七戸長生先生の講演録
[事務局からのお知らせ]
2017年9月30日に行われたホームカミングデー「文化講演と寮歌の集い」での七戸長生先生の講演録「学生寮に期待するもの」をトピックス欄に載せました。
[事務局からのお知らせ]
2017年9月30日に行われたホームカミングデー「文化講演と寮歌の集い」での七戸長生先生の講演録「学生寮に期待するもの」をトピックス欄に載せました。
[事務局からのお知らせ]
沖縄恵迪寮歌祭、第1回「北大寮歌をうたう会」の報告、平良健康(S37入寮)
同窓会本部の白浜憲一代表幹事から恵迪寮歌祭を呼びかけるメールを受けたのは昨年の12月12日であった。
メールは謂ふ「桜前線になぞらえて寮歌前線北上のイメージを作りました。そちらのご事情もお有りでしょうが、寮歌前線のトップを飾って毎年3月第三土曜日(来年は3/17)に沖縄恵迪寮歌祭を開催していただけないでしょうか。」
京都でも代表幹事から熱意のこもった話があったが、二の足を踏んでいたところ。そこで早速沖縄エルム会、恵迪寮在寮歴のある方々に声をかけ集まってもらった。
2月24日には第46回「沖縄寮歌・大学の歌祭り」が沖縄寮歌振興会の主催で予定され、これを主宰する立場にあり、かつ準備期間は限られている。そのような状況ではあるが“決行しようではないか”ということになった。
かねてより寮歌をうたう場が欲しいという潜在的欲求があったのも、言わば「渡りに船」の背中を押す作用を及ぼしたのかもしれない。
北大関係者のリストは本部からご教示いただいた分に加え、当方会長、幹事の諸兄が精力的に多方面の人々のつながりを手繰り寄せ参加を呼び掛けたのであった。さらには他大学の寮歌ファンの参加を視野において、間口を広げ、「北大寮歌をうたう会」という名称にし、主催は沖縄エルム会、沖縄恵迪会という形に。会場は市町村自治会館の映像音響環境の良い素敵なホールを負担少なく借り受けることが出来たのは奇跡的僥倖というべきか。
さて寮歌をうたう経験のない人々にも退屈せず楽しく参加してもらえるにはどうしたらいいか、プログラムに何か工夫がいるのではないか。白浜氏は「寮歌の伝承とともに恵迪精神の承継伝播」と述べている。明治40年札幌農学校が帝国大学になり、寄宿舎に「恵迪寮」が命名され、最初の寮歌が生まれて111年になる。北大寮歌の特色をなす自然への讃歌、「清き國ぞとあこがれぬ」青春讃歌の数々を歌い継ぐことによって、まさに今を生きる者に時空を隔てても変わらぬ励ましと癒しを与えてくれる。それが承継伝播の意味するところだろう。恵廸寮歌の名歌を第一部、第三部に分けて歌い、同時に日本寮歌史に愛唱される寮歌をも第二部として取り上げ変化を楽しむプログラムに仕立てた。
薮内晴弘理事・西日本支部事務局長のご参加をいただき、本部のご支援をたまわり、多くの方々の努力のおかげで桜前線ならぬ寮歌前線のトップの役割を果たし終えたことに感謝を申し上げたい。
3月17日土曜、15時から18時、出席者31人、北大関係者19人、家族友人12人。収入\65000、支出\58000概算、参考までに掲げた。
3月24日土曜、本稿執筆中に東京の桜満開の報道あり、「都ぞ弥生」なり。
以上
[事務局からのお知らせ] [北海道支部からのお知らせ]
恵迪寮同窓会ホームページの行事予定でご案内済みですが、平成30年5月19日(土)に開催予定をしています「平成30 開拓の村旧恵迪寮舎 観桜観花会について(開催案内)」について、
JR新札幌駅・新札幌バスターミナル発のバスの発車時刻が、4月のダイヤ改正により変更となりましたのでお知らせします。
【変更後の時刻】
JR新札幌駅・新札幌バスターミナル発 ⇒ 北海道開拓の村着
9:15 ⇒ 9:33
10:00 ⇒ 10:18
(追)ホームページの行事予定欄に記載の発車時刻も変更済みです。
以上
[事務局からのお知らせ]
平成30年3月17日付け同窓会役員会に付議済み
開拓の村展示企画実行委員会 佐野将義(H2)
開拓の村展示企画実行委員会では、北海道開拓の村で保存されている旧恵迪寮舎の展示について、リニューアルを検討しております。
3月4日に第7回目の展示企画実行委員会を開催し、博物館展示の専門家にも参加してもらい、アドバイスをいただきました。
現在の検討状況を報告します。
1.開拓の村旧恵迪寮舎の展示コンセプト
明治、大正、昭和期の保存再現にとどまらず、恵迪寮の精神、自治、教育的な役割、生活、文化などが現寮へどのように継承されているか、または、時代の中でどのように展開されてきたかを表現したい。
・1部屋目:寮の生活、食事(別添の平面図101号室)
・2部屋目:恵迪寮の精神、自治、教育的な役割(別添の平面図102号室)
・3部屋目:寮の文化、寮の行事(別添の平面図103号室)
2.専門家からのアドバイスを踏まえた今後の検討内容
