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日付アーカイブ: 2025年10月25日

2025年(一社)恵迪寮同窓会 東日本大会報告

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2025年(一社)恵迪寮同窓会 東日本大会報告

2025(令和7)年10月21日

                     東日本恵迪寮同窓会 幹事長 竹下忠彦

2025年(一社)恵迪寮同窓会 東日本大会inサンシャイン池袋を2025年10月13日(土)、以下の通り実施しました。

  • 1.会場

 昨年に引き続き会場は、緑丘会館=小樽商科大学の同窓会の会館を利用させていただきました。

 場所はJR池袋駅から徒歩8分の「サンシャイン60」内の57階にあります。交通至便の地です。また高層にあるため窓から大東京の眺望が抜群です。高歌放吟も許される環境にあり、私たちが求める最高の会場のひとつと言えましょう。

2.参加者

参加者は以下の通りです。友誼校・小樽商科大学から4名の参加がありました。(敬称略)

北大関係( )は入寮年度

長谷川久(S32)三戸猛義(S36)国吉 昌晴(S37)常野勝彦(S38)

佐藤八雷(S39)佐藤信雄(S40)大隈昭二(S40)長谷川和雄(S42)

猪股哲美(S43)高橋克彦(S43)本田 彰(S43)坂倉雅夫(S44)

多田 勝(S44)土屋 明(S44)渡辺照雄(S44)木村成二(S46)

矢野哲憲(S47)松岡繁幸(S48)三次 哲(S48)小林次郎(S51)

朝倉仁樹(S52)岡地勇治(S52)伊藤 紳(S52)富田健嗣(S52)

岩田 昇(S53)竹下忠彦(S53)岩﨑哲也(S54)橋本浩典(S54)

青木孝之(S55)岩佐慎二(S56)宇治弘晃(S56)田辺暢浩(S58)

今川一兵(S59)松尾駿介(H19)泉  猛(H22)

坂下節子(会友) 寺井慈子(会友) 遠藤紀子(会友)

石田陽子(東京同窓会) 川添公貴(S52入学・東京同窓会)         40名

開識社のみ参加

加藤芳宏(S53)  島田 久(S61卒・東京同窓会)           2名

小樽商大関係(  )は卒業年度

岡田利雄(S48卒)池田喜久雄(S51卒)尾松英登(S55卒)山本光一(S55卒)

4名

3.プログラム

<第一部> 開識社(12:00~13:00)

 

 

 

 

 

講  師 : 石田 陽子氏(北海道大学医学部1999年卒業)

演  題 : 『 眠るほど、ぐんぐん仕事がうまくいく 』

講演要旨 : どの生物にも欠くことのできない原始的な生命活動である睡眠は、文化を持つ人間にとっては社会的な意味も大きい。睡眠と生産性、睡眠と健康経営についてなど、睡眠の社会的側面と同時に、睡眠と年齢との関係、さらに睡眠障害の中でもアジア人にとってリスクの高い睡眠時無呼吸症候群について解説する。日本は諸外国の中でも睡眠時間が短いことで知られる。中でも働き盛りの年代と女性、および子どもの睡眠の短さが大きな社会課題である。また、睡眠時無呼吸症候群は睡眠不足の原因となり、身体的、精神的、社会的な健康リスクを高める恐ろしい疾患であるが、治療反応性がよいため、検査によって早期発見・早期治療を行うことで、疾病がない方と同じように健康に暮らせることをお伝えする。

石田 陽子氏

<第二部> 総会・大寮歌祭(13:20~16:00)

★第二部は「都ぞ弥生」1番斉唱 →物故者への黙祷→開会挨拶(坂倉東日本恵迪寮同窓会会長)

→挨拶 池田喜久雄様(緑丘会東京支部)、大隈昭二様(一社恵迪寮同窓会顧問)、 青木孝之様(西日本恵迪寮同窓会幹事長)

・総会:(議長:坂倉東日本会長)「2024年度事業報告・収支決算報告・会計監査報告」「2025年度事業計画(案)・収支予算(案)」「2025年度役員体制」の審議・決議 いずれも承認されました。

坂倉東日本会長

・(一社)恵迪寮同窓会理事長 横山清様より祝電が寄せられました。

★恵迪寮同窓会大寮歌祭プログラム

校歌「永遠の幸」          発声者:泉 猛 君(H23入寮)

