事務局からのお知らせ
「恵迪寮46・47・48連合同期会」開催の御案内
[事務局からのお知らせ]
北海道大学恵迪寮
昭和46年・47年・48年入寮生 各位
恵迪寮46・47・48連合同期会・暫定世話人会
三上 善樹(46年入寮)
岩崎 正(47年入寮)
佐藤 文雄(47年入寮)
野本 健(47年入寮)
谷口 哲也(48年入寮)
「恵迪寮46・47・48連合同期会」開催の御案内
皆様には御健勝にてお過ごしのことと、拝察申し上げます。
さて此の度、昭和46年・47年・48年に恵迪寮に入寮した寮同窓生の連合同期会を初めて開催いたしたく存じます。
還暦を過ぎたばかりで人生の先は未だ永いですが、このあたりで一服し、過ぎし日々を懐かしむゆとりを持とうではありませんか。
来年1月に開催される恒例行事「恵迪寮同窓会・新年寮歌歌始めの会」の日程に合わせて、下記の要領で連合同期会を開催いたします。
つきましては、同期の皆様に多数ご参加いただきたく、御案内申し上げます。
記
1.日 時 平成27年1月31日(土) 午後8時から
2.会 場 グランド居酒屋富士
住所:札幌市中央区南5条西4丁目 富士会館ビル
電話:011-511-7131
3.会 費 3,000円
4.申込み 準備の都合から、1月24日(土)までに、下記へご連絡下さい。
連合同期会暫定世話人会・谷口哲也まで
・メールアドレス:kitanomirai@frontier.hokudai.ac.jp
・携帯電話:090-3468-2483(留守電時は後刻返信します。)
※入寮年次・氏名・連絡先(メールアドレス、電話番号)をお知らせ下さい。
次の青い文字をクリックすると「ご案内」が出てきます。
以上
西日本支部の役員名簿がホームページに掲載されました。
[事務局からのお知らせ] [西日本支部からのお知らせ]
2014年9月13日に開催された「2014恵迪寮同窓会西日本大会」の一環と
して行われた西日本支部総会で支部役員の改選が行われました。
http://www.keiteki-ob.jp/shibu/nishi/nishi-list/
今こそ、身近な自然エネルギーを~恵迪寮OBの荒木教授大いに語る~
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第15回開識社講演会が10月29日(水)夜、北大構内クラーク会館大集会
室で開かれ、北大・北方生物圏フィールド科学センターの荒木肇教授が、
「身近な自然エネルギーを地域で活用する試み」のテーマで熱弁を振るい、
恵迪寮同窓会員や一般市民ら約70人が熱心に耳を傾けた。
空知・栗山町出身の荒木教授は1974(昭和49年)、北大に合格し恵迪寮に
入寮。農学部に移行後、大学院に進み、助手を経験し、新潟大学助教授を
経て2003年から母校の教授を務めている。
講演では、いきなり学生を励ます大喜利(おおぎり)を披露。「コシヒカリとか
けて恋愛模様と解く」、「その心は、捨てる神あれば拾う神あり」。米作りを研
究した新潟大時代の珍問答でコシヒカリがたどった歴史を解説して会場を
沸かせた。
この後、クラーク博士の故郷、米・マサチューセッツ州で行われているせき
止めた山水でタービンを発電する木工所や、ドイツ・ミュンヘン郊外の有機
農業によるメタンガス発電、北海道の温泉廃熱を利用したハウスのアスパ
ラ栽培など身近にある世界各地で進められている自然エネルギーを紹介
した。
さらに現在、研究開発中の閉校を活用した夕張共生型ファーム事業を紹
介。身障者でも気軽に参加でき、雪氷冷熱、地中熱、太陽熱、発酵熱など
を複合利用したチコリーをはじめ、イチゴ、トマトなど野菜・果実栽培の成
功例を述べた。
最後に福島原発事故についても触れ、未来や次世代に負の遺産を残さな
いために、コスト高の原発よりも、自然エネルギーをいっそう活用する努力
がわれわれ研究者に求められていると締めくくった。
荒木教授の実家は玉ねぎ農家で、この日、聴講者全員に収穫したばかり
の玉ねぎをプレゼントし、喜ばれた。
