[事務局からのお知らせ]
昨今の大学の財政事情の厳しさにより、恵迪寮祭に対する大学の支援も減額されているとのことから、 恵迪寮より同窓会に対して支援を求めてきました。
同窓会としても、事情斟酌の上、恵迪寮から要望のあった寮祭プログラムへの広告掲載に応じることとしました。 広告の内容は、添付のとおりです。表紙は参考までに添付するものです。
なお、東日本支部も独自に広告を掲載しておりますので、あわせて紹介させていただきます。
第108回恵迪寮祭プログラム表紙
恵迪寮同窓会本部の恵迪寮祭プログラムへの掲載広告
恵迪寮同窓会東日本支部の恵迪寮祭プログラムへの掲載広告
ささやかん支援ではありますが、伝統ある恵迪寮祭の一層の隆盛を願っております。
以上
[事務局からのお知らせ] [北海道支部]
講師は元旭川市旭山動物園園長の小菅正夫氏です。
小菅氏は、来園者の落込みにより閉園の危機にあった旭川市の旭山動物園を再建し、日本最北端というハンディがあるにもかかわらず、一時は入園者数日本一を誇る動物園に育て上げた方です。これは、奇跡としか言いようがありません。
彼は、北大OBの誇りです。どうしてそんなことができたのか、示唆に富んだお話しを聞くことができると思います。
お誘い合わせのうえ、多くの方々のご来場をお待ちしております。
以下、講演会の概要です。
≪第17回北大恵迪寮同窓会「開識社」講演会≫
演題:「七帝柔道と動物園再生」
講師:元旭川市旭山動物園長 小菅正夫 氏 (昭和48年北海道大学獣医学部卒)
日時:平成28年10月26日(水) 17時30分開場 18時00分開演(約90分)
会場:札幌市時計台ホール(定員150名)
会費:無料(参加は会員、非会員を問わず可)
主催:北海道大学恵迪寮同窓会北海道支部
申込方法:次のとおりです。
参加申込みは氏名・住所・電話番号を添え10月23日まで①~③の方法でお願いします。
①郵便:060-0808札幌市北区北8条西8丁目 北大クラーク館3階恵迪寮同窓会
②FAX:011-706-3276 (恵迪寮同窓会事務局宛ての番号です)
③e-mail:info@keiteki-ob.jp (恵迪寮同窓会事務局宛てのアドレスです)
詳細は、次のチラシをご覧ください。
平成28年 第17回開識社講演会開催のチラシ
以上
[事務局からのお知らせ]
『内村鑑三・有島武郎と石狩川・千歳アイヌ民族―札幌農学校の歴史を見なおす―』
~井上勝生北大名誉教授講演の概要~
文化講演会は、北大・恵迪寮精神の継承の場として開催しOBや一般市民ら約100名近い参加がありました。
今年は、北海道大学名誉教授 井上勝生氏(元北大大学院文学研究科教授)をお招きし、『内村鑑三・有島武郎と石狩川・千歳アイヌ民族―札幌農学校の歴史を見なおす―』と題するご講演をいただきました。
井上先生は日本近代政治史がご専門の歴史学者で、幕末維新の研究、明治日本と北海道の研究などをされています。
青年期の内村鑑三・有島武郎とアイヌとのかかわりについて新たに発見された資料をもとに北海道の歴史風土とともに学びました。
内村鑑三は思想家、無教会主義などとして知られていますが、札幌農学校を農学士(水産専攻)として卒業後、開拓史・札幌県では漁業調査・水産学の研究を行い、鮭漁なくばアイヌは飢餓に陥ることを確認し、千歳川・石狩川サケ漁実況調査復命書(新発見史料)、千歳川鮭漁開業の義などにより、鮭の保護とアイヌによる鮭漁の継続などについて提案し却下されています。
他方、アイヌ共有財産の道庁管理をめぐる紛争、北海道旧土人保護法の歴史的役割などアイヌと札幌農学校(第3代札幌農学校橋口文蔵校長や卒業生の一部)とのかかわりについて批判的に評価し、さらに有島武郎は卒業旅行でアイヌに接していたにもかかわらずなぜその文学で多くを語らなかったなど興味深い解釈も語られました。
内村鑑三の青年期の行動・思想がうかがえる資料に接し、離札・渡米後の内村の展開をより理解する契機になり、また、アイヌとのかかわりのみならずより深く北大精神・行動を考えるにあたって札幌農学校の歴史を見なおす良いテーマでした。
先生のご講演・研究は多くの文献資料を渉猟し実証的に進められ、歴史研究と評価の際の基本的姿勢を確認させらるとともに、アイヌにかかわる取組の成果は、内村の「代表的日本人」における「使命はときに未知なる他者によって引き継がれる」を思い起こさせます。
講演会レジュメ
講演会の配布資料
以上
[事務局からのお知らせ] [北海道支部]
10月1日(土)午後、恵迪寮同窓会北海道支部長・内藤春彦(S40)と同幹事長・八重樫幸一(S41)の2名で、北大柔道部の練習所(北17条西7丁目 武道場2F 西側)に、同監督の清田大地さんを訪ねました。
なお、 この訪問については、伊藤迪男さん(S40入寮、柔道部OB)に仲介の労を取っていただきました。ありがとうございました。
さて、訪問の目的は、10月26日(水)の夕方に予定されている札幌時計台での開識社講演会(恵迪寮同窓会北海道支部主催)に柔道部の現役部員の方に参加していただきたいことにありました。今回の講師・小菅正夫さんが北大在学中に柔道部に所属していたからです(講演会の詳細については、添付のチラシをご覧ください。参加申込み方法が記載されています)。
あわせて、小菅さんが所属していた柔道部の監督に直接お会いし敬意を表すべきと考えました。
26日当日は、講演会の時間帯と練習時間帯が重なるとのことでした。その点については、特段のご配慮をお願いしました。
折角の機会だったので、写真を取らさせていただきましたので掲載します。
写真の絵解きに間違いがあるかもしれませんが、素人の限界ゆえにご容赦ください。
平成28年 第17回開識社講演会のチラシ

