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月別アーカイブ: 2015 5月

『少し昔、…昭和暮らし』(注)の発刊の意義

[サロン]

(1)序論
2013年(平成25)4月8日付けの恵迪寮同窓会ホームページ「談話室」に次にような白浜憲一さんの投稿があった。

注:正式な書名は次の通りです。
『少し昔、北国の小さな村の昭和暮らしー網走稲富物語ー』

私(八重樫幸一)は、早速この投稿を見て、本を取り寄せ読んでみた。
私は、著者の成ケ澤憲太郎さんの1歳下で、同じ網走管内の出身である。
この本を読むと、私は当時の北海道オホーツク海側の自然の厳しさと貧しさを彷彿と思い出してきた。

よくぞ当時の原体験を書き留めていただいたと成ケ澤さんに感謝したい。
寒冷地における戦後の貧しさから脱却するため、そこに暮らしている人々は、どれほど努力が強いられたか、経験したものでなければ分からないだろう。

「全てが生活に直結し、生存に直結しているのだ。」(葛西稲雪氏の話し)。どこの家も、母親は真夜中まで夜鍋をするのは当たり前であった。
それでも豊かになることはなかった。

この本を読んで、当時を思い出し、決して歴史を逆戻りさせてはいけないと確信した。

<以下、白浜憲一さんの投稿文を再録>

「網走稲富物語」発刊 ~投稿者:白浜憲一さん

S40年入寮、網走向陽高校出身の成ケ澤憲太郎さんが、ご自身の高校時代までの網走稲富での生活を赤裸々に描写した「少し昔、北国の小さな村の昭和暮らしー網走稲富物語ー」を出版されました。

私の成憲像が一変するほどの驚きの暮らしぶりとホノ温かい懐かしい思い出を引き出してくれる作品でした。成憲さんの優しさの根源と生きる力強さを受け取りました。

多くの孫達や子供達に読ませたいものです。

一冊1,200円ですが、送料込み1,200円でお送りするとの事です。
メールで、送付先住所・氏名を記載の上、直接成ケ澤憲太郎さんにお申し
込みください。(ご本人の了解を得ています。)
Mail: nari8228@yahoo.co.jp

問い合わせは、次の電話をご利用ください。
TEL: 0463-76-8228 080-3399-3334

以上が、白浜憲一さんの投稿文である(最後の5行は一部修正した)。
さて、これまでの文章は前置きである。

(2)本論~葛西光晴さんの書評紹介

今回は、どうしても成ケ澤憲太郎さんと同期北大入学の葛西光晴(俳号、
葛西稲雪)さんの書評をご覧いただきたいと思い、投稿した次第である。
ご覧ください。
http://nire.fool.jp/dokusyo/dokp/dokgp008/dokp750/dokp750.html

以上


現寮生主催の観桜会にて交流を図る(於;円山公園)

[事務局からのお知らせ] [北海道支部からのお知らせ]

既に(H27.5.8付け)高橋陽一君(S30)が、恵迪寮同窓会HPの「談話室での最新投稿」に、5月6日開催された現寮生の観桜会について、生きいきとした様子について投稿済みです。

ここでは、恵迪寮同窓会現寮担当常任幹事の岩崎正君(S47)からの寄稿を掲載します。

<以下、岩崎君からの寄稿文です。写真は大隈昭二(S40)北海道支部広報常任幹事です>

5月6日、心配された雨もなく、大半の桜が散った札幌円山公園ですが、道中、遅咲き満開の八重桜を眺めながら恒例の恵迪寮観桜会を楽しみました。
朝、恵迪寮を出発した「行進」は北海道庁前~大通公園噴水を経て円山公園に着いたのは午後1時すぎ、それから公園グランドでのストーム、葉桜の下での「激文セレモニー」で、やっとお待ちかねの宴が始まったのは午後2時ちょっと前でした。
同窓会から「行進」も含めて8名(末尾記載)が参加し、缶ビール168本とおつまみ各種の差入れに加え、横山会長からは昨年同様バナナ一箱の差し入れがありました。ビールとバナナは好評で、すっかり底をつきました。
老若交歓すること約2時間、最後は寮歌を歌ってお開きです。
昨年行った北大祭の懇談会の話をすると誘ってくれれば参加しますとのありがたい声もありました。
これからも折にふれ現寮生との交流を図っていく所存です。

