サイドメニュー

厳冬、寒冷の中 寮歌と美味し酒に酔う  恵迪寮同窓会 新年寮歌歌始めの会 1月25日

[北海道支部からのお知らせ]

恵迪寮同窓会の新年歌始めの会が1月25日(土)、札幌市中央区の氷雪の門で開かれ、10代の現寮生から傘寿を超える予科生まで約100人が寮歌と美味し酒に酔いしれた。

歌会始めには、旧制予科の北澤馨君(S17入寮)や安井勉君(S18年入寮)を始め、来賓として山口佳三総長、応援団元顧問の山元周行さん、さらに北大水産学部で同期生の横山清会長夫人の久子さんも紅一点で参加された。

第一部の北海道支部総会では八重樫幸一君(S41年)が提案した平成25年の支部活動・決算・監査報告と、同26年の活動方針・活動計画を満場一致で承認。また佐藤市雄君から監査報告がされた。この後、内藤春彦支部長(S40年)の開会の辞で第2部に入り、横山会長の年頭挨拶に続き、山口総長の祝辞。さらに大谷文昭君(S43年)の発声で「都ぞ弥生」を斉唱、来賓者と同窓会役員ら8人による威勢の良い鏡開きの後、三上隆理事・副学長の乾杯で開宴した。

寮歌の一番手は昭和30年までの先輩らによる「タンネの氷柱」と「時潮の波の」。 この後、入寮年代ごとや有志が次々に登壇し、名寮歌が百花繚乱。OBらの放歌高唱が続く中、新々寮30周年記念寮歌「北凕の我らぞ」の作詞・作曲者が現寮生とともにステージに上り、斬新なメロディーの寮歌を披露した。

また、昨春の就任以来、初めて参加した山口総長も、出身大学である京都大(第三高等学校)の「逍遥の歌」(紅萌ゆる)や「琵琶湖周航の歌」などを懐かしげに歌い上げ、まさに寮歌の競演といった様相だった。
寮歌のフィナーレは、恒例の「別離の歌」だが、歌い疲れもなんのその北大名物の「ストームの歌」も飛び出し、この夜の外気は氷点下7度以下という猛烈寒波を吹き飛ばすかのように熱く熱く燃え上がっていた。
(北海道支部広報幹事 大隈昭二)


来賓、同窓会役員による威勢のよい鏡開き


北大卒の横山会長の久子夫人も恵迪寮同窓会の仲間と寮歌高唱


母校の京都大(旧制三高)寮歌を懐かしげに歌う山口総長


新々寮30周年記念寮歌を披露する現役寮生


宴の最後は次回の再会を期し肩組み合って歌う「別離の歌」