西日本支部からのお知らせ
令和2年 南九州恵迪寮歌祭 開催報告書
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さる11月21日(土)南九州恵迪寮歌寮を、今も噴煙を上げ続けている活火山、鹿児島県桜島にある「桜島マグマ温泉」にて開催しました。この大変な状況下、連日ニュースでも各地の情報は承知いたしておりましたが、幹事一同何度も打ち合わせを行い、結果この状況下でできる寮歌祭として本年度は実施することと致しました。
■ 第1部 総会、開識社
今回は前回とは異なり校歌なし、宮田喜代志(S53)幹事長から、このような状況下にあっても、ご参加の判断を頂いた皆様への感謝の辞、そして歓迎のあいさつをいただき、会は無事進みだしました。
西日本事務局からのお伝え事項としては、『恵迪寮大改修支援募金へのご協力のお礼』、『恵迪寮生救済のための緊急募金と緊急差し入れご協力へのお礼』を大阪の岩井様より頂いた資料を皆様に代読にてお伝えしました。
今回の開識社は、HTB制作「清き國ぞとあこがれぬ」を皆でビデオ鑑賞するという形で行いました。現在にまで続く寮歌、主題でもある『都ぞ弥生』に対する思い、改めて寮歌があったからこそ、今回の場もあるわけで、改めて寮歌への思いを新たにすることができました。
ビデオの最後には、都ぞ弥生の音声と歌詞が画面に流れます。皆それぞれが自然発生的に口ずさみ、歌い始めたことには感動以外にありません、よい経験でした。この情勢下、寮歌が自由に歌えない状況がいかに苦しいか、寂しいか、『withコロナ』だからこそ、改めて寮での三密で触れ合っていた日常が大切だったのか、いかに今の状況が苦しい時代であるかを再認識した次第でした。
■ 第2部 懇親、寮歌祭
園山俊浩先輩(S45)より、乾杯のご挨拶、北部九州からご参加いただいた幹事団を代表して押場昭人さん(S61)からご挨拶をもらい宴は始まりました。途中、皆さまよりお持ちより頂いた、名物デコポン、各地の銘酒などに感謝しつつ会は進行してゆきました。酔いに任せて寮歌をかけてよいものなのか迷いつつも、しっかり換気だけは行わせていただきました。
結果いつもの通り全く終わりが見えない状態、宿からもそろそろ部屋に戻って欲しいとの事だったので、そのまま若手の寝部屋にて2次会スタート、換気と三密を十分認識しつつ寮歌を歌うことはありませんでしたが、逆に尽きない話で夜は更けてゆきました。
翌日は、桜島をバックにホテル前で記念撮影、最後に、錦江湾を眺めるホテルの広場に移動、『都を弥生』を歌い、今回の会は散会となりました。
今回は三回ほど寮歌を皆で歌いましたが、その三回ともすべて『都ぞ弥生』であり、今思えばほかにも寮歌があったのにな・・・と思った次第です。
来年は、この状況が真逆になること、良い年になることを桜島の噴煙にお願いしました。
<出席者(敬称略)>
安藤俊春(S45横浜)、藤井康身(S45草津)、園山俊浩(S45鹿児島)、大見正治(S46熊本)、 鶴田和弘 (S49鹿児島)、宮田喜代志(S53熊本)、渡辺克司(H3院青森)、井上英樹(S61福岡)、押場昭人(S61福岡)、三角公太郎(S61熊本) 以上10名
(文責;九州南恵迪会幹事 三角公太郎(S61入寮))
以下、写真集です。
以上
令和2年 九州北恵迪望年会の開催報告
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先日(12月11日(土))、「大名つつじ庵」にて九州北恵迪望年会を行いました。
コロナ第三波の真っただ中、参加者は7名。ただ急遽、最高齢の松尾先輩(S38)が参加をしていただきました。7名中5名が水産出身者という濃い会になりました。
九州北については、今回からメンバーを絞っての案内という形をとることにしました。70名近い名簿を本部から預かっておりますが、2018年春の第1回交流会以降、今回まで6回の会合案内をさせていただきましたところ、全くお返事がない方については幹事として案内をしないことにいたしました。
逆にこの間、本部の名簿以外でもこんな人がいるとの情報で出会った先輩は恵迪寮以外でもこの会に来ていただき、連絡リストに加えております。
今回から30名に絞り案内を差し上げましたところ、お返事をいただいた先輩が22名でした。いずれもコロナ禍では無理という苦悩のお返事でありました。
定刻に全員そろい、幹事の横田氏(S55)の司会で会は始まりました。しばし歓談の後、近況報告。特に、三角氏(S61)が語った南九州寮歌祭の報告について紹介します(詳しくは南九州からの報告を参照…後日、掲載予定)。
去る11月21日(土)~22日(日)、鹿児島は桜島にて、泊をともなって行われました。開識社では新日本紀行で1975年に放映された第33巻「都ぞ弥生~北海道~北大恵迪寮」と2013年に都ぞ弥生の誕生100周年を記念して、北海道放送が寮歌の制作について描いたドキュメンタリードラマ「清き國ぞとあこがれぬ」を放映しました。次の日は海を隔てた鹿児島の街をみながら都ぞ弥生を5番まで歌いました。
