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2023年東日本恵迪寮同窓会「新春寮歌歌い初め」報告
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2023(令和5)年1月26日
東日本恵迪寮同窓会 幹事長 竹下忠彦
国や東京都からのコロナ行動制限も緩和され、どうやら対面での「歌い初めの会」を開催できる条件が整いましたので、3年ぶりに東日本恵迪寮同窓会「新春寮歌歌い初め」を2023年1月9日(月・祝)に開催しました。以下に概要を報告します。続きを読む→★新春寮歌歌い初めの会
2022南九州寮歌祭開催報告 (西日本恵迪寮同窓会)
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私は今回参加して新しい寮歌に出会いました。
『めくる~めくる~藤女子大で、辞書をめくる~』
今回寮歌祭が終わって数日たちましたが、この寮歌のフレーズが、私の頭から離れず、頭の中をぐるぐる回ってしょうがない状況です。
さて、11月も終盤ではありますが、気持ちよい秋晴れの中、26~27の土日、南九州寮歌祭を人吉・水上村・水上温泉にて開催いたしました。会場は市房観光ホテル。人吉盆地の奥座敷、湯山温泉郷にあります。11人が集まり親交を深めることが出来ました。寮歌祭当日、16時
集合にも関わらず1時間前にはほぼ揃ってしまうという、参加者の熱意の高さ感謝いたします。開会までの時間、到着した皆様は温泉へ、熊本一とも言われるpH9.9のアルカリ泉、体がいつまでもポカポカです。
17時、近くの米蔵に移動、校歌斉唱【写真①】、梁井先輩からの歓迎の辞【②】により会はスタートしました。開識社開始、講演の内容は「ゴイシツバメシジミ」の保護活動について。今回お世話になる、市房観光ホテルの西社長のお話、昆虫少年だった少年時代、自然保護への思い、熱く語っていただくとともに、「蝶々」についても、奥深く勉強することができました【③】。普段気にしないまま見過ごしている、繊細な環境に棲む蝶、見える環境負荷の影響を感じることができました。
懇親会はホテル宴会場にて、食材としてのジビエや地元料理、引き続き西社長を講師に(開識社 第2部食事編)、山菜満載の山野草料理、一つ一つを解説していただきました。説明によりさらに食材の引き出された旨さに舌鼓を打ちつつ会は進みます【④】。会の途中、園山先輩からは、50周年記念の集まりに参加されたこと、その後現寮を訪問され受けた印象を含め、お話がありました【⑤】。その話を受け懇親会の場では、時代共に変わりゆく寮の存在意義、社会に出る学生の指導者たる人材教育の場所からの、生活困窮者救済への変化、年を経るごとの寮に求められる姿の変化に対し活発な意見が出るなど、時代を跨ぐ恵迪寮に対する諸先輩方の思いは尽きることはありません。それを受け、今回事務局から参加いただいている岩井先輩から11月現在までの現寮の設備老朽化への対応状況及び同窓会の働きかけの報告がありました。非常にまじめかつ緊迫したよい応酬だったと思います。
話は盛り上がる中、別室に移動しての寮歌指導、寮歌春歌?夜は更けていきます。ここで冒頭に書きました寮歌の件ですが、今回寮歌指導を受けたのですが、私は全く初めてでして、S山先輩、M田先輩が楽しそうに寮歌指導なさるのをただ見守るしかありません。【⑥⑦⑧】
その後、それ以降は翌日聞いた話になるのですが、最終的には4次会まで、深夜2時頃まで飲み会は続いていたとのことでした【⑨】。翌日は朝食後、皆で全体写真【⑩】。旅館玄関先での『都ぞ弥生』の斉唱【⑪】で一旦会は終了です。
その後、希望者で、西社長引率の元(開識社第3部実践編)、市房杉(平安杉)を見るため、市房山神宮(開基807年)の参道(山道)を弐の鳥居まで、導いてもらいました。駐車場から往復で1時間程度、一昨年発生した線状降水帯による人吉大水害の被害も収まらぬ景観の中、自然の驚異に感嘆するなかでの登山でした。たどり着いた、この市房杉、鹿児島、屋久杉に負けず劣らず、説明ではその姿勢の良さに皇居の天井材にも使用されているとのこと。立派な杉の大木でした。【⑫⑬】
