日付アーカイブ: 2016年7月27日
旭川市の旭山動物園に行ってきました~札幌在住の八重樫幸一(S41)です
[サロン]
1.たわいないことですが、今まで疑問に思っていたことが判明しました (今頃、こんなことを述べるのも恥ずかしい限りですが、お許しください)。
その疑問とは、旭川の動物園が旭川市にあるのに、なぜ旭山動物園というんだろうかということでした。 「川」と「山」の関係が疑問だったわけです。
疑問が判明しました。 それはこの動物園が、旭川市の中心部から東方約10kmに位置している標高295mの「旭山」の山麓にあるからなんだそうです。
旭山の山麓には、この他動物園に隣接し、桜の名所として知られている旭山公園もあります。
2.では、なぜ旭山動物園に行ってきたかということです。
実は、今秋10月26日(水)18:00から、札幌市時計台2階ホールで、旭山動物園の前園長の小菅正夫(こすげ・まさお)さんに講師をお願いして、「七帝柔道と動物園再生」という演題で講演会を恵迪寮同窓会北海道支部主催で開催する予定にあります。
生来の怠け者で小生は、旭山動物園に一度も行ったことがありませんでした。これでは、旭山動物園の名を全国に広めた小菅さんに、講演会の講師をお願いすること事態大変失礼である思ったわけです。そこで、この7月26日旭山動物園に行ってきました。
3.見て感じたこと。
旭山動物園は、従来の動物園が動物をあたかも置物のように展示する「形態展示」が主流であったものを、動物の行動や生活の様子を見せる「行動展示」に切り替え、動物の生き生きした姿を見てもらうことによって、動物園の革命的変革を行い、そのことによって全国ベースの人気を博したわけです。
北海道の小学校夏休み初日ということもあり母子できている人、東京や関西方面からきている人、そして中国・東南アジアからきている人、もはやその人気は半ば国際的といっていいしょう。
当日は、気温29℃と暑く、木陰や日陰でぐったり寝ている動物(オオカミやサルなど)もいましたが、主に水と関係しているカバ、ペンギン、アザラシ、アヒル、ハクチョウ、カモの類は、元気いっぱいに泳ぎまわっていました。
特に、人間が水中のトンネルを通る姿を見ると、人間が動物を見ているのか、動物が人間を見ているのか分からない感じです。
さしたる珍獣がいるわけでもないのに、上野動物園、東山動物園(愛知県)等に次いで圧倒的な来園者数を誇っているのは、ひとえに関係者の止むことのない変革心によるものと思います。ドラッカーのいうイノベーションですね。
高温(29度)の中、旭山の傾斜面に立地している旭山動物園を約3時間半歩きました。汗でびっしょりになり、ひょっとして熱中症でぶっ倒れるんではないかと危機感も覚えました。
出口にたどりつき、レストランで飲んだ「ライオン ビール」がすごくおいしかったです。フゥ~~~