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箱山昴汰君(H24入寮、北大医学部4年)の講演会に参加しました

[サロン]

講演会は、11月26日(土)の夕刻、北大近くのCafe&Bar ROGA(ロガ)で開催されました。参加者は男性6名、女性4名計10名でアット・ホームな講演会でした。。主催者の一人である波多腰純也(はたこし・じゅうや、H25入寮)君から参加の呼びかけがあったので、恵迪OBとして会誌「恵迪」の編集長である大隈昭二さん(S40入寮)と私・八重樫の2人が、本講演会に参加しました。

講演会に参加したのは、今回の講演者である箱山昴汰君に来年の夏に発行予定の会誌「恵迪」第17号に、「妊婦の姿で世界一周(仮題)」というテーマで投稿していただくことになっていたからです。

箱山君は、「母子保健の重要性を広める」をテーマに、2015年2月から2016年5月までの468日間をかけて世界一周をし、帰国後は日本一周もし、先月札幌に帰ってきたとのことです。世界一周では「妊婦体験ジャケット」を携え、43か国を回り、1000人以上の男性に妊婦体験の機会を提供しました。

男性が、重さ10kgほどの妊婦体験ジャケットを身につけて、妊婦体験をするということにやや違和感を感じていましたが、箱山君の話を聞いて納得しました。

今の日本では、女性が妊娠・出産で死亡することは極めて稀なことですが、東南アジア、南アジア、西アジア、アフリカ、南アメリカ等では、まだまだ多くの女性が妊娠・出産で命を落としているという現実があり、男性にも妊娠体験を通して「命」の大切さを理解してもらうことが旅の目的だったのでした。

アルバイトでためたお金での旅だったので、野宿やヒッチハイクを取り入れ、かつ南京虫との戦いをしながらの旅だったそうです。

箱山君の夢は、医師として国際的な保健・医療の仕事に携わることだそうです。彼は母子家庭で育ったそうですが、お母さんの愛情をいっぱい受けながら育ち、それが女性に対する優しさにつながったとも言っていました。ちなみに弟さんも、現在恵迪寮に入寮中です。

3年ほど前に訪問したアフリカの国で、そこの若者に「都ぞ弥生」を教えたそうです。今回もその国に行ったら、彼らは「都ぞ弥生」を覚えていて歌ってくれたとのことです。箱山君もびっくりしたと話していました。

講演後には歓談を行ない、参加者からは「旅や活動への凄まじいエネルギーを感じた」、「珍しい医学生に出会えた」等の感想や「海外で事件に巻き込まれないためにする事」、「女性1人で世界を旅するときの注意点」等の質問も出ました。

私は、この講演会で箱山君の肉体的・精神的な強靭さを感じ取ることができ、彼には「無限の可能性」が秘められているように思いました。

(注)なお、本講演会を企画したのは「北海道青年国際交流機構(北海道IYEO)」で、波多腰純也君はそこの副会長をしています。

講演を始めます(箱山昴汰君)

講演を始めます(箱山昴汰君)

スタート画面

スタート画面

開会の挨拶をする波多腰純也君

開会の挨拶をする波多腰純也君

講演中の箱山昴汰君

講演中の箱山昴汰君

参加者と質疑応答する箱山昴汰君(左奥)

参加者と質疑応答する箱山昴汰君(左奥)

 

奥に鎮座する大隈昭二君

奥に鎮座する大隈昭二君

 

参加者①

参加者①

 

参加者②

参加者②

 

参加者③

参加者③

 

以上