(恵迪寮同窓会北海道支部広報常任幹事 大隈昭二)
10月29日(水)開識社 事務局の皆様お疲れ様でした。
[事務局からのお知らせ] [北海道支部からのお知らせ]
先達て10月29日(水)に開催されました開識社ですが、講師の荒木先生は、元寮生ということで、作業着姿で講演され、非常に親しみの持てる方でしたね。
来られなかった方もおられますので、荒木先生が現在研究されているテーマについて、簡単に要約しますと、
「買った電気を使わず、自然エネルギーだけで、年間一定の温度を保ったハウス環境を実現する。それも北海道で。」
というものです。
自然エネルギーで循環型農業を目指す、ということは、言葉では聞いたことがありますが、言葉通り実践された例を見たのは私は今回初めてでした。
近い将来実用化されることを願ってやみません。
準備及び当日の運営に携わった幹事の皆様のご尽力に感謝いたします。
H8入寮 渕上 玲子
「文化講演と寮歌の集い」(開催報告)
[事務局からのお知らせ]
平成26年9月27日、恵迪寮同窓会は、「北海道大学ホームカミングデー
2014」に参画し、懐かしいクラーク会館大集会室にて「文化講演と寮歌の
集い」を約50名の参集をえて盛況裡に終えることができました。
参集してくださった皆さま方、特に遠方から駆けつけてくださった方々
に感謝申し上げます。
《文化講演》
文化講演は、北大元副学長・藤田正一氏(S38:入寮年、以下同じ)により
『北大の源流・日本のオールターナティブ』と題して、「クラーク博士が種を蒔
き、北大の前身・札幌農学校で育まれた清き精神」の系譜・波及と、それを
消し去りたい力の存在について述べられ、この混迷の時代にこそ札幌農学
校で育まれた清き精神が必要であると力強く語られました。
藤田先生のあてられた光により浮かび上がる先人とその精神を想い、あら
ためて北大の卒業生であることを誇りに思います。一方、現在の北大にお
いてはその精神が継承されていないとも厳しく評価されました。源をたずね
清き水を導き枯渇した現代を潤すに、我々はいかにすべきか、大きな課題
である。
《寮歌の集い》
寮歌の集いは、東京からはるばる参加してくれた昭和21年寮歌「時潮の
波の」作曲者・寺井幸夫君(S19)のスピーチ、「時潮の波の」の斉唱、横山
清会長(S31)による乾杯のご発声で開宴しました。
寺井君は、ご夫妻でお見えになりましたが、ご両人とも矍鑠(かくしゃく)
としておられ、健康の秘密は「寮歌」を歌うことと話されました。
我々にとって寮歌集の中に伝説化した作者と高唱できる稀有な機会が与
えられ、感激を共有することができました。
寮歌関係者では、中国語版「都ぞ弥生」訳歌者・須賀正太郎君(S28)、
昭和32年寮歌「花繚乱の」作歌作曲者・前島一淑君(S31)、昭和59年
寮歌「雪の白さに」作曲者・青木毅君(S58)等も遠方から参加してくれま
した。他にも青森・茨城・千葉・埼玉の各県からも駆けつけてくれました。
他方、田島寮長以下8名の男女混成の現恵迪寮生によるこぶしを挙げ
てリズムをとる姿にも、全国で唯一、寮歌を創り続けてきている恵迪寮の
精神の継承を確認できました。寮歌の継承は精神の継承である。参加あ
りがとう。
谷口哲也君(S48)・大谷文昭君(S43)・千川浩治君(S40)の名調子・
名プロデュースによる寮歌選曲、絶え間のない高唱、そのあいまにも
美酒・美肴を忘れぬ参加者ら。時空はるかの高揚はいずれのせいか。
《最後に》
今回の文化講演と寮歌の集いは、白浜代表幹事(S40)による開会挨
拶にありました同窓会の方針「恵迪精神の発揚発信」と「寮歌の継承」
を具現化する初めての取り組みですが、本質にかかわるテーマの選択・
実行は、今後の展開方向を示唆するものでしょう。
なお、会員諸氏には、特技を生かした運営にご協力をいただきまこと
にありがとうございました。感謝いたします。お疲れ様でした。
最後に、「都ぞ弥生」と「別離の歌」を高唱し、来年の再開を期してお別
れしました。
(恵迪寮同窓会文化常任幹事 野本 健(S47)記、写真は大隈昭二編集長)