サイドメニュー

御礼/口笛寮歌コンサート

[サロン]

 9月18日の時計台ホール、定員いっぱいをの皆様にご来場賜り実行委員会の一人として感謝申し上げております。内訳は、恵迪寮OB70名余、北大関係者30名余、市民40名余です。口笛奏者・柴田晶子さん(07年北大経済卒)、CD「ピアノで奏でる恵迪寮歌」でもお馴染のジャズ・ピアニストとのコラボです。

 第2ステージは「永遠の幸」から始まりました。ステージ後方の壁上部に三条実美揮毫の「場武演」の額、その下には北海道開拓使のシンボル五稜星をあしらい飾ってあります。この楼上で開催された札幌農学校創立25周年記念式典で、有島武郎作歌「永遠の幸」は披露されました。諳んじている恵迪寮OBの歌声が、通奏低音となりました。「郭公の声に」「沈黙の杜」には、原始の森で啼くカッコウ、囀る小鳥が登場し彩りを豊かにします。「凋落正に秋深し」では作歌の諏訪正明君、作曲の宮田睦彦君、「花繚乱の」では作歌・作曲の前島一淑君が紹介されました。「凋落…」は手回しオルゴール伴奏で、北13条通り銀杏並木のバックグランド・ミュージックにぴったりです。新入寮生が一番先に覚える「花繚乱の」は、味わい深いシティ・ジャズです。「都ぞ弥生」の1~4行詞はアカペラで始まり、合奏となる5~7行詞は川越節ではなく我々のリズム[4434]拍子でした。高吟では味わえぬ、至極の恵迪寮歌でした。胸が熱くなる、熱くさせる2ステ前半でした。

 1ステの「口笛吹きと犬」、お洒落な「パリの空の下」、山口淑子の歌声を彷彿とさせる「蘇州夜曲」、そしてサラサーテの「カルメン・ファンタジー」のテクニックは正に世界チャンピオンです。

 2ステ後半の「北の国から」「虹と雪のバラード」「好きですサッポロ」は、北海道讃歌のラッシュでした。時計台の鐘が八つの時を刻むや、アンコールは全員での「時計台の鐘」合唱となりました。

 実行委員だけの力では、80名集客で精一杯。恵迪寮同窓会様、北大経済学部同窓会様のホーム・ページにチラシをアップしていただき、恵迪寮同窓会北海道支部様のご後援を頂戴したことによりお盆過ぎから60名余の予約をいただき、当日券も10名弱いらっしゃいます。パンフレットを150部用意したのですが、間に合いませんでした。お帰りの際、お一人お一人から、あたたかいお言葉を頂戴致し、実行委員会一同感激しております。

ありがとうございました。本当にありがとうございました。