恵迪寮歌にちなんだ歌碑の紹介(2)

[北大構内・二代目「都ぞ弥生」歌碑]

恵迪の杜の一角に建つ、改修後の第二代歌碑
 恵迪の杜の一角に建つ、改修後の第二代歌碑

 昭和6年、キャンパス北部の北17条に新設され、昭和の荒波を生き抜いてきた二代目恵迪寮(新寮)は、老朽化が著しく昭和58年に閉寮された。新たに鉄筋コンクリート製の第三代恵迪寮舎(新々寮)が西方の下手稲通りに新築され、同時に周辺の陸上競技場、野球場などの整備拡張工事に伴い、恵迪寮に続く道路は舗装化された。「恵迪の杜」と名付けられた原始林内にひっそりとたたずんでいた初代歌碑は、道路工事の盛土や整地によって歌碑の台座が埋没したり、長年の大気汚染で歌碑面が腐食し、碑文の判読も困難な状態になっていた。

 これを憂えた恵迪寮同窓会有志、中でも寮生として歌碑の募金に奔走した横山代表幹事(現・会長)や歌碑特集を収録した「恵迪復刊4号」を編集した高井宗宏副代表幹事(現・顧問)らが「恵迪百年の記念事業として後世に残る歌碑を建てよう」と提案し、全国に散らばる1000名に近い恵迪OB、北大関係者から浄財が寄せられた。

 二代目歌碑は、初代の下に日高産安山岩の台座を新設し、白御影石の初代碑本体を磨き上げて乗せ、腐食した初代碑面の代わりに傷や汚れに強いアクリル製の碑文をはめ込んで仕上げた。

歌碑の除幕式、左側は佐伯総長(左端)、および横山・赤木両家の家族ら、右側は現恵迪寮執行委員長と中瀬名誉会長・横山会長ら同窓会役員
歌碑の除幕式、左側は佐伯総長(左端)、および横山・赤木両家の家族ら、右側は現恵迪寮執行委員長と中瀬名誉会長・横山会長ら同窓会役員

初代歌碑の建立からちょうど半世紀経ち、併せて恵迪命名百年祭を開催した平成19年9月、横山家・赤木家の子孫を招き、当時の中瀬篤信同窓会長や佐伯浩総長ら学内外から多数のOBが参集する中、盛大に除幕式が行われた。

修復歌碑由緒面
修復歌碑由緒面
修復歌碑歌詞面
修復歌碑歌詞面