ささやかなボランティア活動
[サロン]
昨日(9月12日)、「開拓の村」の建物の外壁にボランティアの手で保護塗料を塗る催しが行われた。
集まったボランティアの人数は60数名であった。恵迪寮関係者は、確認しうる範囲で4名であった。
ご存知のように開拓の村には、今後保存作業が必要になる旧恵迪寮舎がある。
さて集まったボランティアのうち20名が旧大石三省堂支店(帯広町)の作業班、残り40数名が旧近藤染舗(旭川市)の作業班に振り分けられた。因みに、八重樫幸一(S41)は旧大石三省堂支店の作業班、氏平増之君(S38)、木村正博君(S41)、関俊一君(S52)の3名は旧近藤染舗の作業班に配属された。
作業は、まず紙やすりで外壁の汚れを落とし、次に防腐効果がある保護塗料を刷毛で塗るというものであった。作業方法については、事務局である和信化学工業㈱の社員が指導した。全くの素人でも作業を行なうことはできた。
旧大石三省堂支店の作業には、啓成高校(正式には、北海道札幌啓成高等学校という)新聞局の女子高生3名が記者として、顧問の先生に引率されて参加していた。どうやら12月発行の新聞のネタにするらしい。盛んに作業風景の写真を撮っていたが、作業にも熱心に取り組んでおり好感がもてた。
参加者全員は老若男女を問わず、無償活動であっても意識は高く、指示待ち人間は一人もおらず積極的に作業に取り組んでいた。札幌やその近郊にも、こんな素晴らしい人がいるのかと思うと嬉しくなった。
以上