ここ最近、行動半径が狭まってしまい、体力が低下したつけを痛感するなか、熊本の奥地、人吉市水上村での寮歌祭、久しぶりに、周囲を気にすることなく大声で、晴れた秋空の下、思う存分歌うことができました。来年は宮崎県での開催を予定しております。温泉につかりながら年に一度寮歌をうたうことで、非日常を体験、日ごろの疲れがリセットできるものと感じます。
皆様も次回、ご参加如何でしょうか?お待ちしております。
追記:寮歌春歌?と呼べばよろしいのでしょうか?ぜひ寮歌発掘の位置づけと再普及として、是非次回寮歌祭までには掲載お願いしたいところではあります。よろしくお願いします>事務局の皆様へ
『めくる~めくる~ 藤女子大で~ 辞書をめくる~」の寮歌メロディーに載せた歌詞が、Y先輩の女子大寮でのシスター同席での家庭教師の経験話を絡め、今回の寮歌祭で強烈に最も記憶に残ったことになりました。
以上です。
恵迪九州北幹事 S61入寮 水産学部 三角公太郎
佐賀県青春寮歌祭ご報告 西日本恵迪寮同窓会 恵迪九州北幹事
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11 月 19 日(土)13:00~佐賀市交流センター「エスプラッツホール」にて、第 30 回佐賀県青春寮歌祭が開かれました。コロナ禍で規模を縮小し、座席を半減して開催にこぎつけた主催者である北海道大学同窓会佐賀県支部大宅公一郎氏の思いのこもったあたたかい会となりました。この会は旧制高等学校と其れに関連する新制大学が合体し私立大学も参加する「佐賀方式」と呼ばれるものだそうです。この寮歌祭の目的として「母校の持つ歴史、教育、文化、スポーツなどの資源を佐賀に持って」(大宅氏御礼の辞より)くる取り組みも行われ骨太の会になっていることを感じました。恵迪寮九州北からは明官氏、三浦氏と私押場が参加してきました。続きを読み写真を見る→R4.11.19佐賀県青春寮歌祭報告
2022恵迪寮同窓会 東日本大会 開催報告
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2022年恵迪寮同窓会東日本大会報告
2022(令和4)年10月11日
東日本恵迪寮同窓会 幹事長 竹下忠彦
北海道、東日本、西日本が持ち回りで開催している恵迪寮同窓会大会ですが、2022年度の主管(当番)は東日本でした。
コロナ禍3年目。いまだに感染者が多く、完全収束にはほど遠い状況で、直前まで本当に開催できるのか懸念材料も多かったのですが、東日本の役員の総力を結集して何とか10月1日開催にこぎつけました。
以下に大会の概要を報告します。
1. 会場
今回利用した会場は、旅館・鳳明館です。東京・本郷に位置し旧制一高生、東京帝大生の下宿屋として創業。築120年を超える有形文化財登録の旅館です。伝統的木造建築。職人技が光る設えでレトロ感あふれる雰囲気の会場でした。
現在鳳明館では食事の提供を行っていないため、湯島・半之助から仕出し弁当を取り寄せ、またビールと日本酒を持ち込みました。湯島・半之助の弁当は好評でした。
今回は47畳の大広間を4時間借り切りました。長テーブルを置き、コロナ対策1テーブル3人掛けで会を進行しました。この広さで26人の参加者はちょうどよい感じでした。
2.参加者の概要
参加者は26名でした。
久しぶりの対面式寮歌祭でしたので、交流も兼ねて1人30秒自己紹介を行いました。話したがりの参加者が多くいて、とても1人30秒では収まりきれませんでした(笑)。
参加者最高齢は90歳!平成入寮の若手も3名の参加がありました。本田彰氏(S43入寮・第60代応援団団長)から、自己紹介の最後に「恵迪寮大改修にOBの方々の協力が必要だ。自治寮の死守、寮歌の継承のためにもOBは行動を起こさなくてはならない」とのアピールがありました。
3.スケジュール
<第一部> 開識社(11:00~12:00)
講師:上原 健君(S53入寮・理高分子卒)元日本野鳥の会理事、2020年群馬県嬬恋村に招聘される。「浅間高原野鳥の会」設立
演題:「鳥がとりもつ“えん”~縁・Environment・宴?~“」
・上原氏には、現在フィールドにしている群馬嬬恋から駆けつけていただきました。
・「野鳥の会」の設立趣旨と実体験を踏まえての活動についてパワーポイントを使いわかりやすく説明されました。