また、横田氏より11月23日(月、祝日)佐賀で行われたイベントについて報告がありました。新聞で紹介された記事(恵迪寮同窓会HPにも掲載)のコピーを会場で配布され、「北大同窓会佐賀県支部主催イベント」の内容について、紹介がありました。
なかなか飲む機会が少ない美味しい日本酒をどんどん注文し、竹のおちょこでみなさんぐいぐい飲まれておりました。
21時ごろ、追加のお酒の注文が底をついたころあいにて、会をお開きと致しました。
令和2年12月吉日
【文責】九州北恵迪会幹事 押場 昭人(S61)
次回は3月久留米にて、恒例となりました「花見の会」を行う予定でおります。
今後ともよろしくお願い致します。
以上
【重要告知】「2020年恵迪寮同窓会西日本大会・大寮歌祭の中止と2021年に延期する」ことについて(西日本恵迪寮同窓会主管行事)
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西日本恵迪寮同窓生の皆様
および全国の恵迪寮同窓生の皆様へ
2020年は「西日本恵迪寮同窓会」が「総会・開識社・大寮歌祭」を担当する番です。
この行事は、北海道恵迪寮同窓会、東日本恵迪寮同窓会、そして西日本恵迪寮同窓会の3つの地域恵迪寮同窓会が輪番で主管する一般社団法人恵迪寮同窓会においても極めて重要な事業です。
今年は来たる9月5日(土)に開催を予定し、粛々と準備を進めておりましたが、コロナウイルス感染問題が深刻な状況になっていて、国挙げての「緊急事態宣言も延期」となりました。また、この問題は長期に亘り予断を許さない状況が続くことが予測されます。
かかる状況下、5月度の西日本恵迪寮同窓会の役員会に諮り、本行事について「2020年の中止を決定」しました。
さらに本部(=一般社団法人恵迪寮同窓会)とも相談させていただき、 「2021年に延期」することにしました。
このような中、来年皆さんとお会いできることを念じ、この度の中止・延期についての事情をご理解いただきたく存じます。
発信者;2020年5月12日 西日本恵迪寮同窓会 会長 植松高志
2020年 九州北恵迪会《観桜会》 開催報告(※注)
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(※注)開催名について、元々「観桜会」は計画していませんでしたが、ご案内の段階で《観桜会》と称していたことから、それを踏襲しました。
令和2年4月に入った直後から、世相はガラリと変わってしまい、各種の集会は、計画や実施に様々な制限を受けるようになりました。
上記を鑑みるに、「集会を実施したことを報告する」ということ自体を危惧する声も、少数ながら参加者から上がっておりました。
しかし開催後2週間が経過しても参加者は無事である故、「過日開催したことを今報告しても、もう誰にもご迷惑はかからないであろう」との判断に至りましたので、遅ればせながら開催を報告いたします。
去る2020年3月28日(土)、久留米にて13名の参加で開催しました(写真1)。
九州南恵迪会からの4名、プラスαの応援参加を頂きまして、楽しい一時を過ごしました。
参加者(敬称略)は以下の通り。
№ 入寮 氏名 住所 学部等
1 S39 鈴木 北九州市 農
2 S48 明官 久留米市 法
3 S52 福本 福岡県 水
4 S55 横田 大分市 水
5 S61 井上 福岡市 水
6 S61 押場 福津市 水
7 H09 森 福岡市 法
8 S45 園山 鹿児島県 農(九州南)
9 S53 宮田 熊本市 農(九州南)
10 S61 三角 熊本市 水(九州南)
11 S63 佐藤 鹿児島県 工(九州南)
12 S58 佐川 埼玉県 法 来賓(講演会講師)
13 S51 野呂 兵庫県 水 来賓(西日本恵迪寮同窓会会計監査)
【特別企画】
■佐川光晴氏講演会:於ブリジストンクラブ特別室(写真2~7)
関東在住の同窓生で、様々な文学賞受賞の小説家であられる、佐川光晴氏(S58_法)に、約1時間のご講演を頂きました。
演題「ずっと恵迪寮のことを考えている」
【一次会】
於:(昨年同様)JR久留米駅前の居酒屋「花一」
■明官先輩の司会で14:00ちょっと過ぎに開宴(写真8~9)。
■席決め1番クジの鈴木先輩スタートで、近況報告が続く(写真10-1~13まで)。
■佐川氏よりサイン入り著書を、参加者全員(+花一の慶子ママ)にプレゼント頂きました。
■今年も、ベルたれとジンギスカンが登場⇒(写真11~13)
■「都ぞ弥生」を五番まで熱唱(写真14)。
今回の集まりも、あっという間に時間が経過した感じがしました。
【二次会】
有志で別会場に移動・・・
追伸
恵迪OBの心意気を見せるため、恵迪寮の大改修に力を貸してほしい!
