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日付アーカイブ: 2014年9月24日

口笛による寮歌演奏 見事なコラボレーション

[サロン]

口笛による寮歌演奏 見事なコラボレーション平成26年9月18日、札幌時計台ホールで開催された柴田晶子さんの「口笛コンサート」に感激した大隈昭二さん(S40入寮)から、コンサートについての投稿がありましたのでご披露します。

<以下、投稿原文の通りです>

初秋の一夜、口笛で奏でる名寮歌が札幌市時計台ホールにこだました。

 奏者の北大経済学部出身の柴田晶子さんは、2010年と12年の国際口笛コンクールの成人女性部門で総合優勝するなど世界的なホイッスラー。

 事前にCDで聴いた「口笛吹きと犬」や「ムーン・リヴァー」など華麗で軽快なメロディーが、はたして重厚で力強い寮歌にマッチするか、はなはだ疑問だった。

 ところが、ふたを開けてみれば、口笛と寮歌のコラボレーションはまったく期待を裏切らなかった。

 ステージ2の「語り継ぐ恵迪寮歌」は、札幌農学校校歌「永遠の幸」からスタート、「茫洋の海」(昭和35年寮歌)、「郭公の声に」(昭和3年寮歌)などに続き、私の年代ではほとんど聴く機会がなかった「沈黙の杜に」(昭和50年寮歌)も演奏されたが、彼女の“魔法の口笛”にかかると長く歌い継がれた寮歌のようにすぐ心に解け込んだ。

 来場の実行委員会会長で「花繚乱の」(昭和32年)を作詞作曲した前島一淑さんや「凋落正に秋深し」(昭和38年)の作詞者・諏訪正明さんや作曲者宮田睦彦さんも、寮歌の新しい表現方法を見出したと、納得した表情だ。

 「子どもの頃から誰もが親しんできたわりには、音楽界ではまだマイナーな分野ですが、口笛演奏の世界的普及を目指し、研鑽を積みあらゆるメロディーに挑戦していきたい」と語る彼女の言葉に「Boys ,Be Ambitious」の真髄をみた。

      恵迪寮同窓会常任幹事 大隈 昭二(S40年入寮)


宇治川の畔で盛大に開催!恵迪寮39・40会

[サロン]

宇治川の畔で盛大に開催!恵迪寮39・40会この度、大隈昭二君(S40入寮)から、宇治川のほとりで行わ
れた「39・40会」の集いの様子が投稿されましたのでご披露
します。

<以下、投稿原文のとおりです>

「恵迪寮39・40会」(芝垣美男会長)の入寮50周年の集いが9月12日夜、平安時代の史跡を残す宇治川畔で開かれた。

 同会は昭和39年と40年に入寮した仲間が入寮40年を記念し2007年朝里川温泉で発足したのがきっかけ。東京の恵迪寮同窓会や恵迪寮命名百年「都ぞ弥生」百周年などに合わせ開催してきた。

 6回目となる今回は京都在住の千田忠男君(S40年)と富山在住の佐竹正治君(39年)の両幹事の尽力で、平等院や源氏物語の「宇治十帖」など平安文化の歴史遺産が数多残る宇治川畔での鵜飼観賞を中心に企画された。

 集いには、芝垣夫妻を始め、一昨年亡くなった山口千里君(40年)の夫人や地元の関西や関東、北海道から27人が出席。夕闇せまる午後6時過ぎ、2隻の遊覧船に分乗。篝火が燃え盛る中、鵜飼の発祥地・長良川出身の二人の美人鵜匠が登場するや、解説を加えながら数羽の鵜を巧みに操って鮎を始め小魚類をつぎつぎに捕獲。その度、船べりから喝采が湧きあがった。

 約1時間の遊覧後、船宿で懇親会が開かれ、「商業化が進んでいる長良川より身近に見物できてよかった。とくに美人鵜匠の操作は見事」と感心しきりだった。最後に「都ぞ弥生」を全員で斉唱すると、宇治の山峡に響き渡った。

宴の後は、船宿に泊まるもの、京都のホテルに戻るもの、近畿の自宅に帰るもの、それぞれ、別れを惜しみながら、次回の再会を誓い合った。(写真は、参加者の集合写真です)。

  同窓会本部常任幹事 大隈昭二(40年)記