※同窓会からの参加者

①高橋陽一(S30)、②佐藤市雄(S38)、③宮田睦彦(S38)、④鍵和田忠男(S39入学)、⑤大隈昭二(S40)、⑥千川浩治(S40)、⑦大谷文昭(S43入学)、⑧岩崎正(S47)、以上8名

観桜会・大通公園の噴水で気勢をあげる赤フン寮生

観桜会・大通公園の噴水で気勢をあげる赤フン寮生

観桜会・葉桜の下でのジンギスカンパーティ

観桜会・葉桜の下でのジンギスカンパーティ

(恵迪寮同窓会現寮担当常任幹事 岩崎正(S47))


開拓の村旧恵迪寮舎前の花壇についての振り返り

[事務局からのお知らせ]

この度(H27.5.8)、恵迪寮同窓会特別顧問の高井宗宏君(S31)から、開拓の村旧恵迪寮舎前の花壇脇に設置している「花壇説明版」の写真が送付されてきましたのでご披露します。

エンレイソウについて、北大のシンボルマークがオオバナエンレイソウ(大花延齢草)であるのに対し、恵迪寮の寮生章がミヤマエンレイソウ(深山延齢草)であることなど興味深いことが記されています。

また、花壇設置時の模様が、恵迪寮同窓会のHPに掲載されていますので、併せてご覧ください。

<以下、HPの掲載文です>

《開拓の村寮舎前に「恵迪寮百年記念花壇」》

恵迪百年記念祭(注;H19(2007).9.22)の前日9月21日(金)11:00から、北海道開拓の村主催「恵迪寮百年記念花壇」オープニングセレモニーが開催された。
本会会員と黒百合会会員の約50名が参加し、恵迪寮舎前に新設された花壇に、北大にゆかりの深いオオバナノエンレイソウ、ミヤマエンレイソウ、クロユリ、キバナノアマナの球根を各々40株ずつ裁植し、参加者一同が「都ぞ弥生」を斉唱して開設を祝った。
これに協賛した本会は、歌碑「都ぞ弥生」の歌詞面複製プレート、花壇説明版(基礎付)、桜の木一本を寄贈した。
来春の開花期が楽しみである。

開拓の村寮舎前「花壇説明板(エンレイソウ)」

開拓の村寮舎前「花壇説明板(エンレイソウ)」

開拓の村寮舎前「花壇説明板(クロユリ、キバナノアマナ)」

開拓の村寮舎前「花壇説明板(クロユリ、キバナノアマナ)」

以上


現寮生円山観桜会に参加

[サロン]

5月6日(水)今年も恒例の現寮円山観桜会にOBも参加し現寮生と交歓して来た。私も80歳の老骨にはストームはやや厳しかった。60年前には全寮ストームを数度は達成したことがあるのに。
この日快晴、風速10m、午前気温13度。午前9時半頃現寮を発した約60数名(内4分の1が女子学生)の現寮生が応援団を先頭にして校歌を奏でながら11時半頃大通り公園に到着した。私は道庁前で一団と合流した。
4丁目の噴水前で校歌斉唱?の後一斉に男子学生のみが赤フン・裸形になり、女子学生共に噴水の中でストームを5回(5セット?)以後寮歌を歌いつつ一路円山に向かうが、途中14丁目で再度ストームを3回。私も輪に入ったが3跳びで足がもつれた。円山到着が12時40分頃。連休最後の公園は市民約5千人の中で再々裸形ストーム。この時、老若男女(女性も!)市民も飛び入り輪の人数が倍になった。神殿前で応援儀式の後、待望のジンパ(成吉思汗パーティ)に突入。同窓会からは飲み物等差し入れをし、エール発言、寮歌発声など孫のような諸君と互いに楽しい時間を過ごした。参加した同窓の諸君は次の如し。(気づかぬ人、名前ミスには深謝)30年高橋、38年佐藤(市)、38年入学富田、39年入学鍵和田、40年千川、40年大隈、40年岩崎、43年入学大谷(応援団)等である。老骨の諸兄よ暫く安静を保とう。出来れば(生存なら)来年も参加したい。