サイドメニュー

アーカイブ

北海道恵迪寮同窓会 第17回恵迪夏祭り(ビール会)開催報告

[事務局からのお知らせ] [北海道支部] [北海道支部からのお知らせ] [支部のページ]

1 日 時  令和7年7月26日(土)12:00~14:00

2 会 場  浜焼き海鮮居酒屋「大庄水産 札幌・読売北海道ビル店」

3 参加者(敬称略)  高井(S31)、内藤(S40)、千川(S40)、八重樫(S41)、大谷(S43)、内田(S51)、清水(S52)

4 開催報告

 高井先生の乾杯により宴が始まり、その後、一気に当時の話へと花が咲きました。
 まず、「楡の木」「エルムの鐘」などが話題に上がりましたが、エルムの鐘は、いつまで寮にあったのか、決して爽やかじゃなく濁った音だったとか、横山理事長 (S31)も鳴らされていたというような貴重な証言がありました。また、ダイハツ(大阪発動機)オート三輪に纏わる話などなかなか普段聞けないような話で盛り上がりました。
 最近の話としては、運転免許返納に伴って「運転できません」と記載された免許証となったことや交通違反したものの逆に警官に説教した話とか、政治の話など話題は尽きませんでした。
 今回のお店の東京本社に偶然にも八重樫さんのお知り合いが勤めておられることがわかり、その方のご厚意から料理も奮発されており、美味しい料理でお腹を満たし、皆さん杯を重ねるごとに益々饒舌、和気藹々、元気一杯で楽しい時間を過ごしました。
 明るい時間から飲む少しの罪悪感と優越感に浸りつつ、最後は、内藤会長の締めにてお開きとなりました。

 皆様、お疲れ様でした。ありがとうございました。
 

報告(清水)

 


北海道大学総合博物館 見学イベント 開催報告

[事務局からのお知らせ] [北海道支部] [北海道支部からのお知らせ] [支部のページ]

北海道大学総合博物館 見学イベント 開催報告

北海道恵迪寮同窓会 常任幹事 佐野将義(H2)

 

北海道恵迪寮同窓会では、北海道開拓の村旧恵迪寮舎の環境整備と会員同士の親睦を目的として、毎年、草刈りを実施していますが、現在、旧寮舎の改修工事が行われており、旧寮舎周りの草刈りができない状態であるため、代わりの行事として6月28日(土)に北海道大学総合博物館を見学するイベントを開催しました。

参加者は8名。
北海道大学総合博物館の玄関前で集合写真を撮影後、博物館を見学しました。
当日は、夏季企画展示「人文的昆虫展覧会」のオープニングセレモニーが開催されており、多くの来館者で賑わっていました。
今回の見学では、特別に総合博物館の首藤光太郎助教に館内案内をしていただきました。
首藤助教は植物分類・系統学を専門としており、最近ニュースになっていた北大キャンパス内で毒性がある「バイカルハナウド」とみられる植物が見つかったとして調査にあたった先生です。
総合博物館の専任の先生から、裏話や逸話を交えながら展示物などの説明をしていただきました。たいへん貴重なお話を聞くことができ、有意義な見学となりました。

見学終了後に総合博物館の建物横で、参加者全員で明治45年寮歌「都ぞ弥生」を歌いました。
その後、中央ローンに移動してお弁当を食べながら交流しました。
今回は、例年開催しているイベントが開催できないことになり、急遽企画して開催したイベントでしたが、総合博物館からの協力を得られ、天候にも恵まれ、楽しいイベントになったと思います。

ご協力いただいた北海道大学総合博物館と館内案内していただいた首藤助教に対して、お礼を申し上げます。

北海道大学総合博物館の玄関前で集合写真

「人文的昆虫展覧会」のポスター

北大キャンパス模型前で首藤助教による北大キャンパスの概要説明

研究者紹介コーナーにて

 

 

 

 

 

 

 

 

考古遺物コーナーにて

植物標本

恐竜化石コーナーにて

明治45年寮歌「都ぞ弥生」を歌う

中央ローンで昼食会

 

 

 

 

 

 

 

 


第17回恵迪夏祭り(ビール会)のご案内

[事務局からのお知らせ] [北海道支部] [北海道支部からのお知らせ] [支部のページ]

北海道恵迪寮同窓会
第17回恵迪夏祭り(ビール会)のご案内

 
 北海道恵迪寮同窓会の伝統行事である「恵迪夏祭り(ビール会)」の季節がやってきました。
 これまで、サッポロビール「ライオン」や北大「カフェ de ごはん」」でやってきましたが、これらの会場では思うような開催ができないことがわかりました。
そこで、新規会場として昼からビールを自由に飲める会場ということで探してみました。皆様に堪能していただけるものと思っています。
 真夏の札幌の午後をビールで楽しみませんか。

 

