サイドメニュー

2019年 第2回兵阪和恵迪寮歌祭の開催報告

[事務局からのお知らせ] [西日本支部からのお知らせ]

兵庫・大阪・和歌山地区の寮歌祭に12人、北大会館で盛り上がる

 桜前線に見立てて沖縄から始まった「寮歌前線」は北上し、兵庫・大阪・和歌山地区の寮歌祭が5月26日(日)、大阪市北区の大阪駅前第二ビル2階にある北大会館で開催され、12人が参加した。

冒頭、西日本恵迪寮同窓会の植松高志会長から開会の挨拶があり、続いて参加者が1人ずつ近況を報告した。

ビールから始まり、日本酒や焼酎の杯を重ねるうちに口も滑らかになり、12人全員が報告を終えるまでにたっぷり2時間を要した。食事は西日本幹事長の岩井隆郎君が馴染みの居酒屋から運んでくれたが、居酒屋のシャッターに頭部を打ち付けて約4センチの裂傷を負うというアクシデントがあった。岩井君は出血しながらも酒を飲み、一時は気を失ったかと心配したものの、ただ酔って寝込んでいたことがわかり安堵した。大事に至らなかったのが幸いである。

全員が昭和の時代に入寮し、30年代初頭から50年代半ばと入寮年次は幅広いが、木造のかつての恵迪寮で青春期を過ごしたという共通の体験があり、話題は尽きることなく時間が過ぎていった。参加者のうち自ら会社を興した者もいるが、大半が第一線を退いた後の第二の人生を送っており、半生を語るにはそれなりの時間が必要ということだろう。

開宴2時間を経て寮歌祭の本題に移り、札幌農学校校歌「永遠の幸」を歌い始めに、参加者が1人ずつ好みの寮歌を選んで歌い継いだ。順に「春雨に濡る」「茫洋の海」「藻岩の緑」「タンネの氷柱」「蒼空高く翔らむと」「茫洋の海」「湖に星の散るなり」「時潮の波の」「花繚乱の」「北の都は」「いつの日か生命結ばん」「寒気身を刺す」「偉大なる北溟の自然」「津軽の滄海の」「別離の歌」「天地の奥に」「春来にけらし」の16曲で、「茫洋の海」を二度歌った。

さらに、「水産放浪歌」に続いて、肩を組みながら「都ぞ弥生」を高唱、3時間余に及ぶ兵庫・大阪・和歌山地区の寮歌祭を終えた。

(文責・野呂雅之)

参加者は次の皆さん(氏名、入寮年次、学部・学科の順。敬称略)

1.窪田開拓  1957年 工学部・鉱山
2.伊藤靖久  1963年 工学部・建築
3.入江和彦  1966年 水産学部・漁業
4.吉田務   1966年 工学部・金属
5.上田稔   1966年 水産学部・漁業
6.植松高志  1969年 法学部・法律
7.平原伸幸  1974年 工学部・土木
8.岩井隆郎  1976年 工学部・原子
9.本多知佳  1976年 水産学部・漁業
10.野呂雅之  1976年 水産学部・漁業
11.山本慎之介 1976年 工学部・原子
12.青木孝之  1980年 水産学部・漁業

<追伸>

本記事の投稿者である野呂雅之さん(S51)から、同日付け(2019年5月29日)で、以下のようなメールをいただいていますのでお知らせします。

【野呂さんからのメール文】

「恵迪寮大改修の募金の説明と募金の訴え」につきましては、兵阪和恵迪寮歌祭の幹事である山本慎之介君からパンフレットを配布して詳しくなされました。

その点を報告には記載しておりませんが、参加者一堂は趣旨を十分に理解しております。以上

近況報告をする参加者たち①

 

近況報告をする参加者たち②

 

寮歌祭で歌う窪田開拓さん(左端)ら

 

肩を組みながら「都ぞ弥生」を高唱♪

 

寮歌祭の最後に全員で記念撮影

以上