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日付アーカイブ: 2014年10月19日

「カワウソ」復活への挑戦!

[サロン]

「カワウソ」復活への挑戦!恵迪寮同窓会広報常任幹事の八重樫幸一(S41入寮)です。

10月15日の朝、新聞に目を通していたら「カワウソ復活、英に学べ」という見出しの囲み記事(添付しました)を見つけた。

カワウソというと、四国の四万十川という固定観念があり、北海道とは結びつかなかった。

記事を読んでいくと、「知床博物館の山中正実館長は…」という文字を目にした。
どこかで目にした名前だと思い、恵迪寮同窓名簿(2003年版)を見ると、昭和53年入寮の人物らしいことが分かった。

早速、知床博物館に電話したところ、「館長は外に出ることが多く、電話が繋がるのはむずかしいです」という職員の返答であった。
そこで、館長が外出先から戻ってきたら電話をいただきたい旨、約して館長からの電話を待った。

やがて館長から小生の自宅に電話があった。

まず館長が恵迪寮OBであることを確認した。そこで恵迪寮の後輩の名が新聞に出ることは嬉しいことなので、これを恵迪寮同窓会のHPに掲載させてほしい旨お願いし了解を得た。

新聞記事によると、北海道にもカワウソが生息していたが、1955年に斜里川で確認されたのが最後の記録である、と書かれている。日本全国に生息していたカワウソは、乱獲や河川改修などによって絶滅した(環境省は2年前絶滅種に指定した)。

山中館長は、「100年単位で自然再生を進める運動…」とも述べている。
一度破壊した自然を取り戻すのは、粘り強い努力が求められるということだろう。

「地方創生」政策により、従前と同じように自然を破壊する道を進むのではなく、カワウソなどの絶滅種の復活を図り、豊かな地方を創生してほしいものである。

斜里町では、知床博物館と知床財団が2011年度から5年計画でカワウソをよみがえらせることができる環境条件などの調査に取り組んでいるとのことであり、心強い限りである。そのコアのところで後輩が活躍していることは嬉しい限りである。活躍を願わずにはいれない。
                          
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