第一部               進行役:松岡繁幸 君(S48入寮)

寒気身を刺す(S42)       発声者:猪股 哲美君(S43入寮)

茫洋の海(S35)         発声者:三次 哲 君(S48入寮)

暁の渚離りて(S22)       発声者:今川 一兵君(S59入寮)

暁の渚離りて を歌う

 

 

 

 

 

 

タンネの氷柱(S8)         発声者:青木 孝之君(S55入寮)

水産放浪歌             発声者:小林 次郎君(S51入寮)

第二部               進行役:宇治 弘晃 君(S56入寮)

若人逍遥の歌            発声者:池田 喜久雄君

(小樽商科大学OB)

時潮の波の(S21)        発声者:木村 成二君(S46入寮)

花繚乱の(S32)         発声者:竹下 忠彦君(S53入寮)

蒼空高く翔けらんと(S2)     発声者:長谷川 和雄君(S42入寮)

湖に星の散るなり(S16)     発声者:佐藤 八雷君(S39入寮)

魔神の呪い(T6)         発声者:岩﨑 哲也君(S54入寮)

藻岩の緑(M44)         発声者:多田 勝 君(S44入寮)

津軽の滄海の(S13)       発声者:土屋 明 君(S44入寮)

都ぞ弥生(M45)         発声者:国吉 昌晴君(S37入寮)

別離の歌(S06閉寮記念寮歌)   発声者:坂倉 雅夫君(S44入寮)

 

 

 

 

 

小樽商科大学関係者の皆さんと「若人逍遙の歌」を合唱

4.むすび

 今年度は3年に1度の恵迪寮同窓会大寮歌祭で、私たち東日本恵迪寮同窓会では総力をあげて準備を進めました。8月末、東日本の関係者約180名に郵送にて大会案内状発送。9月にはいって、恵迪寮同窓会の一斉メール配信システムを利用し、約1700名の全国会員にメール案内を発信。東日本の会員には延べ3回、案内メールを発信しました。また直前には北大東京同窓会のメール配信システムを利用させていただき、同会員にもメールにて案内を発信していただきました。

 その甲斐あってか、合計42名の北大関係者の参加を得ることができました。また昨年に引き続き、友誼校小樽商科大学の関係者4名の参加も得ることができました。コロナ渦以降最高の参加者数になったことをここに報告します。

 北海道からは大隈昭二氏、西日本からは青木孝之氏の参加を得、<第二部>総会・大寮歌祭の冒頭にて御挨拶をいただきました。大変ありがとうございました。

 開識社では、医学部の卒業生 石田陽子氏に講演をお願いしました。麻酔科医として急性期臨床に没頭したキャリア前期から、産業医に転身、公衆衛生学を極めつつあるというユニークな経歴に魅力を感じます。講演の内容は、睡眠について前半わかりやすく、後半は最先端の研究も紹介されながら丁寧な説明がありました。石田氏は寮歌祭も最後まで参加し、一緒に飲んで歌われました。睡眠の専門家が、大正6年寮歌「魔神の呪」の「いざ吾が友よ熟睡(うまい)せむ 明日は人生の旅なれば」という歌詞を大いに気に入り、熟睡を(うまい)と読むことを初めて知ったと感動されていました。

 大寮歌祭では、新たな取り組みとして事前に参加者アンケートをとり希望が多い寮歌をできるだけ取り入れてプログラムを組みました。発声者にはアンケートでその歌を希望した方を指名させていただきました。以上については青年部がアイデアを出し企画を考えました。

 

 

 

 

 

寺井慈子さん、遠藤紀子さん

 今回特筆すべきは、今回S21年寮歌「時潮の波の」作曲者 故寺井幸夫氏のご息女お二人が参加され、「時潮の波の」を私たちといっしょに唱和されたことです。寺井氏は90歳を越えてなお東日本恵迪寮寮歌祭に参加され、自ら前に立ち、「時潮の波の」を歌われていました。帰り際ご息女に伺ったところでは、もしお元気ならば今年白寿(99歳)の年だったそうです。

 終了後、会場を片付けながら、盛会裡に終わった余韻にひたることができました。

 まだまだコロナ渦以前の参加者数には及びませんが、毎年地道に寮歌祭を続けることにより、参加の環を広げていきたいと思います。

「都ぞ弥生」斉唱

集合写真