1 日時  令和7年7月26日(土)12:00~14:00
2 会場

浜焼き海鮮居酒屋 大庄水産 札幌・読売北海道ビル店

札幌市中央区北4条西4丁目1 読売北海道ビル2階

3 会費  4,500円 ≪料理7品・2時間飲み放題≫
4 申し込み

・7月22日(火)までに、入寮年・氏名を明記して、

   下記の担当にメールで申し込んでください。

・担当:副幹事長 清水文彦

                      メールアドレス shimirin1106@gmail.com


第19回道北・旭川恵迪会寮歌祭報告

[事務局からのお知らせ] [北海道支部] [北海道支部からのお知らせ]

 2025年7月5日(土)午後6時より、旭川トーヨーホテルにおいて第19回道北・旭川恵迪会寮歌祭が開催されました。今年も北大・小樽商大応援団対面式(7月6日 小樽開催)と重なってしまいましたが、恵迪寮同窓会から千川浩治副会長と大谷文昭常任幹事がご来賓としてご出席いただき、総勢12名での盛宴となりました。

 寮歌祭は、請川尊史幹事(昭和51年)の司会のもと、ご来賓代表として千川副会長(昭和40年・応援団)からご挨拶をいただいた後、出席者の中で最年長の五味渕稔氏(昭和41年)による乾杯で始まりました。各参加者の会話と食事でしばし盛り上がった後、各参加者の発声により寮歌を皆で高唱しました。寮歌の演目・発声者は以下の通り。

1 蒼空高く翔󠄀らむと(昭和2年)- 宜寿次盛生氏(昭和60年・応援団)

2 魔神の呪い(大正6年)- 伊東誠氏(昭和57年)-今回、初参加

3 津軽の滄海の(昭和13年)- 皆川吉郎幹事(昭和43年)

4 瓔珞みがく(大正9年桜星会歌)- 五味渕稔氏(昭和41年)

5 永遠の幸(札幌農学校校歌)- 村上昭男幹事(昭和43年)

6 タンネの氷柱(昭和8年)- 渡辺誠二幹事(昭和58年)

7 一帯ゆるき(明治40年)- 宮崎譲幹事(昭和48年)

8 花繚乱の(昭和32年)- 森満範幹事(昭和57年・応援団)

9 水産放浪歌- 大谷文昭氏(昭和43年・応援団)

10 春雨に濡る(大正12年)- 山本牧氏(昭和49年)

11 都ぞ弥生(明治45年)- 請川尊史幹事(昭和51年)

エール:森満範幹事(昭和57年・応援団)

 

 それぞれの寮歌の合間に、千川氏や大谷氏から寮歌にまつわるエピソードをお話し頂き、諸説はあるものの参加者同士の考えを語り合う姿に学生だった頃の情景が蘇り、胸が熱くなった次第です。OBだけの議論なので答えが出るようなものではないのかもしれませんが、作者の想いを尊重しつつ、現役生が歌いやすいように変わっていっても良いのではないかとの意見に落ち着いたと思います。ご参考として、各寮歌で出された話題の一部は以下の通りです(あくまで参加者内での会話ですので、批判・異論はご容赦ください)。

○都ぞ弥生(明治45年)
・「花の香」とは桜のことか(桜はあまり香りがしないが・・)?
・「羊群声なく」牧舎に帰る、って本当?
○永遠の幸(札幌農学校校歌)
・アメリカ南北戦争時の北軍行進歌が元歌であり、歌うテンポも早いほうが良い。
(原曲が同じである同志社大学の応援歌「若草萌えて」はテンポが良い)
○春雨に濡る(大正12年)
・春雨に「ぬるる」であったが、現在は「ぬる」
・「王者の誇」の王者とは?
○タンネの氷柱(昭和8年)
・「無絃琴(つるなしごと)」とは?
○津軽の滄海の(昭和13年)
・「牧場添ひの野路」の「野路(のじ)」の読みが、現在は「みち」となっている
○時潮の波の(昭和21年)
・旅の朝早くは「明けぬ」か「明けね」か
○花繚乱の(昭和32年)
・「森に桂の火は燃えぬ」とは?
○水産放浪歌
・前口上にある「~一夜の快楽を~」の「快楽」は「かいらく」か「けらく」か
・蒙古放浪歌との違い

 このように、寮歌と議論(会話)を織り交ぜながら会は進行したため時間が足りないぐらいでしたが、充実した宴となりました。
 また、今回も宮崎幹事作の「都ぞ弥生」の1~5番の歌詞の情景を描いた絵画を持参いただき、宴に華を添えていただきました。
 次回は、来年2026年7月4日(土)にトーヨーホテルで開催予定ですので、多くの方のご参加をお待ちしております。

PDFでもご覧ください 会報19

(文責:昭和57年入学・応援団 森 満範)


2025年度総会・寮歌歌始めの会

[事務局からのお知らせ] [北海道支部] [北海道支部からのお知らせ] [支部のページ]

2025年度総会・寮歌歌始めの会 開催報告

北海道恵迪寮同窓会

と き:2025年5月24日(土)17:00~19:00

ところ:北海道大学インフォメーションセンター エルムの森「カフェ de ごはん」

北海道恵迪寮同窓会の定時総会と寮歌歌始めの会を、5月24日に北大正門横のインフォメーションセンター内にある「カフェ de ごはん」で行いました。参加者は、会員26名・現役寮生6名の計32名でした。