・お客様のターゲットを3階層くらいに分けて設定し、ターゲットごとに展示する情報や演出を検討・整理する。
・費用を抑えるため、使えるパネルなどは、そのまま使う。
・音や映像による演出は専門業者に依頼するとお金がかかるが、工夫すればお金をかけずに効果的な演出もできる。
・展示物に近づいたり、触ったりすると、音(太鼓、寮歌、ストーム、寮生が出す大声など)、映像、照明などが出るようにすることで、お客様にインパクトを与えることができる。
・体験できるものがあると、お客様の思い出になる。
*インスタ映えする写真撮影スポット
*展示物に触ってもらう
*太鼓をたたいてもらう
*赤ふん体験 など → テーマは「入寮体験」
・開拓の村でWi-Fi環境を整備する計画があることから、スマートフォンやタブレットによる展示案内、多言語対応についても検討する。
3.今後のスケジュール
・2018年度上期:概略検討
劣化した写真の応急処置
全面リニューアルの概要を北海道博物館へ説明
北海道博物館、北海道開拓の村、同窓会による実行委員会の設置
・2018年度下期:詳細検討
募金活動(同窓会会員への募金依頼、掲示板名札、クラウドファンディング)
・2019年度 :リニューアル工事
・2020年4月 :リニューアルオープン
4.写真のデジタル化
・同窓会事務室に埋もれていた井口氏が収集した資料(写真約1200枚)と、委員会メンバーが撮りためた写真をデジタル化する。
・担当者:山本牧(S49)、石川隆雅(S51)、亀山敏(S55)
・デジタル化した写真の中から、劣化した写真14枚に代わる写真について、選定作業を行う。
5.同窓会ホームページ上からの写真の収集、保存・管理、公開について
・同窓会ホームページの改修内容について、ノーステクノロジーと調整中。
6.同窓会Tシャツ
・製作枚数:500枚 内訳 S:10枚、M:50枚、L:380枚、XL:50枚、XXL:5枚、XXXL:5枚
・製作費 :634,100円 1枚あたり 1,268円
・納品 :3月9日
・販売価格:2,000円
7.開拓の村旧恵迪寮舎を活用したイベント(予定)
・5月19日(土) 観桜観花会(同窓会のホームページに掲載済み)
・6月30日(土) 草刈り&昼食会 → 参加者に同窓会Tシャツを配布
7月17日「北海道みんなの日」と連動したイベントの検討
・8月25日(土) 外壁防腐塗装 → 参加者に同窓会Tシャツを配布
8.次回、開拓の村展示企画実行委員会の開催
・4月21日(土)に支笏湖合宿を行います。支笏湖散星湖寮にて、15時~深夜
・委員会メンバー以外の参加も大歓迎です。
以上
[事務局からのお知らせ] [北海道支部]
平成30年新年寮歌歌始めの会が1月28日(日)午後1時から、札幌市北区のホテルマイステイズ札幌アスペンで開かれました。
今季の記録的な寒波による凍結などで怪我やインフルエンザの流行で、参加者数が懸念されましたが、道外から前島一淑君(昭和31年入寮)をはじめ、五、六十代の同窓生を中心に、若者パワーの恵迪寮寮生、小樽商大の学生寮や応援団等のOB/現役学生の他、招待の北海道大学と同校友会の役員ら、例年並みの約100人が参集しました。
第1部の北海道支部総会で平成29年の支部活動報告や支部収支報告及び監査報告、平成30年支部活動方針と活動計画が承認された後、第2部の寮歌歌始めの会に入りました。
内藤春彦支部長の開会の辞に続き、横山清会長が年頭の挨拶。そして長谷川晃理事・副学長らのご挨拶。
「都ぞ弥生」の1、2番を斉唱した後、同窓会役員やご来賓の長谷川晃理事・副学長ら6人が登壇し威勢のいい鏡開き。最後に最年長の能勢誠夫君(昭和21年入寮)による乾杯の音頭で寮歌の宴がスタート。
一番手は恵迪寮生で固めた応援吹奏団が登壇、出席者全員で歌唱する校歌「永遠の幸」をトランペットやホルンの勇ましい音響で伴奏し、会場を盛り上げました。
前半は年代ごとに登壇し、「蒼空高く翔らむと」(昭和2年)や「時嘲の波の」(昭和21年)、「魔人の呪い」(大正6年)、「瓔珞みがく」(大正9年桜星会)など名寮歌を熱唱。
恵迪寮歌の合い間には、東北大学出身で来賓の長谷川副学長が寮歌通のOBとともに登壇し、東北大学旧制第二高等学校校歌「天は東北」を歌唱、寮歌を通じて交流を深めました。
また、北大対商大の定期戦を通して友好関係が続いている小樽商大の寮生や応援団関係者らも北大応援団OBらとともに登壇し「若人逍遥の歌」などを熱唱しました。
中入り後、最新の平成29年寮歌「不香の花ぞ」が披露され、作詞者の冠花さん、作曲者の佐藤亮君が寮生とともに元気よく歌い上げました。
約2時間余、楽しい宴が続いた後、恒例の「都ぞ弥生」を1番から5番まで斉唱し、最後に「別離の歌」(昭和6年)でフィナーレ。
「来年もまた元気で歌おう」と誓い合って、散会しました。
(恵迪寮同窓会北海道支部広報常任幹事・大隈昭二(S40入寮))