サイドメニュー

アーカイブ

はなやかに、入寮50周年記念の宴が♪♪

[サロン]

はなやかに、入寮50周年記念の宴が♪♪この度、千田忠男君(S40入寮)から、9月12日に京都・宇治で開かれた「39・40会」のつどいの模様が稿されたのでご披露します。

<以下、ほぼ投稿原文のとおりです。>

 入寮50周年を記念する「つどい」が、39年40年入寮組でつくる3940会によって京都・宇治『鮎宗』(あいそ)で開催された。

 一目見て入寮したころからほとんど変わらない髪型の者(成長の見えにくい例か?)から、人生の風味を輝かせている者(それなりに大人になった例か?)まで、なつかしい顔ぶれであった。
特に、女性陣3名の参加もあり、現地で企画を担当した者として、報われた思いに感涙した。

 このつどいの狙いは、標記のほかに三つあった。

 その一つは、全国の銘酒飲み比べである。『鮎宗』のご英断をいただき「酒類持ち込み」として、各自推薦の銘酒1本(4合瓶)を持参してもらうことにした。これにより、北海道・旭川から福岡・北九州まで、全国の銘酒を堪能することが出来た。
なお、乾杯はサッポロビールにこだわった。

 狙いの二つ目は、宇治川の鵜飼いを観覧することである。鵜匠が女性ということで有名であり、なかなかの見ものであった。「あの鵜は、もしかしたら、私ではなかったか?」とつぶやい
ていた者もいた。

 なお、NHKのドラマが計画されていて、昼の訓練や鵜飼い
が撮影されていた。その後のしらべで、NHKBSプレミアムで11
月12日(水)午後10時~50分『鵜飼いに恋した夏』として放映
予定とのことであった。

 狙いの三つ目は、翌日京都市内で開催される「恵迪寮同窓会西日本大会」の事実上の前夜祭という趣旨である。同窓会の大会は、北海道支部、東日本支部、西日本支部が持ち回りで開催し、本年は京都で開催した。そこで、大会参加の便も考慮して、この企画を目論んだのである。参加者27名中11名が西日本大会にも参加された。

 最後に、次回の宴を約束して散会した。

(追記)料理旅館なので、宿泊者を中心にさらに盛り上がった由である。

(文責:千田忠男 京都市在住)

<なお、写真(京都・宇治で「都ぞ弥生」を高唱する39・40会)は投稿者から送信されたものです。>


口笛による寮歌演奏 見事なコラボレーション

[サロン]

口笛による寮歌演奏 見事なコラボレーション平成26年9月18日、札幌時計台ホールで開催された柴田晶子さんの「口笛コンサート」に感激した大隈昭二さん(S40入寮)から、コンサートについての投稿がありましたのでご披露します。

<以下、投稿原文の通りです>

初秋の一夜、口笛で奏でる名寮歌が札幌市時計台ホールにこだました。

 奏者の北大経済学部出身の柴田晶子さんは、2010年と12年の国際口笛コンクールの成人女性部門で総合優勝するなど世界的なホイッスラー。

 事前にCDで聴いた「口笛吹きと犬」や「ムーン・リヴァー」など華麗で軽快なメロディーが、はたして重厚で力強い寮歌にマッチするか、はなはだ疑問だった。

 ところが、ふたを開けてみれば、口笛と寮歌のコラボレーションはまったく期待を裏切らなかった。

 ステージ2の「語り継ぐ恵迪寮歌」は、札幌農学校校歌「永遠の幸」からスタート、「茫洋の海」(昭和35年寮歌)、「郭公の声に」(昭和3年寮歌)などに続き、私の年代ではほとんど聴く機会がなかった「沈黙の杜に」(昭和50年寮歌)も演奏されたが、彼女の“魔法の口笛”にかかると長く歌い継がれた寮歌のようにすぐ心に解け込んだ。

 来場の実行委員会会長で「花繚乱の」(昭和32年)を作詞作曲した前島一淑さんや「凋落正に秋深し」(昭和38年)の作詞者・諏訪正明さんや作曲者宮田睦彦さんも、寮歌の新しい表現方法を見出したと、納得した表情だ。

 「子どもの頃から誰もが親しんできたわりには、音楽界ではまだマイナーな分野ですが、口笛演奏の世界的普及を目指し、研鑽を積みあらゆるメロディーに挑戦していきたい」と語る彼女の言葉に「Boys ,Be Ambitious」の真髄をみた。

      恵迪寮同窓会常任幹事 大隈 昭二(S40年入寮)


宇治川の畔で盛大に開催!恵迪寮39・40会

[サロン]

宇治川の畔で盛大に開催!恵迪寮39・40会この度、大隈昭二君(S40入寮)から、宇治川のほとりで行わ
れた「39・40会」の集いの様子が投稿されましたのでご披露
します。

<以下、投稿原文のとおりです>

「恵迪寮39・40会」(芝垣美男会長)の入寮50周年の集いが9月12日夜、平安時代の史跡を残す宇治川畔で開かれた。

 同会は昭和39年と40年に入寮した仲間が入寮40年を記念し2007年朝里川温泉で発足したのがきっかけ。東京の恵迪寮同窓会や恵迪寮命名百年「都ぞ弥生」百周年などに合わせ開催してきた。

 6回目となる今回は京都在住の千田忠男君(S40年)と富山在住の佐竹正治君(39年)の両幹事の尽力で、平等院や源氏物語の「宇治十帖」など平安文化の歴史遺産が数多残る宇治川畔での鵜飼観賞を中心に企画された。

