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【昭和46・47・48年恵迪寮入寮50年の集い】同期会報告

[事務局からのお知らせ]

昭和46・47・48年に恵迪寮へ入寮した同窓生による50周年の集いが令和5年10月1日(日)に札幌で開催されました。北大ホームカミングデーにあわせその翌日の開催です。昨年に開催予定でしたがコロナ禍による延期を経、晴れて元寮生68名とご同伴者1名が参集しました。13時からクラーク像から現恵迪寮までの北大構内散策を行い、16時半からホテルマイステイズ札幌アスペンで同期会を行いました。北大構内散策では、クラーク像前に集合。記念撮影では、ちょうど通りかかった藤田正一同窓会副理事長(S38)に撮影をお願いしたところ、クラーク像の台座のオオオニバスのレリーフの謂れ、オオオニバスとの出会いがクラーク博士の人生の方向を大きく変えたとのご説明をうけ、同期会に相応しい始まりでした。

50年ぶりの対面も多く旧交を温めつつ、現役北大応援団の太鼓の出迎えにより恵迪寮へ向かって寮歌を高吟しながら行進しました。途中、北大総合博物館では北大精神を振り返り、寝食をともにした2代目恵迪寮の跡地(現準硬式野球部球場)では当時の寮玄関位置を探しあてるなど思いは尽きぬよう。現在の3代目恵迪寮では、第321期執行委員会の協力を得てホールや図書室などの寮内部を見学することができ、内田寮長から現状・課題について説明していただきました。

ホテルでの同期会では、これまでにご逝去された寮生を悼み黙祷をささげた後、世話人会からの挨拶、乾杯、スライド上映、懇談、全員1分間スピーチ、寮歌高唱と続きました。スライド上映では当時の部屋アルバムに懐かしみ、矢野哲憲君(S47)提供の無声8mm動画に残る往時の寮生活実態に一同驚嘆。全員スピーチでは1分間の短い時間に追われつつもさまざまな人生、思いが語られましたが、「今の己の人生は恵迪寮生活無しには考えられない」と多くの声がありました。集団生活する自治寮の教育力!

宴会は寮歌祭と化し、永遠の幸、花繚乱の、蒼空高く翔けらむと、瓔珞みがく、水産放浪歌・・・馴染みの寮歌のオンパレード。

木村成二君(S46)の口上により「都ぞ弥生」を声高らかに5番まで肩組み歌い、閉会挨拶では、次回同期会は年齢を考えると早めに開催したい、北大創基150周年にあたる3年後の開催提案もありました。どこからともなく「醒めよ迷いの夢さめよ・・・」と「ストームの歌」が始まり皆むち打ち乱舞し50年の集いに皆大いに喜び、次回の再会を約束し宴はおひらきとなりました。

参集された皆様あっての50年の集い、参集に心から感謝申し上げます。
なお、本会開催にあたり多くの支援を受けました。同窓会・恵迪寮はもとより前年に開催されたS44・45・46同期会の知見、名簿の精緻化、取材による充実した栞、資料の提供などです。記して感謝申し上げます。

(世話人代表;栗山恵二君(S46)、野本 健君(S47)、谷口哲也君(S48))