恵迪寮同窓会新年歌始めの会~寮歌を愛するOB、現寮生ら盛大に(H28)
[事務局からのお知らせ]
恵迪寮同窓会北海道支部新春恒例の新年寮歌歌始めの会が1月30日、札幌市中央区の「氷雪の門」で開かれました。
厳冬期の催事と参加者の高齢化に伴い、今回から開会時刻を2時間繰り上げて午後3時からのスタートでしたが、この日の最高気温が氷点下4度というすさまじい寒気の中、最年長の石坂實君・能瀬誠夫君(共にS21年入寮)をはじめOB・来賓約80名弱、現寮生20名と、ここ十数年では最多となる100名近い寮歌大好き人間が参集しました。
第一部の支部総会の後、第2部の寮歌歌始めの会に入り、内藤春彦支部長(S40年入寮)による開会の辞に続き、横山清会長(S31年入寮)の年頭の挨拶、佐伯浩前総長ら来賓の紹介、西口規彦北大総長補佐の来賓のご挨拶がありました。
この後、大谷文昭君(S43年)の音頭で「都ぞ弥生」を斉唱した後、来賓や同窓会役員ら9名による威勢のよい鏡開きが行われました。
中瀬同窓会名誉会長の乾杯の後、しばし歓談に移りました。
待望の寮歌高唱では、トップを切って昭和30年代のOBが「蒼空高く翔らんと」(昭和2年)を熱唱。その後、各年代が「花繚乱の」(昭和32年)や「魔人の呪い」(大正6年)と続き、数年前からOB同士の交流が続いている小樽商科大学応援団や現役学生も商大校歌や寮歌「若人逍遥の歌」を歌い、エールを送りました。
中入りを挟んで「瓔珞みがく」(桜星会歌)、「水産放浪歌」など不朽の寮歌を懐かしんだ後、全員寮生で固めた応援吹奏団が初登場。トランペットやサックスなどの迫力ある器楽で寮歌や懐かしい昭和の歌謡曲をアレンジした演舞を披露すると、会場が沸き、アンコール曲として校歌「永遠の幸」を吹奏しました。
また、平成27年寮歌「咲く六華(はな)よ」の作詞・作曲者たちも現寮生らと一緒にステージに上がり、最新の寮歌を熱唱しました。
予定の20数曲もほとんど歌い終えて約3時間余の宴もいよいよフィナーレ。参加者が増えたせいか、会場いっぱいに肩を組んだ仲間の輪が初めて一本に繋がり、「都ぞ弥生」と「別離の歌」をそれぞれの思いを載せて高唱し、来年の再会を誓い合って散会しました。
最後に
書家・中村光弘氏から「都ぞ弥生(1番から5番までの全曲)の書」の寄贈を受けました。本会でそのレプリカが披露されました。
中村様、ありがとうございます。
書家・中村光弘氏から寄贈された「都ぞ弥生の書」の披露
(広報常任幹事 大隈昭二記)