(左から)内藤春彦北海道支部長・清田大地北大柔道部監督・八重樫幸一北海道支部幹事長

柔軟体操

倒立

受身

打ち込み

乱取り
以上
[事務局からのお知らせ]
CD「都ぞ弥生~音楽の風景~」は本年(平成28年)5月下旬に制作が完了し、6月から販売開始しました。
販売は、各学部の同窓会が同窓生に送付する会報等にこのCDのチラシ(ゆうちょ銀行の払込取扱票(振込用紙のこと)添付)を同封させていただく方法他、北大生協やエルムの森ショップでの直売、恵迪寮同窓会ホームページでのグッズ販売コーナーの活用等々、様々なチャネルを通して行っています。 おかげさまで、販売は順調に推移しております。
制作にあたっては、極力コストをかけないこと、オール北大の力を結集させること等を基本に取り組みました。 したがって、演奏の収録会場もクラーク会館講堂や北大山岳館を借用し、演奏も既存の音源を活用し、また、北大交響楽団、北大応援吹奏団、北大邦楽研究会等の現役学生や大学院生の協力を得た他、現在プロとして国際的に活躍されていたりセミプロの北大OB・OGの方にも心温まるご協力をいただきました。
さらには、この企画の糸口を作ってくれた恵迪OBの2名の方、ジャケット等の制作にあたっての写真の提供や題字・書、デザイン制作など多くの方々のご協力があってこのCDは、完成をみた次第です。
多くのご協力者の労に報いるため、ささやかではありましたが、札幌の狸小路ライオンで慰労会を行いました。 都合がつかず、慰労会に出席できない方もおられましたが、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
CD[都ぞ弥生~音楽の風景~」販売用チラシ
写真については、本企画で重要な役割を担った方の撮影漏れがあり掲載することができませんでした。悪しからずご了承ください。

DD制作委員長を務めた白浜憲一同窓会代表幹事(左側、S40)

本企画の糸口を作ってくれた川原幸則さん(右側、東京在住、S31)に感謝状を贈呈

本企画の実務を取り仕切った野本健さん(右側、S47)と乾杯の音頭をとった氏平増之さん(左、氏平さんは収録作業で重要な役割を果たしました。)

北大交響楽団の小林賢人さん(左)と澤田遼さん(右)

北大交響楽団で窓口となってくれた澤田遼前渉外担当

尺八奏者でもあり、北大邦楽研究会との交渉窓口を務めた千川浩治同窓会北海道支部副支部長(S40)

北大応援吹奏団との交渉窓口を務めた大谷文昭北海道支部組織幹事(S43入学)

北大応援吹奏団の新団長になった高橋淳之介さん

題字・書の佐藤静珠さん(書家)

ギターリスト宮下祥子さんについて語る内藤春彦北海道支部長(S40)

「都ぞ弥生」を斉唱
以上