月別アーカイブ: 2014 7月
第8回恵迪夏祭り 大いに盛り上がる!!(開催報告)
[北海道支部からのお知らせ]
去る7月26日(土)正午から、お馴染みの銀座ライオン狸小路店の2階ホールを貸切にして、今年も「恵迪夏祭り」が盛大に開催さ
れました。
この日集まったのは総勢19名。常連メンバーのほかに、今回初登場だった方は、昭和21年入寮の能勢誠夫氏です。これも名簿・ア
ドレス整備の賜物か。
さて、高井宗宏氏(S31入寮)の発声で乾杯を行い、暫しの間は大いに飲み且食べました。
1時間ほどが経った頃、昭和48年の応援団対面式を取材したNHK番組が上映され、懐かしい大原久友大先輩(S05入寮)の元気
なお姿も拝見できました。
大いに意気が揚がったところで、いよいよ寮歌高唱となり、次々と各時代の名寮歌が歌われました。
最後は都ぞ弥生を斉唱し、また来年の再会を約して散会いたしました。
<写真の説明>
上段:参加者全員の集合写真
以上
遠友夜学校の今
[事務局からのお知らせ]
昨日(平成26年7月27日)、元道立高校教師 中川厚雄氏の遠友夜
学校に関する朝日新聞への投稿記事を恵迪寮同窓会全役員へ配信
したところ、本同窓会副会長でもある藤田正一北大名誉教授(元北大
副学長)から、以下のようなメッセージが寄せられました。
藤田副会長ご本人の了解が得られましたので、同窓会ホームペー
ジでご披露させていただきます。(文字数の関係でHP「談話室」に掲
載できませんでした。事務局からのお知らせのサイトを使う次第です)
<以下、ほぼ原文のとおりです>
遠友夜学校の記事、ありがとうございます。
記事の中にもあります が、今年が遠友夜学校設立120周年に当たり
ます。
こともあろうにその年に、札幌市教育委員会は札幌市資料館(旧札
幌控訴院)に展示されていた遠友夜学校記念室を閉鎖し、史料は北
大に譲渡するということにしてしまいました。
何故、急に記念室を閉鎖したのかと言うと、あの資料館を札幌市主
催の国際芸術祭に使うからということです。自らの、世界に誇るべ
き文化遺産の記念室を閉じて、札幌を芸術と文化の町として世界に
発信するのだそうです。あきれるばかりです。
それだけではありません。遠友夜学校記念室は、元々、遠友夜学校
があった場所、新渡戸稲造が私財をはたいて札幌独立教会から買っ
た土地に立っていたレッツ中央勤労青少年ホームの中にありました。
平成2011(平成23)年10月勤労青少年ホーム移設にともない記念
室はそのまま札幌市資料館に移設されて展示されました。更地となっ
た跡地の利用についてはマンションに売却することが検討されてい
るなどという噂が立ち、地元市民が公園にしてくれという陳情をした
ため、市もこれを受けて公園とすることに決定しました。
ところが、この土地は元々遠友夜学校の運営母体の財団が所有して
いた物を、札幌市が寄贈するように申し入れ、財団が条件付きでこの
土地を札幌市に無償譲渡したものです。その条件には、青少年の健
全育成を目的とした施設を設置することなどの他に、「新渡戸先生
並びに遠友夜学校関係の業績を記念顕彰する施設、設備を、市と
財団で協同して設置する。」という項目が含まれていました。札幌市
はこの約束をすっかり忘れてしまったのでしょうか。記念室を閉鎖
し、関係資料は北大に譲渡してしまっては、上の約束を果たし得な
いでしょう。
一昨年12月に、私は遠友夜学校の生徒だった山崎さんという方から、
遠友夜学校に関する講演を依頼されました。山崎さんのお宅は遠友
夜学校跡地のすぐそばで、洋裁教室を営んでおられる関係から、そ
の教室で講演をしましたが、多数の方が見え、私の講演の直後に、
札幌市がその気がないのなら我々市民の手で遠友夜学校記念館を
建てようというグループ「新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会」
が発足したということで、しばらくしてから私にも顧問として会に加わ
ってほしいという要請がありました。計らずもアジテーターになってし
まっていた訳であります。この「考える会」が札幌市に陳情して、既に
計画が決まっている公園の一角を記念館設立のための土地として
市より「借りる」ことが承認されました。本来、市が行うべきことを市
民が行うというのに市は地代をとるのでしょうか。
私はよろこんで「考える会」のメンバーになりましたが、今でも札幌市
が市民と交わした約束を履行すべきであると思っています。
即ち、新渡戸稲造と遠友夜学校の業績を顕彰する施設は札幌市の責
任において建設すべきであると思います。
私の講演を聴きに来てくださった人々の中には、遠友夜学校の教師
だった半沢先生の息子さんや、遠友夜学校の生徒だった梅野キンさ
んが見えておりました。
梅野さんは、「私の先生はまだお元気で横浜の方にいられる。宍戸
先生だ。」と言っておりました。まぎれもなく我等が先輩、あの寮歌
「嗚呼茫々の」作歌者の宍戸先輩のことであります。時代背景と合わ
せて、宍戸先輩が遠友夜学校の先生だったんだなあと考えながらあ