 集いには、芝垣夫妻を始め、一昨年亡くなった山口千里君(40年)の夫人や地元の関西や関東、北海道から27人が出席。夕闇せまる午後6時過ぎ、2隻の遊覧船に分乗。篝火が燃え盛る中、鵜飼の発祥地・長良川出身の二人の美人鵜匠が登場するや、解説を加えながら数羽の鵜を巧みに操って鮎を始め小魚類をつぎつぎに捕獲。その度、船べりから喝采が湧きあがった。

 約1時間の遊覧後、船宿で懇親会が開かれ、「商業化が進んでいる長良川より身近に見物できてよかった。とくに美人鵜匠の操作は見事」と感心しきりだった。最後に「都ぞ弥生」を全員で斉唱すると、宇治の山峡に響き渡った。

宴の後は、船宿に泊まるもの、京都のホテルに戻るもの、近畿の自宅に帰るもの、それぞれ、別れを惜しみながら、次回の再会を誓い合った。(写真は、参加者の集合写真です)。

  同窓会本部常任幹事 大隈昭二(40年)記


御礼/口笛寮歌コンサート

[サロン]

 9月18日の時計台ホール、定員いっぱいをの皆様にご来場賜り実行委員会の一人として感謝申し上げております。内訳は、恵迪寮OB70名余、北大関係者30名余、市民40名余です。口笛奏者・柴田晶子さん(07年北大経済卒)、CD「ピアノで奏でる恵迪寮歌」でもお馴染のジャズ・ピアニストとのコラボです。

 第2ステージは「永遠の幸」から始まりました。ステージ後方の壁上部に三条実美揮毫の「場武演」の額、その下には北海道開拓使のシンボル五稜星をあしらい飾ってあります。この楼上で開催された札幌農学校創立25周年記念式典で、有島武郎作歌「永遠の幸」は披露されました。諳んじている恵迪寮OBの歌声が、通奏低音となりました。「郭公の声に」「沈黙の杜」には、原始の森で啼くカッコウ、囀る小鳥が登場し彩りを豊かにします。「凋落正に秋深し」では作歌の諏訪正明君、作曲の宮田睦彦君、「花繚乱の」では作歌・作曲の前島一淑君が紹介されました。「凋落…」は手回しオルゴール伴奏で、北13条通り銀杏並木のバックグランド・ミュージックにぴったりです。新入寮生が一番先に覚える「花繚乱の」は、味わい深いシティ・ジャズです。「都ぞ弥生」の1~4行詞はアカペラで始まり、合奏となる5~7行詞は川越節ではなく我々のリズム[4434]拍子でした。高吟では味わえぬ、至極の恵迪寮歌でした。胸が熱くなる、熱くさせる2ステ前半でした。

 1ステの「口笛吹きと犬」、お洒落な「パリの空の下」、山口淑子の歌声を彷彿とさせる「蘇州夜曲」、そしてサラサーテの「カルメン・ファンタジー」のテクニックは正に世界チャンピオンです。

 2ステ後半の「北の国から」「虹と雪のバラード」「好きですサッポロ」は、北海道讃歌のラッシュでした。時計台の鐘が八つの時を刻むや、アンコールは全員での「時計台の鐘」合唱となりました。

 実行委員だけの力では、80名集客で精一杯。恵迪寮同窓会様、北大経済学部同窓会様のホーム・ページにチラシをアップしていただき、恵迪寮同窓会北海道支部様のご後援を頂戴したことによりお盆過ぎから60名余の予約をいただき、当日券も10名弱いらっしゃいます。パンフレットを150部用意したのですが、間に合いませんでした。お帰りの際、お一人お一人から、あたたかいお言葉を頂戴致し、実行委員会一同感激しております。

ありがとうございました。本当にありがとうございました。


寮生諸氏に同窓会誌「恵迪」の案内

[サロン]

 恵迪寮同窓会北海道支部では、予てから卒寮生の同窓会員への加入を働きかけてきました。しかし、残念ながら現寮生の中には、「恵迪寮同窓会」の存在自体を知らない寮生がかなりいることが分かりました。

 そこで現寮の適当な場所に図書コーナーを設置し、同窓会関連の書籍を寄贈し、同窓会の認知度を高めてはてはどうかということになりました。

 この度、恵迪寮同窓会北海道支部長・内藤春彦(昭和40年入寮)君が中心となって、現寮の事務室内に「恵迪寮同窓会誌」コーナーを設置しました。

 コーナー設置に関して、内藤支部長から、平成26年8月25日(月)に開催された北海道支部幹事会の場で、次のようなメッセージが配布されましたのでご披露いたします。

          <以下、ほぼ原文のとおり>

寮生諸氏に同窓会誌の案内

 恵迪寮同窓会誌を創刊号から今年度版(注:第14号)まで寮務室に常備しております。これまで恵迪寮に暮らした諸先輩のその後の人生航路やエッセイ、自らの寮生活など多彩な話しが掲載されています。ぜひ手に取ってご覧ください。

 因みに13号には、昨年TV放送され話題になった「都ぞ弥生」百年記念映像作成にまつわる種々の逸話が掲載されています。また、例年時計台ホールで催される開識社講演会記録もあります。

 これからの社会を担う皆さんに、時代を超えて続く恵迪寮生の生き様の一端を知ってもらい、すこしでもお役に立てていただければ幸いです。

       恵迪寮同窓会北海道支部長 内藤春彦(昭和40年入寮)