〇北海道恵迪寮同窓会総会(進行:清水文彦副幹事長)
規約では議長は会長が務めることとなっていますが、内藤春彦会長の指示により、谷口哲也幹事長が代理として議事の進行にあたりました。
予定していた議事である、「2024年度事業報告」「2024年度会計決算報告及び監査報告」「2025年度事業計画」「2025年度予算案」「役員改選案」について、千原治副幹事長・佐藤市雄監事がそれぞれ説明及び報告し、特に質問意見はなく、すべて承認されました。

〇寮歌歌始めの会(進行:千原治副幹事長、清水文彦副幹事長)

1 開会挨拶   北海道恵迪寮同窓会会長      内藤春彦君

2 挨拶     一般社団法人恵迪寮同窓会副理事長 藤田正一君

3 都ぞ弥生斉唱 北海道恵迪寮同窓会副幹事長    清水文彦君

4 乾杯     一般社団法人恵迪寮同窓会監事   氏平増之君

5 寮歌高唱

今回の寮歌歌始めの会は、歌う寮歌を予め用意するプログラムではなく、参加者からのリクエストを皆で歌うという形式で行いました。以下、簡単に報告します。私の記憶違いにより、順番が前後していたり、コメント等で書き洩らしていることもあろうかと思いますが、その点はご容赦ください。(ご指摘があれば修正します。)

①今回の最年長出席者である桐生芳郎君(S31)が、日頃練習されているオカリナで「都ぞ弥生」と「アメージンググレース」を演奏されました。

②進行の千原治君(S50)が、寮歌祭の口火を切るということで、明治40年「一帯ゆるき」をリクエストしました。数ある恵迪寮寮歌の最初の曲であるという意味でも重要であり、歌詞もその後の寮歌の要素をすべて含んでいるものであるとの説明がありました。歌唱後、参加者から、この寮歌の作歌者である田中義麿君は日本の遺伝学の基礎を築いた大学者であることが披露されました。

③内田敏博君(S51)が選んだのは、花々が咲く今の季節に相応しい昭和32年「花繚乱の」でした。歌唱後、参加者から、5番の「森に桂の火は燃えぬ」の真相について、作歌者である前島一淑君から聞いた話を披露されました。

④司馬威彦君(S38)は、自身の在寮当時は恵迪寮歌だけではなく他校の寮歌も盛んに歌っていたということで、七高造士館の「楠の葉末」が披露されました。歌唱後、参加者から、七高造士館初代館長は札幌農学校第2期生の岩崎行親君であることが紹介されました。

⑤古野雄大君(寮生、R3)から、司馬先輩に敬意をこめて、昭和39年「偉大なる北溟の自然」歌いたいとのリクエストがありました。現在の寮生は寮歌を歌う時は起立して歌っているということで、全員で立って歌いました。

⑥氏平増之君(S38)は、楡陵謳春賦を「都ぞ弥生」の前につける件に触れて、そのもととなる昭和11年「嗚呼茫々の」を楡陵謳春賦とともに歌うことを提起されました。

⑦吉田康祐君(S40)は、昭和2年「蒼空高く翔らむと」の5番を歌うたびに感動しているというエピソードとともに大熱唱されました。

⑧横溝航君(寮生、R3)は、応援団員として水産学部の「おしょろ丸」の出航に立ち会ったことがあるが、その名前の「忍路」という地名が歌詞に入っている昭和8年「タンネの氷柱」をリクエストされました。歌唱後、参加者から、5番に「楡鐘」という言葉があり、寮歌にとって「鐘」は重要な意味があるが、今の寮歌には「鐘」がない。これは実際に「鐘」がないからであるという「楡鐘論」が出されました。

⑨司馬威彦君(S38)は、昭和18年「天地の奥に」、昭和4年「「黒潮鳴れる」を声高らかに歌われました。

⑩桐生芳郎君(S31)は、「都ぞ弥生」に作曲者である赤木顕次君の実際にお会いしたことがあるというエピソードを紹介されました。寮歌による恵迪寮生の世代を超えたつながりを感じました。

⑪松尾憙道君(S38)は「水産放浪歌」を恵迪寮で聞いた時の感動と大学生としての覚悟をした思いをこめて、是非とも歌いたいと思い参加したとのことでした。また、兄弟3人が恵迪寮生で、亡くなられたお兄様方の分も歌われました。

⑫鹿田幸年君(S50)は、参加者からの声に応じて、昭和16年「湖に星の散るなり」を歌われました。なお、鹿田君は支笏湖畔「散星湖寮」の寮長です。

⑬最後は、全員で肩を組んでの明治45年「都ぞ弥生」です。発声は清水文彦君(S52)でした。

6 閉会挨拶   北海道恵迪寮同窓会副会長     千川浩治君

(報告:千原 治)

司馬威彦君(S38)と松尾憙道君(S38)

桐生芳郎君(S31)のオカリナ演奏

吉田康介祐君(S40年)「蒼空高く翔らむと」を熱唱

 

最後は、全員で肩を組んでの明治45年「都ぞ弥生」です。発声は清水文彦君(S52)でした。