の寮歌の歌詞を読むと、また新たに感じるものがあります。
さて、その後の「考える会」の活動は活発で、記念館の設計公募や
遠友夜学校記念フォーラムの実施、ホームページの作成、建設基金
の寄付集めなどを行っております。
今、考える会が切望しているのは、北大関係者が会に参加してくれ
ること、あるいは、あの土地の利用に関して、遠友夜学校記念施設
設立の約束を札幌市に守らせるように声を上げてくれることであり
ます。
遠友夜学校は北大生と北大の教員が深く関わった、北大の遺産でも
ある訳です。北大から声が上がらないでどうするのですか。
最後に、私は2005年から北大の遠友学舎で平成遠友夜学校という市
民向けの公開講座を学生ボランティアの協力を得ながら行っていま
す。毎週火曜日の夜6時半から、北大生や北大教員に講義をしても
らっています。今年で10年になり、行われた講義も通算で400回
ぐらいになります。講義の後にはみんなで都ぞ弥生を歌います。
一度のぞきに来てください。
以上
遠友夜学校 120周年に
[事務局からのお知らせ]
元道立高校教師・中川厚雄氏が、2014年(平成26年)7月26日付け朝日
新聞朝刊【道内版】に、「遠友夜学校 120周年に」という題名で記事を投
稿しています。
この記事を読むと、中川氏の遠友夜学校の精神や歴史の発掘及び整理
に取り組む真摯な姿勢には、頭が下がる思いがします。
遠友夜学校は、札幌農学校~北大、そして寄宿舎~恵迪寮の先人たち
の遺徳に関することであり、我々にも無縁ではありません。
そのように思い、本投稿記事をご紹介しようと考えた次第です。
新聞への投稿記事については、次のアドレスをクリックしてください。
↓ ↓ ↓
『39・40会 入寮50周年のつどい』のご案内
[事務局からのお知らせ]
平成26年7月吉(17)日
『39・40会 入寮50周年のつどい』開催のご案内
39・40会会長芝垣美男
前略 暑い毎日が続いておりますが、恵迪寮への昭和39年入寮者及び40
年入寮者の諸兄におかれましては、益々御健勝のことと存じます。
さて、39年入寮者には入寮50周年の節目の年に、また40年入寮者にはそ
の前年の年となります。その入寮50周年の祝い並びに前祝の会を、下記の
通り開催することにしましたので御連絡いたします。39年・40年入寮生が一
堂に会して、旧交を暖めたく存じますので、是非ご出席頂きたく御案内申し
上げます。
1.目 的
恵迪寮入寮50周年を祝い、恵迪寮同窓会2014西日本大会の成功を祈念
して、標記の『つどい』を京都で「宇治川鵜飼い遊覧の夕べ」として開催す
る。
2.日 時
2014年9月12日(金)18時から(恵迪寮同窓会西日本大会の前夜)
3.会 場
「料理旅館 鮎宗 あいそ(あゆそう)」
〒611-0021京都府宇治市宇治塔の川3 TEL 0774-22-3001
(JR宇治駅・京阪宇治駅下車、駅から徒歩15分)
4.会 費
8,000円 同伴大人6,000円 同伴子供3,000円
5.出欠の有無
「佐竹正治」に、郵便、電子メール、FAX、確実な伝言のいずれかで
ご連絡を下さい。
◎8月31日(日)を締め切りとします。9月9日(火)を会場設営の確定日と
し、これ以降の解約には違約金を徴収します。
◎以上の詳細については、千田忠男君作成の別紙「企画詳細」をご覧願い
ます。
◎今回の「入寮50周年のつどい」の発起人は、芝垣美男(39・40会会長、
39年入寮・室蘭市)、佐竹正治(39・40会世話人、39年入寮・富山市)、
白浜憲一(恵迪寮同窓会代表幹事、40年入寮・札幌市)、千田忠男(会場
設定 ・企画担当、40年入寮・宇治市)です。
多くの方と、京都でお会いできることを楽しみにしております。
〈連絡先〉佐竹正治;住 所 939-8005 富山県富山市中市1丁目15-27
TEL/FAX 076-424-8976 携帯090-8637-5372
E-mail satake_ma@opal.ocn.ne.jp
〈以上文責佐竹正治〉
次のタイトルをクリックすると、千田忠男君の企画詳細を
ご覧いただけます。
『39・40会 入寮50周年のつどい』(千田忠男君作成の企画詳細)
今年もやったぜ 第3回 「仙台東北恵迪会」開催報告
[東日本支部からのお知らせ]
東日本大震災の年に、代表幹事・元支部長の肝いりで結成された「仙台東北恵迪会」が
杜の都仙台で、7月第一土曜日 会場:白萩ホテルで開催されました。
東日本支部会計担当の長谷川 久(32)さんが支援に駆けつけてくれました。
会長の小出 精(S30年入寮)は、体調不良をおしての出席です。
中井新二(35)先輩は岩手県奥州市からの参加。
本部・支部の支援も皆無の地域恵迪会を運営・継続される先輩に
頭が上がりません。
寮歌絶唱2時間 建設的なだべり1時間 よく歌い、よく語り の本当に楽しい時間でした。
来年も 7月の第一土曜日 仙台白萩ホテルで開催予定です。
参加者名: 曾根輝男(34) 西村典恭(34)
中井新二(35) 昆布屋紀寿(36) 菊池良則(52)