西日本恵迪寮同窓会からの来賓(今回2020年は野呂先輩)からアナウンスがありました。今年も、恵迪寮同窓会本体&北大広報課から当・九州北ブロック宛て、パンフレット類が郵送されました(写真16)ので、皆でパンフ類に目を通しました。
桜は咲いており、公園での花見は自粛しましたが、楽しい1日を過ごすことができました。
又、集まれる日が巡ってくることを願っております。
(文責:九州北恵迪会幹事 横田喜一郎)
《西日本恵迪寮同窓会幹事長の岩井隆郎さんから九州北恵迪会幹事横田さん宛てのメッセージ》
横田様
お世話になります。西日本の岩井です。
開催報告をありがとうございました。
あっという間に世界が変わり、観桜会がどうなったのか心配しておりましたが、無事に盛大に開かれたご様子、安心しました。
開催にはギリギリの時期でしたね。
来年は桜の下で盛大に開かれますよう、心から祈念しています。
九州北のお世話、いつもありがとうございます。
西日本恵迪寮同窓会幹事長の岩井隆郎より
以上
2019年 南九州寮歌祭の開催報告
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さる10月26日(土)南九州寮歌寮を、宮崎市内を流れる大淀川河畔「おやど金住」にて開催しました。
■ 第1部 総会、開識社
最初に校歌「永遠の幸」斉唱、幹事代表梁井道雄様(S43)から歓迎のあいさつ、続いて西日本恵迪寮同窓会事務局長・薮内晴弘様(S48)にご挨拶をいただき、会は無事進みだしました。
今回、開識社と銘打ち宮崎在住の匹田巌様(S16年入寮・農学部農学科卒)に「人生と恵迪寮」というテーマでお話をいただきました。
ご家族が満州に入植、牧場を経営されるなか、隣町に赴任していた北大卒の技官と、ご尊父に親交があった伝手で北大予科に入学なさった経緯。
当時の恵迪寮、北大キャンパス、農場の景色、時代の流れ、戦争の足音と学徒動員。特攻隊の通信士として配属 寮の同期は戦闘機で終戦直前に特攻した事実。
恵迪寮の売店に戦時中でも並ぶバターやミルクの話にほっこりしつつ、復学後の食糧難時代、満州引上家族との生活再建など
時代に翻弄され、時代に上書きされてしまった壮絶な恵迪時代に胸が熱くなりつつ、我々も考えなけてばいけないものが確かにあることを感じました。
講演では、ご自身からの要望で、マイクと椅子を用意するものの、座ることなくホワイトボードとマイクなしでお話をいただき、96歳とのお年を伺い改めて驚いた次第でした。
■ 第2部 懇親、寮歌祭
改めて宮田喜代志(S53)幹事長より歓迎、乾杯のあいさつ、北部九州からご参加いただいた幹事団を代表して明官秀隆様(S48)からご挨拶いただき宴は始まりました。
お宿のおすすめ、海鮮炭焼きが用意されるも、みな話に花が咲き、炭化していく料理を残念に思いつつ話は尽きません。
ここで今回ご参集いただいた皆様に一言自己紹介をお願いしました。
宴たけなわでのタイミングだったのか全く終わりが見えない状態、宿からもそろそろ部屋に戻って欲しいとの事だったので、そのまま若手の寝部屋にて2次会スタート、ストームこそ周囲に気遣いできませんでしたが、水産放浪歌、都ぞ弥生など寮歌を奏でつつ尽きない話で夜は更けてゆきました。
翌日は、ホテル前で記念撮影、来年100歳を迎える「瓔珞みがく」を歌い、今回の会は散会となりました。
<出席者(敬称略)>
匹田巌(S16宮崎)、植村敬一(S38宮崎)、梁井道雄(S43熊本)、園山俊浩(S45鹿児島)、大見正治(S46熊本)、 藪内晴弘 (S48京都)、明官秀隆(S48福岡)、宮田喜代志(S53熊本)、横田喜一郎(S55大分)、井上英樹(S61福岡)、押場昭人(S61福岡)、三角公太郎(S61熊本) 以上12名
(文責;三角公太郎(S61入寮))
以上