・講演の主旨は、「野鳥は興味深い生き物。バードウォッチングは知的好奇心を満たしながら同好の士と縁を結び、自然の素晴らしさを実感できる。特に終活のひとつのメニューとしてお勧めしたい。」というものでした。
<第2部>自己紹介・総会・大寮歌祭(12:00~15:40)
・食事以外は「マスク着用」で行いました。また随時窓をあけて換気を心がけました。
★総会は「都ぞ弥生」1番斉唱。→物故者への黙祷→開会挨拶(坂倉東日本会長)→来賓挨拶(植松西日本会長)。
・「2021年度事業報告・収支決算」「2022年度事業計画」「2022~23年度役員体制」の審議・決議(議長:坂倉東日本会長)→いずれも承認されました。
・なお特記事項として「“瓔珞みがく”生誕100年を祝う会」が2年遅れで2022年6月11日に大月市の甲州街道花咲本陣星野家住宅で開催されたことが報告されました。(*作曲者の星野(旧姓置塩)奇君の自宅で、お孫さんの星野喜忠さん出席のもと実施)
★大寮歌祭(14:20~15:40)
校歌「永遠の幸」 発声者:植松 高志君(S44)
第一部 進行役:泉 猛 君(H23)
花繚乱の(S32) 発声者:市野沢哲男君(S54)
津軽の滄海の(S13) 発声者:若目田 篤君(S51)
瓔珞みがく(T09桜星会歌) 発声者:川村 潤一君(S26)
水産放浪歌 発声者:猪股 哲美君(S43)
時潮の波の(S21) 発声者:長谷川和雄君(S42)
※集合写真撮影
第二部 進行役:木村 成二君(S46)
草は萌え出で(S53記念祭歌) 発声者:松尾 駿介君(H19)
湖に星の散るなり(S16) 発声者:岡地 勇治君(S52)
タンネの氷柱(S08) 発声者:飯島 康司君(S55)
藻岩の緑(M44) 発声者:佐藤 誠一君(S53)
春雨に濡るる(T12) 発声者:土屋 明君(S44)
都ぞ弥生(M45) 発声者:本田 彰君(S43)
別離の歌(S06閉寮記念寮歌) 発声者:松岡 繁幸君(S48)
★会の終了後、女将さんの案内で「鳳明館の見学会」(約30分)がありました。レトロ感あふれる館内をゆっくり見学し、「なつかしい感じがする」「すばらしい建材をつかっている」「また利用してみたい」などの声があがっていました。
★参加者から寄せられた感想です。「久しぶりの寮歌際、皆さんの元気な姿と美声を聞き楽しく時間を過ごしました。やっぱり、元気でないといけませんね。」-まったく同感です。
「草刈り寮歌祭」報告 東日本恵迪寮同窓会
[事務局からのお知らせ] [東日本支部からのお知らせ]
2022(令和4)草刈り寮歌祭 報告
今年度は、2年ぶりに8月11日(山の日)に、東日本恵迪寮同窓会・東京惠迪会共催の「草刈り寮歌祭」を開催することができました。昨年度、オリンピック・パラリンピックの開催された東京都には7月12日から9月30日まで緊急事態宣言が出されていました。混雑が予想される都心、山の日の活動には感染リスクが高いと判断をし、「草刈り寮歌祭」は、11月23日に延期して実施しました。そして1年経過。コロナ感染問題についてまだまだ心配な点が多いですが、野外活動でもあり、コロナ感染対策をしっかり行いながら開催しようとの判断をしました。
当日集合時刻は11:00。天気は晴れ。気温は時間の経過とともに上昇しましたが、風があり、草刈り作業するには都合のよい気候でした。公園事務所でゴミ袋と熱中症防止のための首巻きタオルの提供をうけ、開拓使仮学校跡石碑の現場へ。集まった精鋭は総勢8名。混雑する電車を避け、自転車で片道40分かけて駆けつけた会員もいました。今年も「マスクをし、大きな声を出さない」「作業中お互い距離をおく」「手のアルコール消毒を随時行う」等に注意しながらの作業でした。コロナ禍3年目になり、参加者はコロナ感染対応には手慣れたもの。公園事務所から無料提供をうけた熱中症予防のタオルを首に巻き、草刈り作業に精を出しました。真夏の屋外作業、マスク着用はやはりきついです。それでも精鋭8名は、鎌や剪定鋏を慣れた手つきで操り、作業すること小1時間。
みごとに写真の通り、石碑の周囲はきれいさっぱりなりました。最後に、ソーシャルディスタンスを保ちつつ、「都ぞ弥生」を斉唱。締めは木村成二氏のエールでした。来年こそはマスクを必要としない「草刈り寮歌祭」を開催したいものです。また来年もやろう「草刈り寮歌祭」!!
東日本恵迪寮同窓会幹事長 竹下 忠彦