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慶事と新企画で大盛り上がり ~新年歌会始め 1月30日開催~

[事務局からのお知らせ] [北海道支部からのお知らせ]

平成22年の恵迪寮同窓会新年歌会始めが1月30日、恵迪同窓会員、現寮生、北大関係者ら約100人が参加して 札幌市中央区の「氷雪の門」で開かれました。

このところややマンネリ化した感のある歌会始めですが、今回は歴史と伝統、改革と進化を象徴するような二つのビッグイベントが企画されました。

繁富さん白寿の祝い(ヒサ夫人とともにドイツ語で野ばらをディエットする繁富夫妻)

繁富さん白寿の祝い(ヒサ夫人とともにドイツ語で野ばらをディエットする繁富夫妻)

繁富大先輩の白寿を祝う

一つは、昭和6年入寮で白寿(満99歳)を迎えられた同窓会名誉会長 繁冨一雄大先輩を招待して開いた白寿のお祝いです。車いすながらかくしゃくとした姿勢で登壇した繁冨先輩は、白寿にちなんで白のちゃんちゃんこと、帽子をプレゼントされ、大喜び。返礼のショートスピーチも、昭和初期の寮生活などを20分にわたり朗々と語り、「ここまでやってこられたのも恵迪寮と仲間のお陰です」と感謝の言葉を述べられました。さらに同伴のヒサ夫人とともにドイツ語で「野ばら」を見事にデュエットし、大喝采を浴びました。

「都ぞ弥生」のドイツ語版、お披露目

もう一つは、2年後に生誕100年を迎える寮歌「都ぞ弥生」のドイツ語バージョンを作歌した東北工業大の丹治道彦准教授(北大教養部のドイツ語教官・丹治寿太郎先生の長男)が仙台から特別参加し、合唱団OBの金武彦君指導で現寮生らと一緒にお披露目をしました。「都ぞ弥生」の国際化については、すでに存在する英語版のほか、ロシア語、中国語版なども作歌が検討されていますが、重厚で格調高い響きのドイツ語が一番ぴったりだと、会場から称賛の声が出ていました。
「都ぞ弥生」のドイツ語バージョンを初披露する作歌者の丹治道彦さんや同窓会員

「都ぞ弥生」のドイツ語バージョンを初披露する作歌者の丹治道彦さんや同窓会員

この後、寮歌祭に入り、鏡割りのお酒の酔いが回るほどに、出席者が入寮年次や学部、部屋サークルごとに銘々ステージに登場。青春時代にタイムスリップし、放歌高吟して寮歌の世界に浸っていました。

(北海道支部広報部会長 大隈 昭二)

寮歌を高唱するOBと現寮生。50年を越える歳月の隔たりを感じさせない。

寮歌を高唱するOBと現寮生。50年を越える歳月の隔たりを感じさせない。