第108回恵迪寮祭を見てきました(限界を108(突破))
[サロン]
恵迪寮祭が、10/29(土)と10/30(日)に一般公開されると聞いたので、最初の日の29日に訪問してみた。( 慎重に記述したつもりですが、文中には間違っているところもあるかもしれません。ご容赦のほど願います。)
(1)「ミルクス本物」のLIVE(ライブ)
今寮祭の最大の目玉と思われる地元札幌の「ミルクス本物」という一風変わった名前のアイドルグループのLIVEがあった。札幌に、こういうアイドルグループが存在していることを初めて知った。
当然のことながら、写真撮影や録音は禁止ということであるが、その模様を映像で伝えられないのは残念である。
メンバーは、14歳(中学2年生)から21歳までの5人で構成されており、とにかく若々しく、躍動的であった。
寮生(といっても、ほとんどが男性だが)は、日頃接することの少ない異文化に触れたためか、全員が立って狂喜乱舞していた。こんな元気な寮生を見たのは初めてである。 関心のある方は、「ミルクス本物」のYouTubeをご覧いただければと思う。
(2)部屋デコ
17:30開演の劇団「恵迪座」の公演までかなり時間があったので、各棟(A~E)の部屋デコを見て回った。かなりの部屋に準備中の張り紙があった。聞くと、部屋デコを準備すべき人が「ミルクス本物」のLIVEに行ってしまい、部屋デコのオープンが遅れてしまったとのことである。部屋デコの数が少ないように思えた。ややさびしい感じである。
①「すったこどっこい」という女性がたこ焼きやいか焼き等を目の前で焼いて提供してくれるお店。食べてみたが美味しかった。

「すったこどっこい」の入り口

たこ焼きを焼いています
②「拷問の多い料理店」は、男性2人が上からぶら下がっており、その男性にこちょこちょする等拷問をするという趣向。但し、料理店と名乗っているが、料理が出てくる様子は見受けられなかった。

拷問の多い料理店のメニュー

拷問される人①

もう一人の拷問される人②
③「中華料理店」風だが、何を訴えようとしているかよく分からなかった。

中華料理店?風
④「芸術喫茶」には喫茶コーナーがあったので、そこでコーヒーやココアを飲んだ。元女子寮長で高名な中川さんを中心に営まれているお店で、女子棟に設営されていた。かつて在寮していた方やそのお友達も来店するなど雰囲気も柔らかであった。つい、いろいろおしゃべりをして長居をしてしまった。

メニュー①

メニュー②
⑤「監獄レストラン」は、中に入ると体に炭を塗って真黒になっている男性が、気味の悪い音楽に合わせて奇妙な動きをしていた。小さな子供であれば、恐ろしくて大泣きすると思った。レストランも監獄の檻越しに見えてが、そこには行かなかった。

中に囚人がいます
(3)恵迪座公演「みんなが溶けたチョコレイト」
これも撮影禁止のため、役者を紹介できないのが残念。
<役者> ①キャスター2人とゲスト。③突然黒い部屋に連れてこられた黒服の3人(生命保険会社勤務の男性、パートをしている女性、医者の男性)。③そして、白い部屋で何かを企む白服の3人(男性1人、女性2人)。役者全員、言語明瞭で大変聞きやすかった。かなり稽古したと思われる。
<あらすじ>
黒服の3人は、理由は区々であるが、それぞれ白服の3人を殺したと思っている。そして天にいる白服にお詫びに行くが、白服の人から厳しい注文をつけられ、それぞれ罪の償いを考え、中には死んで許しを請うと考える人も出てくる。
ところが、死者と言葉を交わせると称する人間が現れ、いろいろやっているうちに、白服の3人が生きていることが分かった。
黒服の人3人も、白服の3人も、みんなが悪人であることが判明した。
<印象>
案外、世の中ってそんなもんかもしれませんね。
以上