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『少し昔、…昭和暮らし』(注)の発刊の意義

[サロン]

(1)序論
2013年(平成25)4月8日付けの恵迪寮同窓会ホームページ「談話室」に次にような白浜憲一さんの投稿があった。

注:正式な書名は次の通りです。
『少し昔、北国の小さな村の昭和暮らしー網走稲富物語ー』

私(八重樫幸一)は、早速この投稿を見て、本を取り寄せ読んでみた。
私は、著者の成ケ澤憲太郎さんの1歳下で、同じ網走管内の出身である。
この本を読むと、私は当時の北海道オホーツク海側の自然の厳しさと貧しさを彷彿と思い出してきた。

よくぞ当時の原体験を書き留めていただいたと成ケ澤さんに感謝したい。
寒冷地における戦後の貧しさから脱却するため、そこに暮らしている人々は、どれほど努力が強いられたか、経験したものでなければ分からないだろう。

「全てが生活に直結し、生存に直結しているのだ。」(葛西稲雪氏の話し)。どこの家も、母親は真夜中まで夜鍋をするのは当たり前であった。
それでも豊かになることはなかった。

この本を読んで、当時を思い出し、決して歴史を逆戻りさせてはいけないと確信した。

<以下、白浜憲一さんの投稿文を再録>

「網走稲富物語」発刊 ~投稿者:白浜憲一さん

S40年入寮、網走向陽高校出身の成ケ澤憲太郎さんが、ご自身の高校時代までの網走稲富での生活を赤裸々に描写した「少し昔、北国の小さな村の昭和暮らしー網走稲富物語ー」を出版されました。

私の成憲像が一変するほどの驚きの暮らしぶりとホノ温かい懐かしい思い出を引き出してくれる作品でした。成憲さんの優しさの根源と生きる力強さを受け取りました。

多くの孫達や子供達に読ませたいものです。

一冊1,200円ですが、送料込み1,200円でお送りするとの事です。
メールで、送付先住所・氏名を記載の上、直接成ケ澤憲太郎さんにお申し
込みください。(ご本人の了解を得ています。)
Mail: nari8228@yahoo.co.jp

問い合わせは、次の電話をご利用ください。
TEL: 0463-76-8228 080-3399-3334

以上が、白浜憲一さんの投稿文である(最後の5行は一部修正した)。
さて、これまでの文章は前置きである。

(2)本論~葛西光晴さんの書評紹介

今回は、どうしても成ケ澤憲太郎さんと同期北大入学の葛西光晴(俳号、
葛西稲雪)さんの書評をご覧いただきたいと思い、投稿した次第である。
ご覧ください。
http://nire.fool.jp/dokusyo/dokp/dokgp008/dokp750/dokp750.html

以上