行事予定

第3回中国地区恵迪会・寮歌祭を開催します~「酒、歌、煙草、また女」を一緒に歌いませんか~
5月 25日 @ 12:00 PM - 3:00 PM
今回はS29年入寮の荒木武夫氏から、在寮当時よく歌った「酒、歌、煙草、また女」をともに歌いたいという声が上がっておりますので、年代の近いS27~S37年入寮の皆さんに別途ご参加願いたい旨のご連絡をしました。
それはそれとして多くの皆様のご参加をお待ちしていますので、よろしくご検討をお願いいたします。
■1. 日時:2025年5月25日(日)12時~15時
■2. 場所:ピュアリティまきび(公立学校共済組合岡山宿泊所)
岡山市北区下石井2-6-41 TEL)086-232-0511
JR岡山駅より南へ市役所通りを約700m徒歩10分
■3. 会費:8,500円程度
■4. 参加方法:入寮年・氏名を常任幹事の長尾博宛てメールにてご連絡下さい。hngo5610@go8.enjoy.ne.jp
■5. S29入寮 荒木武夫氏の呼びかけ
私は、S29年に入寮した荒木武夫(倉敷市在住)です。
この度、岡山市で第3回中国地区恵迪会・寮歌祭が開催されると聞き、初めて参加し、入寮当時、私が恵迪寮に伝えた「酒、歌、煙草、また女」の歌を紹介することにしています。
この歌は、私が恵迪寮を離れた以降に、寮生の間で大流行し愛唱されたと聞いていますが、この事を知ったのは、私が伝えてから55年も経過した平成17年のことです。したがって、私は寮生の方々と一緒に歌ったことがありません。
(会誌「恵迪」第9号 p40~p54 でも紹介しています。97e823914572adff3b709809260a066e.pdf)
S27年~S37年に入寮の方々の中には、この歌を覚えておられる方も多いと思われます。この際、今回の寮歌祭に参加していただき、一緒に合唱させていただきたいと熱望しています。
この歌は、佐藤春夫が作詞した「酒、歌、煙草、また女」に私の高校時代の友人2人が作曲・編曲した歌を私が合成編曲したうえで、S29年に恵迪寮に伝えたもので、寮内で大流行させてくれたのは、S30年入寮で私と同室だった酒井誠一郎氏です。
先年、同氏をはじめ、S31年入寮の前島一淑氏と川原幸則氏などのご尽力により、最終的には「北大恵迪寮青春の歌 【酒、歌、煙草、また女】」としてCD化されました。 (皆さんの中には購入された方も多いと思っています。)
今回の寮歌祭で、お好きな寮歌を歌うとともに「酒、歌、煙草、また女」の歌も私と一緒に合唱していただき、青春時代を蘇えらせようではありませんか。
最後になりますが、この歌が、昭和60年頃から歌われなくなったと聞いていますが、何年頃かは正確にわかっていません。自分の頃は歌われていた、いなかったなどの情報を別途西日本恵迪寮同窓会から発信されているメールに返信いただけるとありがたいです。
今回の寮歌祭参加者には、写真集「北海道大学 夢風景 北大生の見た1950年代の札幌の原風景」が、著者である川原幸則氏のご厚意によりプレゼントされます。私の学生時代の頃の写真が多数掲載されており、私も期待しているところです。
では、第3回中国地区恵迪会・寮歌祭でお会いするのを楽しみにしています。
幹事:西日本恵迪寮同窓会・常任幹事 長尾博(S51入寮)
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酒、歌、煙草、また女
—-三田の学生時代を唄へる歌 佐藤春夫
ヴィッカスホールの玄関に
咲きまつはつた凌霄花(りょうせうくわ)
感傷的でよかつたが
今も枯れずに残れりや
秋はさやかに晴れわたる
品川湾の海のはて
自分自身は木柵(もくさく)に
よりかかりつつ眺めたが
ひともと銀杏(いてふ)葉は枯れて
庭を埋めて散りしけば
冬の試験も近づきぬ
一句も解けずフランス語
若き二十(はたち)のころなれや
三年(みとせ)がほどはかよひしも
酒、歌、煙草、また女
外(ほか)に学びしこともなし
孤蝶(こてふ)、秋骨(しうこつ)、はた薫(かをる)
荷風(かふう)が顔を見ることが
やがて我等をはげまして
よき教へともなりしのみ
我等を指してなげきたる 人を後目(しりめ)に見おろして
新しき世の星なりと おもひ驕(おご)れるわれなりき
若き二十(はたち)は夢にして
四十路(よそじ)に近く身はなりぬ
人問ふままにこたへつつ
三田の時代を慕ふかな
以上