向かう応援団・恵迪寮生の一行がクラーク像の前で「ストームの歌」を乱舞するのを激励した。
寮歌歌始めの会は現役の寮生1名を含めた22名の参加で、屋外となるクラーク会館西側日本庭園で行った。ここには「大志亭」と名付けられた四阿があり、そこに同窓会旗と寮歌の幟を飾って仮ステージをしつらえたのであるが、夏の緑の中でなかなか趣のある会場となった。急遽、「蚊対策」として防虫スプレーや蚊取り線香を用意したのも一興であった。
今回は歌う寮歌を初めから決めないで、参加した人が「歌いたい寮歌」を出して皆で歌うという形式をとった。それそれが選んだ理由などを簡単に紹介したり、歌い終わった後に寮歌にまつわる思いを相互に披露したりして、深みのある寮歌祭となった。加えて、屋外であったので、誰はばかることなく思いっきり歌えたことにより所期の目的が達成できた寮歌祭となったものと確信する。
最初と最後には「都ぞ弥生」(明治45年)を歌ったが、参加者がリクエストした「歌いたい寮歌」は次のとおりであった(歌唱順)。
・「悲歌に血吐きし」(昭和30年)
・「蒼空高く翔けらんと」(昭和2年)
・「時潮の波の」(昭和21年)
・「藻岩の緑」(明治44年)
・「時潮の流転」(昭和14年)
・「彷徨へる心のままに」(昭和24年)
・「天地の奥に」(昭和18年)
・「吾憧れし」(昭和33年)
・「花繚乱の」(昭和32年)
・「茫洋の海」(昭和35年)
・「手をとりて美しき国を」(昭和28年)
・「水産放浪歌」
・「春雨に濡るる」(大正12年)
・「嗚呼茫々の」(楡陵謳春賦つき)(昭和11年)
・「タンネの氷柱」(昭和8年)
・「津軽の滄海の」(昭和13年)
・「湖に星の散るなり」(昭和16年)
・「魔神の呪」(大正6年)
・「我楡陵に ー行秋哀歌―」(平成2年)
・「快速エアポート」(平成24年)
・「寒気身を刺す」(昭和42年)
ここに並んだ寮歌を見て何を感じられであろうか。いろいろな思いがよぎると思われるがそれは皆様各人にお任せすることにしたい。最後に、参加された皆様、このページを読んでくださった皆様、いろいろな面で協力いただいた皆様、すべての方々の御多幸をお祈り申し上げてこの稿を終える。
文責:北海道恵迪寮同窓会副幹事長 千原 治