登別温泉のダウンタウンヒーローズ♪
[サロン]
『突然、湯殿の戸がガラリと開かれて、
女の裸体が私の眼前に姿を現した。
あの比較的若い芸妓である。
(中略)
私の部屋、知っているでしょう。
この風呂場を出た廊下の突き当たり。
一番奥の部屋・・・。
私ひとりだから
先に上がって、待ってぇ。』
(恵迪 創刊号 P159より)
大学2年の年末、
心の空白を埋める方法もないまま、
無為に時間を過ごしていた哲夫青年は
ハワイアンバンドのメンバーに潜り込み
年の瀬の登別温泉に乗り込んだ。
そしてある日
ひとりで温泉につかっていると、、、
昭和32年入寮 千秋哲夫氏
渾身の実録、登別温泉レポート♪
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