「都ぞ弥生」百年記念祭 ~北大の至宝 永遠に歌い継ごう~
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恵迪寮歌「都ぞ弥生」百年記念祭が6月9日、初夏の爽やかな気候の中、北大クラーク会館講堂、中央ローン、京王プラザホテルで開かれ、延べ1000人の参加者が名寮歌の百歳を祝った。
クラーク会館講堂の記念式典で横山清同窓会長は「北大の貴重な宝である『都ぞ弥生』をこれからも歌い継いでいこう」と力強くあいさつ。
百年祭の名誉会長の佐伯浩総長や齋藤和雄北大連合同窓会副会長の祝辞に続き、外遊中のノーベル賞受賞者・鈴木章先生からのビデオメッセージも披露された。続いてヴァイオリンとピアノによる記念コンサートや、作家・佐川光晴君の記念講演が行われ、名演奏や熱血講演に満員の館内から大きな拍手が沸いた。
「都ぞ弥生」もインターナショナル
学内イベントの最後は、中央ローンに約600人が集まって「都ぞ弥生」の大合唱。新しい試みとして同窓会の有志や留学生によるドイツ語・中国語・韓国語・スワヒリ語で「都ぞ弥生」を歌い上げ、参加者の関心を集めていた。
熱狂、感動の渦 大寮歌祭
第2部は京王プラザホテルで大寮歌祭。海外(フランス)をはじめ全国から350人を超える仲間で会場は熱気にあふれ足の踏み場もないほど。最高齢の宍戸昌夫さん(96)や、作詞者・横山芳介君の子女が紹介された後、第二部の寮歌高唱。何十年ぶりの再会を喜ぶ光景があちこちで見られる中、入寮年次や学部別、友情参加の小樽商大OB、現寮生らが次々に登壇し、思い思いのスタイルで高歌放吟しステージは最高潮。
「都ぞ弥生」の1番から5番まで歌った後、足下が危なっかしい「ストームの歌」と続き、締めの「別離の歌」で大団円となった。
正午過ぎの記念式典から、歌いまくり、語り続けて約8時間。
参加者全員、世代を超えて集い会える不朽の寮歌「都ぞ弥生」に感謝しつつ会場を後にした。
(本部常任幹事・大隈昭二)