平成30年9月23日現在の旧恵迪寮舎の状況
[サロン]
9月初旬の台風及び胆振東部地震による開拓の村の被災状況が報道されてくるにつれ、旧恵迪寮舎の状況が気になり、晴天も手伝い、開拓の村に確認に行ってきた。
ただし、わが目視による概況の把握であり、専門的な視点ではない。
(1)開拓の歴史村・食堂から旧恵迪寮舎へ向かう道路の右側の林(旧恵迪寮舎側)では、多くの樹木が強風により倒されている(写真①、②)。
(2)寮舎玄関へむかう食堂側の小道は倒木により閉鎖状態(写真③)。
(3)正面、玄関前の小道を風倒木の大きな根株を横目に通り、寮舎の雄姿をまず確認し安堵する(写真④、⑤、⑥)。
(4)寮舎への倒木の寄りかかり・影響はなし。寮舎中庭側のポプラは小枝を多少落とした程度で雄々しく聳ゆる。記念植樹・エルムも無事(写真⑦)。
(5)屋根の瓦も整然と列をなし輝き、落下、吹き飛びの形跡なし(写真⑧、⑨)。
寮舎を囲む林、特に道路側の林により強風を遮られ、幸い被災を受けなかったか。
寮舎の外周、基礎とも地震によるダメージは受けていない模様。
(6)寮舎内の構造も同様と見受けられる。
設備・備品も整然といつものとおり展示されている(写真⑩)。ただし、開拓の歴史村の方々がもとに戻してくれたのかは不明。
(7)ただ、内部の白壁には処々に新しい亀裂・ヒビが見受けられる(写真⑪、⑫)。胆振東部地震によるものかどうかは不明。
平成30年9月23日
恵迪寮同窓会文化常任委員会委員長 野本 健(S47)